貴方は、水道水に「ストロンチウム」や「バリウム」が大量に含まれていることを知っていましたか?
バリウムは、頭がバカになりますぞ!!
ストロンチウムは原子番号38の元素で、元素記号は Sr である。軟らかく銀白色のアルカリ土類金属で、化学反応性が高い。空気にさらされると、表面が黄味を帯びてくる。天然には天青石やストロンチアン石などの鉱物中に存在する。放射性同位体のストロンチウム90 (90Sr) は放射性降下物に含まれ、その半減期は28.90年である。
バリウム(英: barium [ˈbɛəriəm])は、原子番号 56 の元素。元素記号は Ba。アルカリ土類金属のひとつで、単体では銀白色の軟らかい金属。他のアルカリ土類金属元素と類似した性質を示すが、カルシウムやストロンチウムと比べ反応性は高い。化学的性質としては+2価の希土類イオンとも類似した性質を示す。アルカリ土類金属としては密度が大きく重いため、ギリシャ語で「重い」を意味する βαρύς (barys) にちなんで命名された。ただし、金属バリウムの比重は約3.5であるため軽金属に分類される。地殻における存在量は豊富であり、重晶石(硫酸バリウム)などの鉱石として産出する。確認埋蔵量の48.6%を中国が占めており、生産量も50%以上が中国によるものである。バリウムの最大の用途は油井やガス井を採掘するための掘穿泥水における加重剤であり、重晶石を砕いたバライト粉が利用される。
バリウム塩には毒性があり、摂取するとカリウムチャネルをバリウムイオンが阻害することによって神経系への影響が生じる。そのためバリウム塩(バリウム化合物)は毒物及び劇物取締法(指定令)において劇物に指定されている(金属のバリウム指定されていない、硫酸バリウムなど指定されない物質もある)。
水道水の安全性より
水道水は、水質基準が厳しく設けられており、51項目の基準をクリアしなくてはなりません。
水道法第4条に基づく水質基準は、水質基準に関する省令(平成15年5月30日厚生労働省令第101号)により、定められています。
基準値を詳しく知りたい方は厚生労働省の水質基準項目と基準値(51項目)をご覧ください。
この基準は項目が多く厳しい基準値となっていますので、水道水を飲んでも問題ありません。
また水道水を管理する事業者は厚生労働大臣の認可が必要です。
原則として経営は各市町村が行うものとなっており、水道法によって水質検査を行う義務が課せられています。
国の認可が必要なため、統制のとれた組織になっているんですね。
各水道局の扱う水質は異なるので行っている施策は異なりますが、あなたに安全でおいしい水を届けようとしてくれています。
そして水道水は必ず塩素によって、感染症の原因である病原微生物の消毒をしています。
蛇口からでる水については、水道法第22法に基づく水道法施行規則(厚生労働省令)第17条3号によって残留塩素を0.1mg/L以上保持するように定められています。
しかし多く残留していると味やにおいに影響がでるため上限1mg/Lに抑えるよう水質管理目標値もあります。
多くの水道局で行われている「おいしい水プロジェクト」では、この残留塩素に上限を0.4mg/Lを目標としています。検査結果をWebなどで公表しています。
また日本では浄水処理も発展しているため放射性物質の除去も行われています。
こうした取り組みがあり日本の水道水から安全な水があなたの元に届いています。
東京都水道局は「飲み比べキャンペーン」という、蛇口から汲んできた水道水と市販のミネラルウォーターを紙コップにいれ、5万人を超える一般都民の協力を得て、どちらがおいしいか飲み比べていただく実験を行っています。
水道水と知らないまま飲んだ場合、ミネラルウォーターとも劣らない味になってきていることもわかっています。
参加者 | 水道水のほうがおいしい | ミネラルウォーターのほうがおいしい |
---|---|---|
55,794人 | 26,864人 | 28,930人 |
実施期間:平成25年4~11月(のべ134回実施)
実施方法:
- 都内の該当にて無作為に参加
- 水道水は水道局庁舎の蛇口等から採水
- 両者とも10~15℃に温度管理
1-2. 水道水の危険性
確かに水道水は安全ですが危険も多く含んでいます。
平成25年度の水道普及率は97.5%となり、多くの給水管が使われています。
この給水管が水道水の危険性のひとつの要因です。
1980年代後半まで鉛製の給水管が使用されていました。
この鉛製給水管から水道水に溶け出し、水が汚染されてしまっています。
平成15年4月には水質基準で0.01mg/Lが定められていますが、いまだ7,530kmを超える膨大な鉛製給水管が残存していると厚生労働省が発表しています。(平成21年度の水道統計)
また鉛製の給水管でなくとも管が、法定耐用年数40年を超過しているものも使われています。
そのため腐食性土壌に起因する漏水事故が起きているなど水道管の耐震化率は低くなっています。
この実態を見たことはありますか?
古くから使用している水道管に赤さびが発生していることをあらわしています。消毒後にこの水道管を通るわけですから、蛇口から出る水道水は果たして安全なのか疑問が残るところです。
国としても大規模震災への懸念などもあり、早急な対応を求められているが膨大な費用がかかり有能な人材が定年を迎えるなどなかなか進まないのが現状となっております。
水道施設整備費の平成28年度予算を前年比103%の確保をし、水道管路緊急改善事業を創設しています。
またマンションなどで給水タンクを使用している場合は、気をつけてください。
給水タンクの管理は国ではなく検査や清掃を厚生労働大臣に認可をもらっている事業者が点検するものとなっています。
水道水は、水質基準を多く設けていますが、カルキ(塩素)は人間にとって有害な物質であることに変わりはありません。
また塩素消毒をする際に発生するトリハロメタンは発がん性物質です。
では、水道水の危険物質とはなにか。それは、雑菌を殺すために使用している塩素によって発生するトリハロメタンです。
トリハロメタンは、中枢神経、肝臓、腎臓などの臓器に多大な悪影響を与えるだけでなく、アトピー性皮膚炎やイライラなどの精神疾患の原因になる可能性が指摘されています。トリハロメタンの一種であるクロロホルムは麻酔薬として使われている物質です。
肌や髪にダメージを与えることもありますし、25℃以上の水温でカルキ(塩素)は気体となります。
夏場や朝一の水道水があったかくなっていることもありますので、少し出したまま冷たくなるまで待ちましょう。
2. 飲料水として優れているものはどれ?
最近は水道水を飲まずミネラルウォーターを購入し飲料水としている方が多くなっています。
実際、飲料水として優れているのはどの水なのでしょうか。安心・安全、味、栄養素、費用にわけて紹介します。
これがいいと言い切るには、それぞれメリット・デメリットがあります。
あなたが飲んで安心でき、飲み続けられるものにしましょう。
2-1. 水道水
いつでも蛇口をひねると出てくる一番身近な水です。飲料水としてどうなんでしょう。
- 安心・安全
水質基準が51項目あり厳しい基準をクリアしていることが前提
塩素を使い消毒が行われている
水道管の経年劣化や塩素消毒による発ガン物質の発生がある
- 味
塩素消毒による特有の臭いと味がする
- 栄養素
ナトリウム、カルシウム、マグネシウムは含まれています。
採水地によって数値は異なります。
- 費用
水道代は基本料金(メーター設置費や料金徴収経費など)と従量料金(薬品や動力費など)の2種類が月々に徴収されています。
また従量料金は水道事業体ごとに異なるため、お住まいの地域によります。
しかし基本的に水道局の「節水を心がけて欲しい」という意向のもと、使用量が増えると水道代は高くなる仕組みになっています。
- 方法
- 沸騰させる
一番有名な方法ですね。あなたはどのくらい沸騰させていますか?
カルキ(塩素)を抜くためには約40分間、沸騰し続けるが必要といわれています。ミネラルなどの栄養素も抜けてしまいます。
沸騰してすぐ飲料水にしている方は気をつけてください。
沸騰直後の水道水はトリハロメタンが多く発生している状態となります。
この方法はオススメできません。
以上
クリックして応援を宜しくお願いします!!