パイネ国立公園でもっとも人気を集めているのが「トーレス・デル・パイネ」だ。
フィッツロイが東の横綱なら、トーレスは西の横綱といったところだ。
トーレとは塔という意味で、高さ1000m前後の岩峰が3本並んでいるため、通称「3本塔」と言われている。
トーレスへは、まず公園管理事務所からの分岐点を右へ曲がってホテルラストーレスまで車で向かう。するとすぐに木造の橋を渡る。
車で渡っても大丈夫なのか?と思わず突っ込みたくなるような橋。
見ての通り1台ずつしか通れないので、対向車はもちろん、ハイカーも通過待ち状態になる。
ツアーの大型バンのときは両サイドこすれんばかりのため、通過に10分以上待たされることもある。
渡った後は穴凹だらけのひどい道で、20kmぐらいしかスピードを出せなかった。
【ホテルラストーレス】
もっとも多くの観光客が滞在するポイントだけあって、こんな辺境の地でも設備の整ったホテルとレストランが建っている。隣接したキャンプ場もとても設備が整っている。
ここに車を停めて、トーレスキャンプ場を目指す。
【アセンシオ谷】
まず一気に300mほど登った後は、アセンシオ谷の斜面沿いのゆるい下り坂をチレノ小屋まで降りて行く。
【チレノ小屋】
橋を渡ったところにチレノ小屋とチレノキャンプ場があり、多くの人でにぎわっていた。
小屋の中は人でごった返していたため、外のテーブルで冷たい雨に打たれながらの昼食だった。
【山賊現る!】
ジャックスパロウのような人相にベレー帽を被り、皮ジャンに膨らんだズボンと革のブーツ。腰には長剣が差してある。
この馬を引き連れた連中が、突如山小屋の対岸に2隊現われた。
最初の隊が川沿いの崩れた登山道を通過するときに、最後尾の馬がなんと川に落ちてしまった。
前の馬とロープで繋がっているため、首吊り状態で苦しそうにバタバタともがいている。その一部始終を見ていた観光客にどよめきと緊張感が走った。
するとすかさず後隊の山賊風の男が馬から飛び降り、スラリと長剣を抜いたと思ったらロープに振りおろしてスパッと切り離した。
自由になった馬はスタスタと川を歩いて渡って山小屋に辿り着いた。
その様子を見ていた後隊は、川が渡れる深さと判断し、無理して崩れた道を通らずに馬を引き連れて渡っているところを撮ったのが上の写真である。
彼らは山小屋へ物資を補給するためにやってきたのであった。
強風でヘリコプターが使えないパタゴニアならではの光景であろう。
【トーレスキャンプ場】
チレノ小屋からさらに1時間余り登るとトーレスキャンプ場に着く。
標高差は大してないのだけど、アップダウンが多くてかなり疲れた。
キャンプ場には、人工だろうか?川が流れており、水には困らない。
ここからトーレスの好展望地へは、ガレ沢を1時間ほど登る。
2泊の予定で、晴れるのを待つ。
【トーレスくん(勝手に命名)】
管理棟で迎えてくれたのは、キャンプ場のマスコット「トーレスくん」。
一応管理人が居るようだけど、無料なので受付とかはなかった。
【ベリーグッドII】
キャンプ場入口の沢を下ると、ブルーベリーやクランベリーなどがたわわに実っていた。
もし食料が尽きても飢えることはなさそうだ。
フィッツロイが東の横綱なら、トーレスは西の横綱といったところだ。
トーレとは塔という意味で、高さ1000m前後の岩峰が3本並んでいるため、通称「3本塔」と言われている。
トーレスへは、まず公園管理事務所からの分岐点を右へ曲がってホテルラストーレスまで車で向かう。するとすぐに木造の橋を渡る。
車で渡っても大丈夫なのか?と思わず突っ込みたくなるような橋。
見ての通り1台ずつしか通れないので、対向車はもちろん、ハイカーも通過待ち状態になる。
ツアーの大型バンのときは両サイドこすれんばかりのため、通過に10分以上待たされることもある。
渡った後は穴凹だらけのひどい道で、20kmぐらいしかスピードを出せなかった。
【ホテルラストーレス】
もっとも多くの観光客が滞在するポイントだけあって、こんな辺境の地でも設備の整ったホテルとレストランが建っている。隣接したキャンプ場もとても設備が整っている。
ここに車を停めて、トーレスキャンプ場を目指す。
【アセンシオ谷】
まず一気に300mほど登った後は、アセンシオ谷の斜面沿いのゆるい下り坂をチレノ小屋まで降りて行く。
【チレノ小屋】
橋を渡ったところにチレノ小屋とチレノキャンプ場があり、多くの人でにぎわっていた。
小屋の中は人でごった返していたため、外のテーブルで冷たい雨に打たれながらの昼食だった。
【山賊現る!】
ジャックスパロウのような人相にベレー帽を被り、皮ジャンに膨らんだズボンと革のブーツ。腰には長剣が差してある。
この馬を引き連れた連中が、突如山小屋の対岸に2隊現われた。
最初の隊が川沿いの崩れた登山道を通過するときに、最後尾の馬がなんと川に落ちてしまった。
前の馬とロープで繋がっているため、首吊り状態で苦しそうにバタバタともがいている。その一部始終を見ていた観光客にどよめきと緊張感が走った。
するとすかさず後隊の山賊風の男が馬から飛び降り、スラリと長剣を抜いたと思ったらロープに振りおろしてスパッと切り離した。
自由になった馬はスタスタと川を歩いて渡って山小屋に辿り着いた。
その様子を見ていた後隊は、川が渡れる深さと判断し、無理して崩れた道を通らずに馬を引き連れて渡っているところを撮ったのが上の写真である。
彼らは山小屋へ物資を補給するためにやってきたのであった。
強風でヘリコプターが使えないパタゴニアならではの光景であろう。
【トーレスキャンプ場】
チレノ小屋からさらに1時間余り登るとトーレスキャンプ場に着く。
標高差は大してないのだけど、アップダウンが多くてかなり疲れた。
キャンプ場には、人工だろうか?川が流れており、水には困らない。
ここからトーレスの好展望地へは、ガレ沢を1時間ほど登る。
2泊の予定で、晴れるのを待つ。
【トーレスくん(勝手に命名)】
管理棟で迎えてくれたのは、キャンプ場のマスコット「トーレスくん」。
一応管理人が居るようだけど、無料なので受付とかはなかった。
【ベリーグッドII】
キャンプ場入口の沢を下ると、ブルーベリーやクランベリーなどがたわわに実っていた。
もし食料が尽きても飢えることはなさそうだ。