カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

超超望遠レンズの効果は動物園の網柵を目立たせないように撮影するためにある

2021年10月30日 08時01分56秒 | 動物園

前回横浜ズーラシアにて動物の写真を撮る際、どうやって柵や網を目立たせなくするか。という話をしましたが、今回は事例を含めて詳しく説明したいと思います。

ズーラシアでは動物園の定番であるキリンやゾウも飼育されています。キリンやシマウマにおいては広い敷地で優雅に飼育されている姿を見ることができます。



このネズミはケープハイラックスといいます。小型の動物ため、金網の目も細かいものが使用されているため普通に写真撮ったらこんな感じになりますよね。こんな写真では撮られる方もたまったもんじゃありません。

ちなみにこのケープハイラックスはでっかいネズミと思いきやイワダヌキ目という独立した種類に分類されているそうです。どちらかというと分類的にはゾウに近いそうです。さすがズーラシア。マニアックな種を飼育していますね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:234mm相当 1/250sec F6.3 +0.7EV ISO2000



檻の目を目立たせなく撮影するための例を個性的な風貌のアカアシドゥクラングールの檻で説明すると

  • 撮影者が柵から離れる

  • 被写体が柵から離れる

  • 望遠レンズを使用する(縛りはできる限り開放・焦点域はできる限り長く)

が条件になります。


こちらの例は失敗例です。

この例は「あ、網があるね」ってわかっちゃいますね。特に左側が顕著ですね。もうちょっと檻から離れて撮った例が次の写真です。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:416mm相当 1/250sec F6.2 ±0.0EV ISO5000



こちらの写真は成功ですね。

わずかばかりボケた檻の網目が見えますが、一般的には網目と気づく人は少ないのでは?さらに超々望遠レンズを利用して遠くから撮影したため違和感のない目線をとることができました。

このアカアシドゥクラングールは、かなり絶滅に近い種類らしいですよ。ベトナム戦争(枯葉剤)でかなり数が減ってしまったようです(ズーラシアのホームページよりの引用です)

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:600mm相当 1/250sec F6.7 ±0.0EV ISO5000



こちらはテングザルですが、公園で日向ぼっこしているおじいちゃんにこんな風貌の方多いですよね。

アカシドゥクラングールがおばあちゃんを連想させる風貌なら、テングザルはおじいちゃんを連想させますね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:416mm相当 1/400sec F6.2 +0.7EV ISO2500



最後の写真はカワウソです。 

ミーアキャットもかなり人気でしたが、こちらのカワウソも動きが可愛く、人だかりの後ろから撮影しました。

やっぱり動物園と超超望遠レンズとの相性は良いですね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:234mm相当 1/200sec F6.3 ±0.0EV ISO12800


ここ1ヶ月ほどスマホで撮影することが多かったですが、やはり動物園ではカメラがものをいいますね。うまくやればスマホでも柵や網を目立たせないように撮影できるのか試す機会はあったと思うのですが、久々の超超望遠撮影のだったためか、取ることに興奮しすぎて、すっかり忘れてしまいました。



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2 コメント

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Unknown (migimayu1080)
2021-11-01 08:05:04
凄いですね〜 本当に柵が気にならないです!
返信する
コメントありがとうございます。 (momohakase)
2021-11-01 18:30:41
migimayu1080さん。
本当ですよね。綺麗に消えてくれるんですよ。
返信する

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