No1★2009/5/3
ひょんなことから「ウミヤドカリ」を飼育することになりました。
発見直後は、とりあえず「山砂」と水で、塩分濃度を30%にし、洗面器に放しました。のどが渇いていたらしく、音を立てて水を吸い上げていましたが、「教えてgoo」に問い合わせて、様子も見ながら、「ヤドカリ 育て方」の検索キーワードで、ネットサーフィン。下は問い合わせに使った画像です。
「ヤドカリ」の、サイトを検索しまくり、たどり着いたで、Tremolo's BBS の皆さんからアドバイスを頂き、「ヤドカリ屋」さんや、「水族館」に、メールを出し、今日やっと、第一回の宿替えを見ました。
BBSの方は、門外漢の私に、とにかく詳しく教えてくださいました。
なにせ、ヤドカリに「オカとウミ」の区別があることさえ、知らない私でしたから。
水族館へのメールはこんな感じです。
3月13日に沖縄県石垣島で貝殻を拾い、ナイロン袋に入れて、仙台に帰り、4月1日に整理しようと、袋を開けたら、貝殻の中に「ヤドカリ」が入っていました。
採集したのは、砂浜の上に大小石ころがある浜辺ですが、干潮でかなり潮が引いた状態だったと思います。同じ場所で拾った貝の中には、生きているのもあり、生きていたものはすべて浜辺に戻してきたつもりだったのですが……。
室内に放置していたので、湿度と温度が保たれたため、生きていたものと思われます。
お店で「サンゴ砂・ゼリーの餌、ポップコーン・海水のもと」を購入し、餌場と水場を作り、海水は水場にのみ入れて飼育しています。飼育キットの中で、水場に自分で下りたり、水場の近くで頭だけ出したりして、生きていす。「ゼリー」も食べているようです。
一度は水場に入り込んでいましたが、一日のほとんどは陸にいます。昨日流木を入れたところ、現在は流木のくぼみに入り込んだ形で休んでいます。
間違って北国まで連れてきてしまいましたが、出来れば大事に飼育したいと思っています。
お店の方は、その期間生きていたのなら「オカヤドカリ」ではないか、と言いましたが、「オカヤドカリ」の同好会の掲示板では、「オカヤドカリ」の種類ではなく、マリンアクアリウム系の「セグロサンゴヤドカリ」ではないかという方もいます。また、「サンゴヨコバサミ」ではないか、とのアドバイスもいただきました。もし海ヤドカリなら、かなりの海水を必要としているようですが、現在まで浅めの水場のみで生きています。飼育も難しいらしいです。
そこで、質問とお願いです。
1.どの種類のヤドカリか、同定しかねています。アドバイスをお願いします。
「オカヤドカリ」なら、私でも飼育可能かと思います。
2.「オカヤドカリ」でも、.水場には海水濃度の水を用意しなければならないでしょうか。
こちらで画像を確認していただけませんでしょうか。
3.「海ヤドカリ」の種類でしたら、そちらの水族館で、飼育していただけないでしょうか。
私が飼育していても、長くは生きられないと思います。本来かなり長生きするようですので、水族館か、設備のある方でなければ、よい飼育環境は難しいと思います。お忙しいところ申し訳ありませんが、以上よろしくお願いします。
▼問い合わせ先の某有名水族館からは「おそらくオカヤドと思われるが種類は不明。採集地にかえすように」……ちょっとつれないお返事。
▼松島水族館は「おそらく、海ヤドカリのサンゴヨコバサミ・きちんとエアーを入れれば、飼育可能。海水を採集してエアーを入れるのもよい。持ち込めば水族館で飼育します」
ところが、今日我が家の「マー君」(マエサトビーチの出身なので命名しました)が、宿替えを決行しました!!びっくり!!感動です!
無防備に全身をさらして。
奥が新しい住処。鋏が少し見えます。なぜか古い住処に寄り添っています。
:.☆.:*:・:.☆.:*:マー君助命にご協力いただいたかた。:.☆.:*:・:.☆.:*:
「オカヤドカリ」のBBSの皆さん 助言を励ましをいただきました。種類の同定について最初のコメントをいただき、飼育についての助言もいただきました。本当に詳しくご存じで、びっくりしました。
「ヤドカリ屋」の皆さん メール問い合わせに一番に回答を寄せていただきました。また、貝から出てしまったときは、あわてて、電話をしましたが、快く応対し、適切な助言をいただきました。Tel 06-6353-0014
「松島水族館」の方 電話をいただき、飼育についての助言をいただき、「水族館で引き取ってもよい」との快諾をいただきました。
オカヤドカリだと思って飼育していた時の「マー君」
BBSでお世話になった「放蕩息子」さんが、、「二つのゴミ袋」を行っています。
みんなで、ずつ海をきれいにする運動です。署名を募っています。
そのWEBサイトがこちらです、http://gomi2.web.fc2.com/
耳 (ジャン・コクトー 堀口大學訳)
私の耳は 貝の殻
海の響きを懐かしむ
No1★2009/5/3
2009/3/13 石垣島で貝を拾う。
2009/4/1 仙台市で貝の中に「ヤドカリ発見。
2009/4/8 「サンゴヨドバサミヤドカリ」と同定。海の飼育環境にする。大きめの貝を入れたら、宿替え決行。
2009/4/11 ヌマエビをほぼ一尾完食
2009/4/20 「プレコ」を与えたが、食べない。そもそも20日間も「飲まず食わず」でいられたのだから、大丈夫?「生命のスープ」と言われる「海水」だけでもある程度の栄養は摂取されているのかもしれない。触覚で「プレコ」に触れたが、気にいらないのか、お腹がすいていないのか?
2009/4/22 夜、久々の食事。プレコの軟らかくなったのを、ハサミでつまんで口に。
エビの時は、貝の中に引き込んでしまったが、今回は体を少し出しての食事。ゆっくり、みんなで観察し、楽しい時間をもらった。
2009/4/25 ウンチや食べ残しをかたずけるための、ピペットを購入しました。お店の方曰く。「ちゃんと食べて、ウンチをするようになったのは、環境に慣れたからではないでしょうか」。そうならうれしい。「快眠・快食・快便」のマー君。
新しい貝殻も入荷していたが、サイズが合わないなら、魚屋さんでちょうど良い大きさの「サザエ」を、購入、調理して食べて、その殻を水槽に入れることを勧められました。なかなかいいアイデアです。
2009/5/2マー君の友達に、キャメルシュリンプの「キャメ」を同居させました。
どちらかが捕食の対象になるのではと思いましたが、迫るマー君に、キャメが隠れ家に潜り込み、追撃をかわしたようです。昼はじーっと動かずのマー君が、夜の間にキャメの場所まで移動していました。このまま何事もなく同居できればいいのですが……
続きはhttp://blog.goo.ne.jp/momono11/c/a00016e5e8d3a319aed45f7601e38c67
2009.4.22夜
2009/5/2
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