光を探し

過去にしし座流星群を見たことがあった。
当時はメッセンジャーの代わりにICQという通信ツールが卓越しており、
bippo氏とICQで話しつつ流星群を見ていた記憶がある。
しかし、2時間ほど見ていたものの多分2個くらい、だっただろうか？
残念ながら記憶していない。
多くなかった、という結果以外は…

それから数年経った。
どうせ暇だろう、と高を括って実家で見ることを決めていたペルセウス座流星群。

今日の福島（県双葉郡）の空は、極上の星を見せてくれた。運が良い。
うまく表現できないが、プラネタリウムのように、暗い星でも映し出す周囲の暗さ。

最初は数個見られれば満足、と思っていた。
しかし10個を超えたあたりから欲が生じてきた（この間、25:00～26:00くらい？）。
8/13が誕生日の人は、ケーキに年齢分の蝋燭を用意する代わりに
年齢分の流星を眺めたりするのかな、という考えが湧いてきた。
それがとても素敵なものに思えた。

そういうわけで、自分の年齢+1分まで流星を眺めることに決め、
そこまで見たところでタバコ一服。最後にだめ押しの一個が見られた。
よけいに年を食ってしまうかも。

今年の誕生日がどれほどの多忙に追われようと、
数多くの流星（天佑）に恵まれた未来の自分、少し幸せな気持ちになれるだろう。

気づいたときに声をかけても他の人に伝える頃にはもう消えている。
流星観測はなかなか自己中なイベントだ。