第2章 幽体離脱、体外離脱、明晰夢などについて
1.幽体離脱
奴等(レプティリアン)と弱い人類が対等以上に戦うことのできる幽体離脱とは、心霊主義の現象であり、生きている人間の肉体から、霊魂(魂や意識)が、その霊体と肉体との中間に位置する幽体(アストラル・ボディー)を伴って抜け出すことを指します。
人の体内より抜け出した非物質(もしくは、半物質)でできた「幽体」(または「霊魂」「霊体」ともいう)は、機能の仕方によっては、生霊とも呼ばれます。
霊的なものは、医学的に証明されるのは難しくて解明はされていませんが、経験者の体験談がほぼ一致するためこの存在は確実視されています。
基本的には、金縛りを経て幽体離脱をしますが、幽体離脱したときに行動できる距離は限られているケースが多く、本体から一定の距離まで離れると視界が悪くなりますが訓練により距離は大幅に伸ばすことができます。
人類は現世で生活して、夢の中でも生活しているのです。
そうです世界人類は、知らず知らずのうちに脳に秘められた特殊能力で、人類は二つの世界で生きているのです!
当然、現世では「過去」と「未来」とも同時に引きずって生きています。
「エー!」「ワー!」「ア―!」
人は、驚くと三段階で驚きますが、これは生体を防御するための言霊なのです。
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このように人は、本来、言葉によって自己を守ってきましたが、これとは別に修行を重ねて、幽体離脱をして三次元と四次元の狭間にある幽界(夢の世界)にて特殊能力を学び、学んだ特殊能力を現世に持ち帰り、奴等と闘ってきましたが、月日がたち文明の花が咲きほこりますと人類は、奴等が与えた禁断の果実(金と、女と、酒)に惑わされ堕落し奴等の奴隷と成ってしまったのです。
2.幽体の役目
幽体の主な役目は、魂を守り、肉体が滅びると魂を然るべきところに届けることですが、幽体は魂を肉体から離脱させて、幽界に導き修行させ特殊能力を学ばせることも役目の一つです。
しかし、人類は堕落により太古の記憶を失ってしまい遺伝子操作により奴等から受け継いだ能力の片鱗さえも駆使することができません!
なんとも、申し上げようもない情けない話です。
そのために大半の輝くはずの幽体は、死者の魂を包み込み霊界への壁を突破しますと、そこで消滅してしまいます。
人類は、幽体本来の力を享受することなく死を迎えているのです。
これこそが、奴等の思う壺なのです。
3.体外離脱
体外離脱とは、自分が肉体の外に出ている、あるいは自分の物理的な肉体を外から見ているという体験である。国籍・文化圏にかかわらず、このような感覚は見られ、10人に4人程度は生涯に一度は経験しています。
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体外離脱体験では、自分自身の身体が上部から見下ろす視点になり、トンネルや光といったイメージが現われることもある。
稀に体外離脱で移動したとされる地点で、第三者により目撃されたというケースがある。
体外離脱が起こるのは、危険に遭遇した時や、臨死体験をしている最中、あるいは向精神性の薬物を使っている時に起こります。
人によっては、平常時、普通の睡眠中、明晰夢の最中や、いわゆる「金縛り」が起きている時に経験したりもします。
自らの意思で、体外離脱体験をコントロールする人もいます。
体外離脱は「夢」や、明晰夢の体験と似ているが、体外離脱では夢見のような急速眼球運動は起きないので、夢見とは異なる状態にあります。
また体外離脱後には夢とは、比較にならないほど強いリアリティーを伴う世界が現れます。
体外離脱後に訪れる世界については、主観と客観の入り混じるイマジナルな世界である。
一例を挙げれば、ロバート・モンローは体外離脱中に遠方の住居にいる友人を訪れ、その室内を正確に描写することが出来たが、その友人が現実では全く言わない台詞を言った、といったケースを紹介している。
コントロール方法が、分からなければ現実と幽体離脱が混濁してしまいます!
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物理学者のマイケルタポットは、体外離脱中に知覚した対象を、現実構造に変換する知覚能力を発達させることが出来るのではないか、と推測している。
一方で臨死体験における体外離脱では、昏睡状態にある体験者が部屋や遠隔地の様子を詳細に描写できたケースも数多く報告されている。
体外離脱、あるいはそれに伴って現れる微細身体を指す名称は様々であり、日本では生霊と呼ばれています。
近代ヨーロッパでの神智学、人智学、近代西洋儀式魔術などの神秘学ではアストラル体、エーテル体、アストラル投射など様々な名称で呼ばれています。
体外離脱現象は、
エジプト文明、北米インディアンやオセアニアやヘブライの文化、ギリシア哲学、中世の錬金術、 ヒンドゥー教やイスラム教
などの文化で見られます。
ディーン・シールズの研究によると、44の非西欧文化の中で体外離脱現象が見られない文化は、わずか3つしかありません!
また、人類学者のエリカ・ブルギニオンが世界中の488の文化を調査したところ、その89%において体外離脱についての何らかの伝承が存在したという。
4.明晰夢
明晰夢(めいせきむ)とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことであり、ある意味で夢をコントロールしている。
明晰夢の経験者は、しばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っていますが、この能力こそが超人類への一歩とも言えます。
これは、脳内において思考・意識・長期記憶などに関わる前頭葉などが、海馬などと連携して、覚醒時に入力された情報を整理する前段階(夢)において、前頭葉が半覚醒状態のために起こると考えられています。
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明晰夢の内容は、見ている本人が、ある程度コントロールしたり、悪夢を自分に都合の良い内容(厳密に言えば無意識的な夢と意識的な想像の中間的な状態)に変えたり、思い描いた通りのことを(実現可能な範囲内で)覚醒時に体験したりすることが可能になるのです。
明晰夢を繰り返すことにより、人類は色々な潜在能力を顕在化することが出来ますので、明晰夢を進んでみることが、超人類への早道なのです!
5.明晰夢を見るには
明晰夢自体は、睡眠時に誰にでも起こりうる生理的現象であるが、睡眠時に常に起こるわけではありませんので、どのような条件下で夢を自覚するのかについては特定されていないため、意図的に明晰夢を見るためには、指導者について訓練するしかありません。
しかし、くり返し明晰夢を体験するための「明晰夢の見方」です。
明晰夢を見る最低限の条件として、まず「眠る」必要があり、次に「夢を自覚した段階で起きてしまわない」必要があります。
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6.金縛り
医学的には睡眠麻痺と呼ばれています。
睡眠時の全身の脱力と意識の覚醒が同時に起こった状態をいう。
不規則な生活、寝不足、過労、時差ぼけやストレスなどから起こるとされている。
自分の部屋に人が入っているのを見た、耳元で囁かれた、体を触られているといったような幻覚を伴う場合があります。
これは夢の一種であると考えられますが、奴等はこれを幽霊や心霊現象と関連づけて人類に恐怖を与える刷り込みをしています。
金縛りの起きる状態の大半が、暗い就寝中であることも刷り込みに拍車をかけています。
① 金縛りの前兆
金縛りは、いきなり起こるわけではなく、必ず前兆があります。
およそ1~3キロヘルツ(kHz)の"ジーン、ジーン"または"ザワザワー"というような幻聴と、強い圧迫感を伴う独特の不快な前駆症状の数秒後~数分後に一瞬にして全身の随意運動が不可能となります。
症状は数秒で収まるものから、30分以上に及ぶ金縛りもあります。
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また、金縛りが解けてもすぐに前駆症状が現れ、再発することも多く、睡眠の妨げになることも多い。
前駆症状に気づいた時点で金縛りを回避しようと試みても、ほとんどの場合そのまま金縛りへと移行する。
② 金縛りの種類
金縛りには、大きく分けて、閉眼型と、開眼型の二種類が存在します。
ほとんどは前者のもので、実際には閉眼しているにもかかわらず、金縛りがかかる直前の室内の風景や、普段の室内の記憶が鮮明な夢となって映し出されています。
しかし、本人が閉眼型だと認知していない場合がほとんどです。閉眼型の特徴として、霊などの幻覚が見えたりし、恐怖感を強く感じる場合が多いことが挙げられます。
体外離脱はこれに分類され、思春期の女性に多く閉眼型の金縛りを自分の意思で解除する事は、不可能です。しかし、まれに開眼した状態での金縛りも存在します。
開眼型の金縛りの特徴としては、全身の随意運動を奪われるものの、嗅覚、聴覚、視覚が鮮明であり、金縛り状態のままテレビの視聴や車窓からの風景を鮮明に見ることも出来ますから不思議です。
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③金縛りの理由はなにか
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、金縛りが起こるのはこのレム睡眠の時なのです。
レム睡眠の時に夢を見るのですが、夢を見ている時には脳は活発に活動しており、体は活動を休止しています。
レム睡眠は呼吸を休止させてしまうことがあり、強い息苦しさを感じたり、胸部に圧迫感を覚えることもあります。
そのような不条理な状態を説明するために、脳が「自分を押さえつけている人」などの幻覚・夢を作り出したりします。
縛りは、普段余り運動しない者が突然運動を行った場合などに起こりやすく特に有酸素運動は金縛りを誘発しやすくなります。
素運動をしているスポーツ選手の中には、毎日のように金縛りに掛かる者が沢山います。
移動先の宿泊地での金縛りも多くこれは、移動によって身体が疲弊しているのに対し、環境の変化などにより脳が興奮していることが影響しています。
その他、ストレスや肉体疲労が金縛りを引き起こします。
現在は金縛りの研究も進んでおり、閉眼型の金縛りは睡眠中に何度も起こすようなストレスを与えることで人工的に作り出す事も可能です。
つまり、夜更かしをすればするほど金縛りは増えていきます。
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レム睡眠時は脱力が起き、仰向け時に舌が下がり上気道を塞ぐため息苦しくなります。
横向き寝の時は起こりません!
7.霊魂
人間とは、物的身体に包まれた「霊」であるとよく定義されるが、「霊」という用語さえ正しく理解することが出来ればこの定義はまさしくその通りであると言えます。
かつての「霊」の概念においては物質とは全く縁のない最高の形而上的原理という観念的な捉え方をしており、従ってこれが物質に影響を及ぼすことは有り得ないとされていた。
そのことが哲学的に様々な行き詰まりを生ぜしめたばかりでなく、心霊現象の存在の理解を困難にし、ましてや「霊魂説」を到底受け入れ難いものにしまったのである。
実際は、人間は、元来が「霊」であって、それが身体を具えているのである。
正確に言うと、その身体と霊との橋渡しをする中間的物質をも含む複合的存在である幽体と呼ばれるものである。
多分、昔から用いられている「幽体」というのは、その中間的物質のことを指していたのであろう。
それが、正確な知識がなかった為にいつしか「霊」と同じものと見なされるようになったのです。
成長するにつれて、幽体は人間の身体は周りの物的環境と接触する為の機能を発達させていきます。
魂というのは、意識の場において「自分」と繋がっている感覚、感情、思念という形を通じて、その存在が知られていますが、その繋ぎ役をする媒体の中で最も重要なのが幽体(アストラルボディ)であり、霊視すると肉体とそっくりな形ですから腹体と呼ばれることもああります。
日常生活を営んでいる時は、幽体は肉体の中に収まっており、ほぼ同じ形体をしていて、完全に一体となっています。
従って、その存在を示す兆候としては、それが肉体から分離した時にしか分かりません!
それも様々な形をとりますが、例えば睡眠がそれであり、昏睡状態がそれであり、生者の幻影がそれであり、そして本稿の主題である幽体離脱がそれであります。
これはESP離脱と呼ばれたり、霊界旅行と呼ばれたりすることもあり、完璧な状態では立派に意識的体験となります。
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その完全に離脱した状態は他界した「霊」と全く同じ状態なのです。
事実、死んだと思われた人間が生き返って、その間の体験を思い出して語ってくれた人の話(近似死体験)と、睡眠中に離脱して体験する人の話とが内容的に全く同じなのです。
その意味で幽体離脱現象は死後存続の証拠となり、一連の事実を関連付ける重大なカギであることは明白なのです。
8.睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠とは身体は休息状態なのに、脳は覚醒に近い状態で活動している睡眠のことをレム睡眠といいます。
「カラダの眠り」と考えるとわかりやすいでしょう。こうした睡眠状態においては、顔の筋肉が軽く痙攣したり、眼球が非常に速くグルグルと回り、それは閉じたまぶたの上からも確認することができます。
この特徴的な速い眼球の動きの頭文字をとって、REM(レム)睡眠といいます。眼球が動くということは、脳が活動している証拠です。
レム睡眠時は、脳は深い休息状態に入っていないため、夢を見ることが多い。
明確な夢を見て、夢の中で何かを目で追いかけているから、眼球が動いているとも言われています。レム睡眠の最中に起こされると、夢を見ていたことをハッキリと認識できます。
ノンレム睡眠の最中にも夢を見ることがないとは言えませんが、仮に見たとしても本人が覚えていることはありません。
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ベッドに入って眠りに入ると、眠りはどんどん深いノンレム睡眠の状態に入っていきますが、1時間ほどたつ頃には、逆に眠りは少しずつ浅くなり始め、入眠から約90分後にはレム睡眠に入ります。
この最初のレム睡眠は約10分間持続します。こうしたレム睡眠は約90分周期でくり返し発生し、明け方に近づくほど長くなり、最大20分程度になります。
通常睡眠中に発生するレム睡眠の時間を合計すると、一晩に映画一本分の2時間ほどになります。レム睡眠は一夜の睡眠のうち後半部分により多く、睡眠全体に占める割合は約20%です。
このレム睡眠中に、人類は色々な能力を身に着けることが出来ます。
ただレム睡眠の間は、自律神経系の活動が非常に不安定となるため、血圧の変化が激しくなったり、心拍や呼吸は不規則かつ速くなったりします。
睡眠中に原因不明の突然死を遂げるケースがありますが、こうしたレム睡眠中の自律神経の乱れが原因となって心筋梗塞などを引き起こしたりしますので、幽体離脱は指導者の下で正しい指導を受けることをお勧めします。
ノンレム睡眠とは
比較的深い眠りの状態をノンレム睡眠といいます。細胞の新陳代謝を高めたり、免疫力を強化する眠りがノンレム睡眠の時間に行われています。
筋肉の活動は休止していませんが、脳は休息状態になります。体温は少し低くなり、呼吸や脈拍は非常に穏かになって血圧も下がります。
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大脳の活動が休息状態に入りますので、脳の眠りであるとも言えます。
いわゆるぐっすり寝ている状態ですので、多少の物音がしたり、軽くゆさぶられても目が覚めることはありません。
ノンレム睡眠の最中に強制的に起こされますと、人体はすぐに活動を開始することができません。脳の中でも最も大きい大脳が、休止状態から活動を開始するまでは多少の時間が必要で、それまではいわゆる寝ぼけた状態が続きます。
ノンレム睡眠の間も夢を見ることがありますが、レム睡眠中に見る夢ほどはっきりした内容ではなく、多くの場合本人は覚えていませんが、特殊な振動により思い出すことが出来ます。
幽体離脱の最大のネックは、レム睡眠とノンレム睡眠で見ることのできる夢を接続することにあります。
眠りに入った直後の3時間の間に深いノンレム睡眠は集中的に発生します。最初の3時間にぐっすり熟睡し、深いノンレム睡眠をしっかりとれば、起きたときに「熟睡できた」という満足感が高くなります。
面白いのは居眠りですが、居眠りはノンレム睡眠なのです。短時間でも昼寝や居眠りをすると、頭がすっきりするのはノンレム睡眠によって脳が休息できたからなのです。
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深い眠りであるノンレム睡眠を体験することができるのは、実は大脳が発達した哺乳類と鳥類だけです。
大脳が未発達の魚類、両生類、爬虫類などはノンレム睡眠がありません。
誰にでも、歩むことのできる超人類への道を貴方も歩みませんか!