球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

スポーツドリンク選び

2007-08-15 | 悪口・ストレス対策
フロア単位で窓を締め切っている寮。
とにかく熱がこもる構造のため、12時… 14時… 16時…
目が覚めているのに体を動かす気が起こらない。暑い…
恐らく同じようなことに苦しんでいた人がたくさんいるのだろう。

今日は、かねてから議論の的になっていた
『ポカリスエットとアクエリアスはどちらが良いか』
について考えてみたい。

動機は、兄から
"同じ値段の場合はどっちを買ったらいいの?"
と訊かれたためだ。

実際はその辺に詳しい姉への質問だったが、
興味ある分野だったので僕からも見解を述べさせていただこう。



Q.『ポカリスエットとアクエリアスはどちらが良いか?』

A.着眼点は3つある。
・味
・作用
・記憶

・味
単純に味を比較した場合、
ポカリスエットは糖分が多いため味が濃く、
アクエリアスはやや薄味である。
一部ではアクエリアスには変な後味がある、と言われている。

以上は傾向であり、飲んで"こっちの方が好き"とあらば、
迷わずそっちを選んでもあまり問題はない。


・作用
飲みすぎたときに太るのはどっちか。
多分読者がなんとなく見てしまうポイントはそこなのだろう。

単純にカロリーから言えばポカリスエットの方が太る。

だけど、ここはひとつそれぞれの飲料が開発された経緯から
適切な用法を考えてみたい。

◇ポカリスエット
大手製薬会社大塚製薬の開発したイオンサプライ飲料。
つまり、医療から出発したのがポカリスエットである。
具体的には点滴用の生理食塩水から開発が進められた。
一部では『飲む点滴』という表現がされ、
体液(この言葉、体のどこを流れる何を指すのかあまり良くわからないのが弱み)
に近い構造、が売りだ。

というわけで僕の見解としては、病気になったときはポカリをお勧めしたい。
喘息持ちであった僕は、昔喘息の発作で苦しんでいたときに
よく"ポカリスエットを飲め"とお医者さんに言われたものだ。
"アクエリアスを飲め"とは、言われなかった。

具体例が自分の経験談のみというのはいささか寂しいが、
医療業界では、恐らくポカリスエットが優先的な地位を占めているはず。
たまたま、ではなく。


◇アクエリアス
コカコーラ社の開発したイオンサプライ飲料。
これはスポーツ科学に基づいて開発され、成分が参考にされた対象は汗だ。

汗とイオンバランスを同一に保つことでより一層正しく汗をかくための飲料、
と考えて差し支えない。
ポカリスエットとの違いは、アミノ酸、クエン酸が多少含まれており
運動する体の栄養補給を多少考慮に入れている点である。

というわけで僕の見解としては、、スポーツ時にはアクエリアスをお勧めしたい。

これについては、特に僕自身の体験談はない。


両者とものどが渇いたときに飲むことを目的にした商品ではないので、
ただのどが渇いたときに飲みたいなら、でもって太りたくない方を選ぶなら
アクエリアスの方がいいのでは?という回答になりそうだ。

ただ両者とも太りやすさについて大差はないと思われ、
味が好きな方を選べば別にいいような気もする。


・記憶
この手の飲料は病気やら熱中症やら、
なにかと自分の体調がよくないときに飲みがちだ。
よって"~したときのことを思い出し、気持ち悪くなる"といった記憶が
他の飲料より染み付きやすいと思われる。

よって、上記した情報に加えて実際は本人の拒否反応などを見ることになるだろう。



また、この辺の商品開発は勢いがあり、様々な飲料が開発されている。
実際はTPOに応じたものがあるはずで、
こだわりたい人は他の商品を当たってみてもいいのではないだろうか。

ただ、開発されている商品の焦点は"ダイエット"ばかりであり、
"病気関係のときのポカリ"は今後も揺るぎない地位を保つには違いない。



しかし、暑い…
部屋にいながらにして夏バテにならないか心配。

コメント (3)
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