処暑もとうに過ぎたら、セミの鳴き声が、めっきり少なくなりました。
ついこの間までは、うだるような暑さの中で、連日蝉時雨。
暑い上に、さらに暑くなるような、猛烈な大音響。
「静けさや 岩にしみいる 蝉時雨」
蝉しぐれの中に静寂を感じるとは、どんな状況なのかと、思ってしまいます。
とにかく、うるさくて、静寂さなど、感じることができません。
今朝は庭の片隅に、アブラゼミの抜け殻発見。
毎年抜け殻が落ちているが、この場所は今年が初めて。
こんなところでも脱皮しているんだ。
今は毎夜、虫の声が夜じゅう響き、静かな秋の風情を楽しむどころではありません。
が、「沈黙の庭」でないこと、季節が季節らしく巡ってくること、自然が残っているということに、感謝しなければならないのでしょう。
2011.8.27
よくよく探したら
何故か家の中の観葉植物にもアブラゼミ 2011.8.21
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