ドクダミ・ジュウヤク(十薬)・シュウソウ(しゅう草) ドクダミ科ドクダミ属
シュウは草冠に右が口に下に耳左が戈を書きます。この字でシュウ・ドクダミとよませるようです。草冠の下部分だけだとシュウ・オサメルと読みます。
花期 梅雨の頃から咲きだす。季語は夏
≪名前の由来 ≫
十薬 : 「大和本草」の「馬医これを馬に用いると、十種の薬の効能(利尿・腫れ
物など)から。
ドクダミ :「毒痛み」(どくだみ)で、毒にも痛みにも効く薬草という説。
あまりの臭気に、毒が留まっている(毒溜め)という説。
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湿地や日陰に群生する。踏みつけたり、折ったりたりすると、
嫌な匂いがする。
八重ドクダミ2007.6.25
乾燥させてお茶にしたものは、嫌な匂いが消え、香ばしくなる。
白い苞(ほう)は、十字に見える。花弁がなくおしべとめしべのみ。
繁殖力は旺盛で一度植えたら、根絶に苦労する。
薬草としてのドクダミ(化膿止め・緩下薬・利尿薬・高血圧の予防その他)
全草を、生または乾燥させてお茶として用いる。
花の咲いている時期に採るのが良い。
2007.7.21
数々の薬効があり、古くから万能薬として使用されている。
臭気の素のデカノイルアルセトアルデハイドなどには抗菌性があり、中耳炎、慢性鼻炎、蓄膿症、腫れ物湿疹、皮膚病に効く。
葉に含まれるクエルチドリンと、花に含まれるイソクエルチトリンには、毛細血管を強化し、弾力性を取り戻す効果があり、血圧の降下や、動脈硬化の予防に効く。
化粧水を作っている人もいる
薬草はこちらを参照してくださいhttp://www.e-yakusou.com/yakusou/450.htm
山菜としてのドクダミ
おひたし、・和え物・汁のみ天ぷら、根はきんぴら、酢のもの。
高温で処理すると臭みは消える。
身近な人の話
☆☆尿道に管を入れており、定期的に交換するが、医師から「普通の人よりずっときれいです」と言われる。この人は、「ドクダミ茶のおかげではないかと思う」と発言。
☆☆冬の初めに血圧が上がり始めるが、「ドクダミ茶」を飲み始めると、まもなく落ち着く。「ドクダミ茶のお陰で、薬を飲まなくても済んでいる。
☆☆ 県立「薬草園」の方も「昔から良く使われている薬草」と紹介。
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私はこの花の清楚さが好きです。
清楚な花の代表はこの「ドクダミ」と、「露草」ではないかと思ってます。部屋に飾ると、消臭効果や、空気清浄効果もあるという方もいます。
大分前、林の中の大群落を見たことがありますが、不気味なほどの美しさでした。
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