ヘッドマークへの執着は続いております。
関わっているうち、あぁコレがやりたかったんじゃないか? とさえもたげてくる有様です。
と言いますのは、ヘッドマークの取付け方法がいつの間にか代わってしまっていたことが少しひっかかってます。
東京区、田端区、どこもそうですが、マークステーに切欠き座を合わせて置いて、上のステーをボルト留め、が従来方法。
ちなみに九州はSL踏襲なのでL字ステー上下二箇所に挿し込むのみ・・
ところが東北の81においてはいつからか上のステーへ挿し込んで下のステーでボルトオン。これは調べる必要有りや!
で、機関車撮影会などで確認してみましょう。直流機だけでは参考にならないので田端での開催を待っていたら、案外
あっさりと販売されてよかったです。JREMALL のゲリラ販売は、AM10、PM0、PM1、PM5 が開始実績。その時間帯の1分後に
バラバラ出て来ます。事前にHPで販売開始は何月何日の何時から~って出してくれれば助かりますけど、事前に情報出さない
ケースも見受けられます。 機関車見学会なんかはいきなり出てきてビックリした事があります。申し込みませんでしたけどね。
今回は第一部 8:25開始組です。
なんか既にクソ暑い・・
↑ここで機関車洗ってますね。
ここが待機場所。雨降ってたら有難い。
なんかやっぱり匂いがソレですわ~ 横川のクラと同じ匂い・・ 油(グリース)なんスけど、やっぱいいです
前回(5/20)波鉄アニキは来られてたんだな。さすがに今回は来られないでしょう。
下ボルトのマークがあればそれめがけて写真採取です。前回は「北陸」が139号機にそういう付け方をしていました。
で、グリッド1列目、12番手からのスタートで会場へ。で、・・・・あった~!!
↑「夢空間」です。あとは従来型。拡大しますと・・
一番右、マーク裏にスライドステーがあるのがわかります。さすがに測る度胸はありませんが、これで十分です。
機関車側のステーってのはおいそれと変更できないです。溶接し直しなんて面倒な方法は誰も考えませんし。
じゃあどうやって機関車側はそのままにして、下側ボルト取付けに変更できたんでしょうか。
ステーそのものの部品高さは50mm、機関車には引っ掛けられるだけの挿し込み代だけあればいいので、マーク天端から70mm下に
引っ掛けるステーの下端がくるよう、スライドステーを溶接もしくはリベット留めすればよい事になります。
機関車の図面書いて、マークを移動させると簡単にスライドステーの取り付け位置を割り出せます。
けど~そうするとナンバーが少し隠れてしまうのは・・致し方ないことです。
確か510も同じく下ボルトだったからナンバーが少し隠れちゃってましたね。
↓こうすることで安全に、一人でも取付け作業ができるようになって労組のQC成果として作業改善されたことは喜ばしい事でもあります。
↓こんなところまでよじ登ってボルトナット締結はそりゃあ~面倒です。ナット落としたらバラストの間に入って多分見つからないんじゃ
ないかな・・
ボルトナットはM12P1.75(並目)です。ボルト首下は35mmです。
81号機に現行のカシオペアヘッドマークを付けるとナンバーが隠れてしまうのはこのような理由です。
510の上ステーにボルト穴はあいてませんので、ハナから下ボルト留めマークしか想定されてなかったんだとわかると、ちょっと複雑な
気持ちになりました。イベントとかをやるカマではなかったんだって、やはりシナリオ通りだったんだなって。今更なんですけどね・・
マークの疑問が解決できましたので大きな収穫でした。JRさんへヘッドマーク見せてくれ~なんて、昭和のノリで言ったって門前払い。
しかし夢空間? ↓2007年9月だったです。
ま~た当時は面白い付け方してますねぇ・・私のヘッドマーク図面ライブラリーにしまっておきます。
なんか芋づるで記憶の扉が開きましたが、64にカシオペアのヘッドマークを付けなくなったのはこういうことなんだなぁ~
2013年10月確かに付けてますが、上ボルト仕様のヘッドマーク。これなら64は全機付けられました。
しかし下ボルト留め仕様のヘッドマークは、機関車の下ステーのセンターにボルト穴が開いてなければ現行のマークは付きません。
今のマークに合わせて機関車に手を加える手間はやはり面倒だし、別にマークなんて付けなけりゃイイわけでして、だからこの後
信州カシも付けてくれなくなったんではなく、付けられなくなってしまったとなるのが本当ではないでしょうか。JR内部の意思ではなく、
物理的に付かなくなったのであればどうにもならんです。個人的に思うのは、今の変な白熱ぶりで信州カシにヘッドマークなんぞ付けた
日にゃ、また線路入ったり電柱登ったりする輩が出ないとも限りませんから、ここはやはり付けないで正解なのでしょう。
(甲州市のEF64-18には自作マークが付けられますので、こちらはおいおいと・・)
ではノーマルな撮影会の写真を以下に・・映像は後日にします。
もう少しヘッドマークに粘着せねばなりません。テールサインとかまではとても手がでないです。
カシオペアの撮影すら手が回らなくなってきました。
ところで、HMって、どの位しっかり機関車に取り付けられているのでしょうかね?
カシオペアを流し撮りすると、ナンバープレートはきっちり止まっているのに、HMの文字がブレていたという経験があります。走行の振動でHMが揺れていたのかと思いました。
コメントありがとうございます。
カシオペアのヘッドマークは数枚あるようですが、マーク側の改造は難しい内容とは思えませんので、全部を変更してしまっていましたらもう望みは薄いと思います。しかし私の憶測は外れることの方が多いです。
HMの締結点からしますと、走行中は風圧でのバタ付きは常にあると思われます。上から見てHMの左右両端がバタバタしているような動きと思います。この理屈からすると中心線に近いほど動かないはずですが、HM全体がブレたのならば振動が常時伝わっている気がします。HM上側のステーは挿し込まれているだけでして、遊びも随分あるようですから、左右の動きの発生は自然です。目でわかるほどの動きではないせよ、走行中は微細なゆらぎがあるのだと改めて思いました。
しかし佐倉さまはそこまでピンを追われているのですね。プロの攻め方、凄まじいです!