食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

台風接近中!! でも、長野で人気の蕎麦屋へ~諏訪の「あきしの」、佐久の「職人館」♪ 老舗和菓子の晴山堂茶寮。

2019年07月27日 | 旅行

今日は、親族のお見舞いで、諏訪の病院を訪問する予定です~、

がっ!!

いきなり発生した台風5号が接近中、今夜が最接近となる予報ではありませんか。

そんな日にもかかわらず、

夫のどうしてもの希望で霧ヶ峰や車山高原、白樺湖を経由していくことになりました。

女神湖は、黒い雲が立ち込めて、今夜はさぞ大雨になるかも・・・という雰囲気でした。

ちょうど、諏訪に到着した辺りから雨がポツリ、ポツリという感じです。

お見舞い後に、親戚が連れて行ってくれたのが、蕎麦の名店「あきしの」です。

風情のある庭で、いかにも期待できそうです!!

「蕎麦三昧」というコースだそうですが、今回はご馳走になる立場でしたのでメニューの金額はあえて確認しておりません。

さすがに長野県です。

テーブルには 八幡屋礒五郎の唐辛子3種類が置かれています。

最初は「蕎麦豆腐」。

ビールにお通しとして提供されたものは、野菜の上に蕎麦をカリカリに上げたものが乗っています。

「地鶏つみれ汁」。

これは、鶏だんごの中に大きく刻んだ生姜が混ぜ込まれていて、冬は暖かく、夏は食欲をそそるような風味です。

地鶏の焼き物。

外はパリッと、中はふっくら。

絶妙な焼き具合です。

 

「蕎麦がき」。

ふんわり滑らかで、もっちりとした食感でそば粉の香りが良いです。

蕎麦の実の雑炊。

プチプチとした食感の蕎麦に、出汁の香りがとても良いです。

そば粉の香りが良く、しっかりとコシのあるお蕎麦には、海老とネギのとってもボリューミィなかき揚げがついていました。

最後は、お抹茶と自家製の栗羊羹。

甘みは控えめで、サッパリとしています。

文句なしの美味しい蕎麦三昧をさせていただきました。

大変、ご馳走様でした!!

通りからは細い道を入りますので、看板を見逃すと分かりづらい場所です。

  ■ 蕎麦 あきしの

  長野県岡谷市長地柴宮1丁目9−1

  電話: 0266-27-9000

 

今夜は、「きつね祭り」だとかで、顔に狐のペイントをした人たちが歩いています。

紺屋は、土砂降りとなる予報なのですが・・・。

早いうちに、宿に向かうことにしましたが、途中に立ち寄ってみたい和菓子屋さんがあります。

岡谷市の老舗の和菓子店、「晴山堂」です。

昔ながらの和菓子店の他、茶寮では自家製のあんこで作られたあんみつやお汁粉などいただく事が出来ます。

以前、弔事でこちら晴山堂の最中をいただいたいたのですが、大変美味しかったので気になっていました。

粒のしっかりとした餡はコクがあり、普通の最中とは全く違って老舗感があります。

その時にふるまわれた「お黒飯」も晴山堂の特製品でした。

弔事には、赤くならないように小豆ではなく黒い豆を使った御黒飯を用意するのですが、こちらのお店では弔事でなくても普通に購入していくお客様も多いのだそうです。

 

もともと何代か続く老舗だったのですが、さらに店主は若き頃に東京の某有名店で修業をされたのだとかで、やはり、あんこものが美味しいです。

昔ながらの餅菓子やさんですね、どれも美味しそうです。

氷餅って・・・、どんなものなのでしょう。

お団子がおいしそうです。

いなり・・・、あ、きつね祭りと関係があるのですね、きっと。

お値段も高くありませんし、諏訪のお土産にいたします。

お店でいただくあんみつとか、お汁粉も是非いただきたいのですが、夕食も近くてお腹に余裕がありません、次回の楽しみとさせていただくことに致します。

  ■ 晴山堂

   長野県岡谷市塚間町1-1-4

  電話: 0266-22-2408

 

あ、「あきしの」も「晴山堂」も、諏訪湖に近いので「諏訪」と表現しましたが、正確には岡谷市です!!!

岡谷市のアピタ、レイクウォークのすぐ近くです。

 

本日の宿は、上諏訪温泉の浜の湯。

毎晩、太鼓のショーを行っていたり、窓からは諏訪湖も眺める事が出来ます。

 

さて、翌日!!

台風は通り過ぎました。

再度、霧ヶ峰や車山高原を通って佐久に向かいました。

遠くに黄色く見えるのは、ニッコウキスゲの群生地です。

遠くから歩いている人もいるのですが、駐車場は満車で近づくことも出来ませんでした。

いきなり暑くなりました、ソフトクリームを!!

と、長門牧場に立ち寄ります。

いつもなら、夏の休日は長蛇の列なのですが、台風の通り過ぎたばかりでそれほどでもありません。

クセの無い、濃厚な味わいです。

木陰の向こうでは、羊に触れ合うことも出来ますし、

売店ではオリジナル商品、

レストランでのお食事も出来ますが、今日もまた、蕎麦屋に行くことにしました。

さて、台風の翌日って、本来なら混雑では入れないお店が空いているという利点があります。

ならば、よしっ、

いつもは予約でなければとても入れない佐久の蕎麦屋、「職人館」に行ってみようではありませんかっ!!

以前は、店の前には車が溢れていて、とても近づけない雰囲気でした。

それなのに、今日は・・・っ!!

もう12時を過ぎているというのに、駐車場に自動車は1台もありません。

まさか、台風の影響でお休みしてしまったのでは!?

声をかけると営業はしていましたが、中にお客は誰もいませんでした。

いつもなら予約で一杯らしいのですが、台風の影響でキャンセルとなったのでしょうか。

御膳蕎麦を頂いてみました。

更科粉を使った白いお蕎麦で、岩塩も置かれています。

わさびはなく、辛味大根、八幡屋磯五郎の唐辛子で頂くようです。

そば粉の香りはとても良いのですが、もっとコシがあるとよいかな。

雰囲気はとても良くて、店主の方もにこやかに挨拶してくださいました。

  ■ 職人館  

  長野県佐久市春日3250−3

  電話: 0267-52-2010
 
お店を出るときには、何組かのお客が入ってきたのですが、表にはプジョー、ミニ、BMW と、趣味にこだわりの感じられそうな車が多く駐車されていました。用事の無い人が通りがかるような場所ではありませんので、いろいろ調べたりこだわりのある方がいらっしゃるのでしょう。
 
 
 
私としては、以前、職人館に入る事が出来なくて、すぐ近くに見つけたお蕎麦屋さんがとても良かったので、
そちらも捨てがたい選択です。
こちらは、2年前の夏に高齢の母と共に訪問した時の画像なのですが、
 
 
「くう庵」と言って、とても手作り感あふれる雰囲気で、都心の方が移り住んだというお店です。
 
 
このように、窓の外には梅を干していました。
 
 
海苔たっぷりのぶっかけそば。
細くてコシのある、香りのよい蕎麦が、「また行きたい!!」という気持ちになります。
 
「職人館」は、ネットでは絶賛されていますが、私としては、こちらの方が味に安心感があって良いな…と思います。
場所は、ホントにすぐ近くです。
 
  ■ 手打ちそば くう庵
   長野県佐久市春日3451
  電話: 0267-88-6150
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【一般道から行ける!! PA】羽生の「鬼平江戸処」で老舗のウナギを。

2019年07月20日 | グルメ

埼玉県の羽生の近くで用事を済ませました。

夏だし、この辺りに美味しいうなぎを購入したいと思いました。

そうそう、良いところがあるっ!! 思いついたのは、高速道路のパーキングエリアである、鬼平江戸処です。

数年前に、東北道上り線の羽生PAがリニューアルしたものです。

ここは、埼玉県でしょう、江戸処だなんて・・・と、ツッコミを入れられそうな名称ですね。

でも、近くの栗橋関所を通れば、そこはもう江戸なんだそうです。

「江戸時代、ここ羽生の隣町に、江戸の要所『栗橋関所』がありました」とあり、「江戸の玄関口だったこの地に・・・」と説明がありますので、まあ、何か江戸処と言える理由はあるのでしょう。

リニューアルしたての時には、一般道から入ることは出来ませんでした。

しばらくすると、高速道路の側道沿いで、入り口の北側にこのようにお客様用の駐車場が完備されていて、

一般道からのウェルカムゲートも出来ています。

こちらが、ウェルカムゲートを入ったところです。

駐車場側は、このような建物です。

高速道路のパーキングエリアでいきなりこんな景色だったら、ワクワクしますね。

建物の中は、鬼平犯科帳の世界です。

ここがスゴイのは、それぞれの店舗ごとに都内で行列の老舗料理店が監修している事です。

「忠八」は、鬼平犯科帳に登場する辻売りのうなぎ屋です。

そのうなぎは、本所深川の町人たちに親しまれてきたのだとか。

こちらの実店舗は、1897年の創業である卸問屋の「鯉平」さんが提供しています。

 

高速道路のパーキングだけあって、「毎日が丑の日」と言えるくらいの大量の鰻をさばいているそうです。

尋ねてみたところ、ほとんどは国産の鰻なのですが、仕入れが間に合わない場合は輸入品を使うこともありますので、「国産です」と言い切ることは出来ないのだとか。

以前はうな丼弁当だけのテイクアウトでしたが、今は蒲焼だけのテイクアウトも出来るようになっていました。

1600円の蒲焼を2人前を注文しました。

 

持ち帰って開けてみると、中はこのようになっています。

2人前を1つの容器に入れて頂きました。

容器に保温性があるのでしょうか、まだ温かくて、すごーく美味しそうです。

こちらは2人前が3200円なのですが、

鯉平の鰻は、楽天の通販では『二人前 価格4,980円 (税込) 送料無料』として販売されていますから、かなりお値打ち感がありますねっ!!

こちらの他のお店、それぞれに高速道路のPAで期待できる以上のお店です。

こちらは、しゃも鍋の「五鉄」。

人形町の、ランチは行列のできる親子丼で有名な「玉ひで」の監修です!!

ここでは親子丼は提供していませんが、老舗の味を行列なくいただけます。

鍋料理を注文すると、こちらの座敷のような小あがりで頂く事が出来ます。

もちろん、梯子は飾りですから二階はありません。

ここは、一本うどんも個性的です。

立ち食い処屋台連では、ソフトクリームやお団子、冷たい甘酒もよいのですが、

船橋屋さんではお汁粉や串に刺したくず餅ちもいただけます。

明治初頭の瓦版で、江戸甘いもの屋番付の横綱に認定された1805年創業の老舗です。

この特性串くずもちは、鬼平江戸処限定だそうです。

デパートなどで見かけるくずもちは、箱入りだけですよね。

江戸時代にはなかったでしょう、中華そばの「弁多津」。

なんと、監修は洋食の「たいめいけん」です。

池波正太郎さんも、たいめいけんには足しげく足を運んだそうですので、まあ、ご縁があるかもしれません。

鬼平犯科帳では、のっぺい汁が美味しい佐嶋与力ごひいきの店として登場します。

蕎麦の「本所さなだや」。

1884年創業の「神田まつや」さんの監修だそうです。

池波正太郎さんと言えば、天ぷらそばの『ぬき』で有名ではありませんか。

ここには、『ぬき』はなさそうです。

酒のつまみとして頂く食べ方ですが、ここはお酒は提供していませんからね。

以前いただきましたが、天ぷらそばはダシの香りがきいた、上品な味わいでした。

これは、江戸時代には絶対に無い、無い・・・。

他にも、タコ焼きのような「しゃも焼き」とか、なかなか美味しそうです。

本日は、ここで水戸のわらに包まれた納豆、天狗納豆も購入していくことにします。

そうそう、江戸の味を自分で再現するなら、こちらの売店両国広小路で販売している、「大江戸甘みそ」。

製造元のちくま味噌は、元禄初(1688)年創業。歌舞伎の台詞にも登場する、味に自慢、創業320余年の味噌の老舗なのだとか。

塩分が薄く、みそ汁でしたら通常の二倍の量を入れるのだそうです。

これで、明日の朝食もOKです!!

建物の中は、一定の時間ごとに照明が明るくなったり、暗くなったり。

物売りの声が響いて、江戸の街にいるような気分になれます。

夏は風鈴の音が響き、鶏が時を告げたり。

イベントも行われますし、何度来ても江戸の入り口を楽しめる場所です。

 
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あなたのネコをイラストに~♪ でも、ただの似顔絵じゃない、中村章子さんの世界!!

2019年07月06日 | 日記

手元に一枚の案内が届きました。

学生時代の友人が代々木のカフェで作品展を開くのだそうです。

が、しかしっ!!

ずいぶん前に頂いているのですが、開期は本日までです。

平日は仕事の都合で出かけられなかったのですが、

今日は、新宿への買い物がてら出かけることにしましょうっ!!

代々木の駅から近い場所にある、cafe nook

店内の壁に中村章子さんの作品が飾られています。

どれも、ネコの写真をもとに章子さんのイメージでイラストにしたものです。

 

色鉛筆を使った作品で、それぞれのネコの瞳に様々なものが映り込んでいるのが特徴です。

例えばこの作品は、このようなネコの写真をもとに描いたのだそうです。

 

単なるイラストではなく、彼女のネコに対する思いも込められているんですね。

このようなかわいいイラストも展示されています。

コーヒーもカクテルも美味しくいただけて、心の和む、ステキな作品なのですが、

残念ながら、今日が最終日です。

 

そして、話をきいてびっくり、ステキなことにっ!!

彼女はペットの写真からイラストを作成するサービスを行っているのだそうです。

ペットの写真をネットで送り、A4サイズでも、ハガキサイズでも、このようなイラストに仕上げてくれるのだとか。

料金は大きさによっても違うらしいので、直接お問い合わせくださいませ。

 

このブログでご紹介したい!!

と思ったのですが、私がヘタなご案内をしてイメージを損ねるといけませんね、中村章子さんのHPをご覧いただいた方が良さそうです。

ご興味のある方はどうぞ、ご覧くださいませ。

自分ちのネコをイラストにして、名刺や年賀状、Tシャツへのプリントなどできるなんて、思ってもいませんでした。

(彼女はイラストだけで、グッズへの加工はしていません)

新たな楽しみを見つけましたわ~!!

 

以下は、HPからの転用です。

 

イラストの作成について

初めまして ちびcatパレットへようこそ!

あなたの大事なペット写真から
特別な一枚のイラストに仕上げます。

作品例をご覧ください。ギャラリーはコチラ>>

写真そのものを絵にするのではなく、
写真から読み取ったペットの雰囲気を活かして
瞳の中に映る世界を描いていきます。

猫の透明な瞳の中にはキラキラした世界が映っています。
その一瞬のきらめきを一枚の作品に仕上げていきます。

そのため、瞳は実際より大きく、その中に花や、
雲や、太陽や、月、星、時には魔女まで映り込んでいます。

気に入って下さったら、どうぞお申し込みください。

お問合せはこちらから chibicatp@gmail.com

 

★2020年にご覧くださっている方へ。

ご覧いただきまして、ありがとうございます。

こちらは、2019年のお話です。

2020年は、オンライン作品展だそうです。

ご覧くださる方がいらっしゃいますので、念のためお伝えいたします。

よろしくお願いいたします。

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