(見出し画像は軽井沢矢ケ崎公園から見た浅間山方向、離山です)
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
こちらの内容のほとんどは、単なる日記です。
コースも多くの方がご存知の定番中の定番です。
本当にお伝えしたいのは、最後の部分なんです。
端折る方は、ダーッと途中を飛ばして、
どうぞ、最後の結末部分だけをご覧いただけますでしょうか。
夏は、涼しいところをハイキングしたいものです。
軽井沢が近くてお手軽ですね~(^^♪
しかしっ、この時期の軽井沢は危険が潜んでいます!!
たとえわずかな距離であっても油断するととんでもない惨事となってしまいます(=゚ω゚)ノ
今回は、予想外の結末となってしまいました。
こちらは、軽井沢観光協会の「歩く軽井沢」8番目に記載されたコースです~♪
軽井沢の「信濃路自然歩道」は、旧三笠ホテルから「竜返しの滝」や「白糸の滝」を経て
峰の茶屋まで続く、約11キロ、標高差410メートルのトレッキングコースです。
観光協会の案内では、小瀬温泉からの7.5キロのコースとして掲載されていますが、
三笠の遊歩道入り口からでしたらプラス2キロとなります。
うーん、いいコースじゃありませんか!!
きっと、せせらぎと共に、ところどころで滝に立ち寄りながら涼しい景色を楽しめる事でしょう
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
駅近くのホテルに駐車して、駅から歩き、峰の茶屋からはバスで戻るという計画をたてました(^^♪
標高の高い方から降りてくる方が楽かもしれませんが、滝や渓谷は下から上る方が景色が綺麗です。
ところがっ!!
白糸ハイランドウェイのHPを見ると、
昨年の台風19号の影響で通行止めなんですね"(-""-)"
念のため、観光協会に電話で確認しました。
白糸の滝から峰の茶屋まではOKなのですが、
白糸の滝から三笠方向が全面的に通行不可なのだそうです。
「代わりに、見晴台はいかがですか」と勧めてくださいました。
軽井沢観光協会の「歩く軽井沢」4番目に掲載されけているコースです。
見晴台は、晴れていれば景色が良いのでしょう。
長野県と群馬県の県境上にある熊野皇大神社や茶店での力餅も楽しみで、
以前に行った事がありますが、遊覧歩道で涼しく安全にたどり着く事が出来ます。
はい、このコースに決定っ!!
距離的には少し物足りないのですが、街中の歩行と併せれば結構な距離となる事でしょう(^^♪
朝、軽井沢駅近くにある雲場池観光客駐車場に向かいます。
こちらは、観光客のためと明記されている無料駐車場です。
近くの雲場池有料駐車場とはベツモノです。
まだ朝早いためか、新型コロナウィルスによる自粛の影響なのか、空きスペースに問題はありません。
旧軽井沢銀座方面に向かって歩いていきます。
自粛が解除されたばかりですが、カフェでは朝食をとる人たちが多くみられます。
パンの浅野屋、
向かいにあるジョンレノンがフランスパンを買いに通ったというフランスベーカリーを通り過ぎ、
こちらの右手にある観光協会では、
地形図の立体図で地形を確認する事が出来ます。
頭上の雲が黒いのが気になりますが、先に進みます。
この赤いバスで、見晴らし台まで行くことも出来るんですけどね、
歩くのが目的!!
左にショー記念礼拝堂を見ながら通り過ぎます。
芭蕉の句もありますので、眺めながら進みます。
少し登ったところで、車道から遊歩道に続く道に分かれます。
クマに注意を促す案内。
はい、クマよけ鈴はもってますよ~っ!!
道が分かれますが、案内がありますので右に進むことが分かります。
ここは、中山道なんですね。
木の吊り橋までは自動車も通ることのできる道幅なのですが、
超えてからは、いきなり山道となります。
両側から茂った草木を払いながら進みます。
途中で道路と交差するのですが、歩道橋が整備されています。
この先ですれ違った2人の男女が、足元を必死で払っています。
ティシュペーパーを取り出して拭きながらも、「うわぁーっ」と声をあげています。
足に何かついたのでしょうか。
見晴台に出ました!!
ここは、群馬県と長野県の県境です。
県境ラインは石で区切られています。
群馬の山々が遠くまで見えています。
右奥に進むと、雲で山頂が隠れ気味の浅間山、山頂がテーブル状の離山も見えています。
山の方向が記されたテーブル。
ここで、凍らせておいたミカンゼリーで休憩です。
・・・と、夫の手に異変が(;・∀・)
指の間から血が流れています。
黒いプヨプヨとしたものを払いのけたとか。
山びる!?
痛みはないのですが、不気味です。
近くのお手洗いで傷口を洗い流しますと、
「ヒルに注意」の貼り紙が何枚もあります。
そう言われても、どのように注意すればよいのか分かりません。
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
では、気を取り直して、信濃国特別神社 熊野皇大神社にお参りしましょう。
こちらの神社は、参道の真ん中を県境ラインが通っています。
苔むした峠の狛犬は、長野県側。
境内には、はっきりと長野県と群馬県の県境が表示されています。
お参りするのも、賽銭箱は2つ置かれてます。
お参りする場所も、長野県と群馬県でそれぞれ違っていて、こちらが長野県であることが分かります。
ご神木の「しなの木」は、長野県側です。
参拝する社の右奥にも、社が見えます。
こちらは、群馬県指定の重要文化財となっていますね。
こちらの杉浦翠子歌碑も、
日本武尊の詠嘆の地の印も、群馬県側です。
なぜ、こうもしっかりと分けられているんでしょうね・・・。
神社を降りて目の前の茶屋ですが、ここも参道から続く県境ラインが道路を超えて、
しっかりと引かれています。
店内は開放的で、客同士が向かい合うことの無いように、窓からの景色を楽しめる方向に席が配置されているのですが、
店内も県境にこだわっています。
ここは、やはり、力餅ですよね。
大根おろし、
力餅ソフト、
ざるそばを頂いてみました。
徒歩で上がってくると、炭水化物系が美味しいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
山ヒルの生息する場所を避けるために、途中までは車道を通りながら旧軽井沢銀座まで降りてきました。
山ヒルって、気になります。
バンドエイドをしましたが、血が止まりません。
毒性はないのでしょうか。
噛まれた後は、何か処置をした方が良いのでしょうか。
このあたりは、生息地なのでしょうか。
観光協会の方に尋ねてみる事にしました。
大変親切に、すぐ近くの薬局を案内してくださいました。
薬局では、ヒルの出す血液を固まらせない成分によって、出血が止まらないという点は困るのですが、
全く毒性はないので心配することはない事、
万全を期するなら抗ヒスタミン薬や抗生物質をどうぞ、と案内してくださいました。
大変親切な応対です~!!
毒性がないということに安心して、車を駅近くのホテルに移動させてから、
アウトレットに向かいました。
長門牧場のソフトで一休みです。
私は、黒いスポーツ用のTシャツを着用していたのですが、広範囲な赤黒いシミを発見しました。
表面が固まっています。
あら、私としたことが、峠の茶屋で小豆あんでもつけてしまったのでしょうか!?
そそっかしいことね・・・"(-""-)"
自粛が解除されたばかりの休日で、アウトレットの駐車場は「満」の文字が目立ちます。
本日の歩行は27000歩、距離にして約19キロになりました!!
爽やかです~っ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
アウトレットからは、矢ケ崎公園で地ビールを頂きながら休憩です。
軽井沢のビール、美味しいんですよ!!
良い一日でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ホテルでのんびり、温泉にでも入って~(^^♪
しかし~っ!!
ここで一気にさわやかな気分が一転します。
<こちらが、結末です!!>
大浴場でTシャツを脱いだとたんに、体が真っ赤な血だらけであることに気づきました。
黒いTシャツに小豆あんをつけてしまったと思っていたのは、山ビルによる出血のシミだったのです!!
おそらく、首元からTシャツの中に入り込んだ山ビルが、
ウエストポーチで外に落ちることなくとどまってしまったのでしょう。
もしくは、クール素材の薄いTシャツの上から吸い付いたのでしょうか!?
ぎゃぁぁぁあーッ!!
人が見たらびっくりしてしまいます!!
シャワーで洗い流しましたが、血が勢いよく噴き出したまま、一向にとまりません。
何とか部屋に戻り、フロントで頂いた大きな防水の絆創膏を貼りました。
痛みも痒みもありませんので、全く気づきませんでした。
出血だけです。
お目汚しとなりますので、画像はつけませんっ。
遊歩道で草木をかき分けた時に、山ビルがいたのでしょう。
すれ違った男女が、必死で足の何かを払っていたのも、きっと山ビルなのでしょう。
夫が手の指、私は首もとから体に入り込んだというのでは、被害にあう確率は高いです。
あの部分は、草木をきれいに駆るのでなければ、通行止めにするべきじゃないでしょうか。
また、「ヒルに注意」というだけでは、どのように注意すればよいのか、被害にあったらどうすればよいのかわかりません。
調べたところ、
湿気の多い苔むした渓流沿いであること、
雨の降った翌日であること、
草木に生息していて人や動物が来ると飛び乗るという生体で、
悪条件がすべて揃っています。
軽井沢の見晴台の遊歩道は、オススメできません、
いえ、絶対に行ってはいけませ~んっ!!!
流血の騒ぎとなりますよーっ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
更に、白糸の滝方面は台風19号からの通行止めもありますので、軽井沢のハイキングは要注意です。
しかも、峰の茶屋から小浅間に向かうコースは、浅間山の噴火レベルが気になりますし。
今、テレビをつけると中軽井沢で有名なリゾートホテルの代表の方が、ホテルの屋外で朝食を頂くというアイデアを話しています。
ダメ、ダメ!!
自然に親しむという事は、自然の困る面も併せて受け入れるという事です。
お客様に山ビルの被害が出ちゃうじゃないですか!!!
受け入れられるはずがありません。
涼しくなったら大丈夫か?
「ヤマビルの活動時期は4月~11月で、気温が20度以上の雨か、雨上がりの天候の時に最も活発」
なのだそうです。
気温は下がっても、11月までは油断なりません!!
ところで、あの見晴台のトイレの貼り紙はもっと具体的な対処法が案内されているべきだと思います。
単に「ヒルに注意」だけでは、何をどのように注意したらよいのかサッパリ分かりません。
ちなみに、神奈川県の秦野市ではこのような案内板が設置されています。
この掲示では、活動時期は10月までとなっています。
11月は大丈夫なのか、気温にもよるのでしょうか。
これくらいの案内があれば、分かりやすいですね。
行政機関に意見を伝えたいと思います。
遊歩道は軽井沢なのでしょうが、果てさて、
山頂部分の貼り紙は一体、長野県側でしょうか、群馬県側なのでしょうか・・・???