食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【広島旅-その2】呉で「てつのくじら館」「大和ミュージアム」、広島で「平和記念資料館」へ。90歳近い母を連れて♪

2019年08月24日 | 旅行

 

【広島旅-その1】では、東京から岡山、尾道までの食べ歩きについて

【広島旅-その2】では、呉の「てつのくじら館」「大和ミュージアム」、広島の「平和記念資料館」

        90歳近い母を連れて♪

 

と、内容の違いで分けさせていただきました。

 

尾道はネコの街、出迎えてくれたのは「ニャー」の旗でした。

呉では?

出迎えてくれたのは、波止場公園で走り抜ける犬のオブジェでした!!

 

呉では、大和ミュージアムと「てつのくじら館」が目的です。

 

90歳の母を連れて、海軍だった亡父の思い出をたどるということもありまして・・・。

 

大和ミュージアムには、専用の駐車場があります。

しかし、向かいのショッピングセンター「ゆめタウン」に駐車すると、てつのくじら館も、大和ミュージアムも行きやすくて、3000円以上のお買い物で駐車料金が7時間も無料となります。

専用の駐車場を通り過ぎたので、こちらに駐車して気づきました・・・。

なぜか、こちらの駐車場の方がアクセスも良いのでおススメです。

ゆめタウンに駐車して大和ミュージアムに向かいますと、その渡り廊下から、てつのくじらが見えます!!

本物の潜水艦なんですよね、大きいっ!!

下に降りると、大和ミュージアム入り口です。

ここには、戦艦大和の10分の1模型が置かれています。

ヒトの模型もありますので、大きさが実感できます。

中を少し歩いたところで、午後2時からボランティアの方が定時ガイドをしてくださることが分かりました。

受付の方に確認しましたところ、定時でなくても、ガイドの方が空いていれば随時案内をしてくださるとのことです。

でもまあ、そういう事でしたら、先にランチや「てつのくじら館」に行ってから出直すことにしましょう。

チケットは1日有効で、出入り自由となっています。

 

では、ランチを済ませてから先に海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」へ向かいます。

入館料は無料です。

入口からすぐのところに、映画「この世界の片隅に」のポスターが。

映画「この世界の片隅に」の原画が展示されています。

この映画は呉が舞台で、大きな軍艦(戦艦大和のこと)を作っているといううわさが広まります。

丘の上でスケッチをしていたらスパイではないかと疑われる場面があるのですが、それは実際にあった事らしいです。

そこで、すぐ近くの広島での原爆や終戦となり・・・という物語ですね。

 海を掃除(地雷を除去)する作業をしている事とか、

本当に、動物の顔が書かれていたのかしら・・・?

海上自衛隊の活躍ぶりがさまざま展示されているのですが、

ここから先は実際の潜水艦の中での生活が分かる展示になります。

海軍の食料として、海軍カレーは大変栄養バランスの良い食事だったこと、

このように、実際の潜水艦内の様子が展示されています。

 

 

 

潜望鏡は、実際にのぞいてみる事も出来ます。

 

それぞれ、ゆっくりとみる事もよいのですが、大和ミュージアムの定時ガイドの時間が気になりますので、ダーッと走り抜けて行きます。

 

さてさて、大和ミュージアムに戻ってまいりました。

ガイドさんは2手に分かれて、男性ガイドさんが担当してくださいます。

大和ミュージアムでは、映画「アルキメデスの大戦」を紹介しています。

「数学で戦争を止めようとした男の物語」

というキャッチコピーで、戦艦大和の計画段階の秘話という内容です。

山本五十六さんなど、実在の人物が登場していますので、リアリティがあるのですが・・・、

もとは「週刊ヤングマガジン」連載のコミックで、内容は完全なフィクションのようです。
 

映画「アルキメデスの大戦」で主演した菅田将暉さんが来館したときは、この位置に特設ステージをつくりました。

女性が大挙して押しかけて、大変なことになったのだとか・・・。

この、戦艦大和には戦闘機も載っていたんですね。

折り畳みの滑走路もありますし、戻ってくるときは海上に着水して、クレーンで引き揚げたのだとか。

うーん、やはり、説明を聞かなければわからない事です。

このゼロ戦を作っていた中島飛行機が、富士重工となり、自動車のスバルとなっているんですね。

だから、スバルのエンジンはしっかりしているのか。

 

こちらは、縦にして使う潜望鏡です。

このレンズも、大変な技術力を必要とするのですが、のちのニコンとなります。

 

戦争って、技術の大きな進歩となっているのですね。

これを、是非とも平和な暮らしに役立つものとして活かしたいものです。

 

数々の展示で、1階のAのコーナーでは是非とも見るべきものは3がつあるのだとか。

一つは、実物大ヤーロー式ボイラー。

実物だそうです。

こちらと、あともう一つは、

人も多くて分かりづらい画像なのですが、戦艦大和の設計図です。

設計図は、敗戦時にすべて破棄するようにとの命令が出ました。

いくら負けても、敵に渡したくないという気持ちがだったのですが、どうしても破棄するのが無念で忍びなく、こっそりと保管していた方がいらっしゃったのでしょう。

 

戦艦大和の模型の置かれている窓の向こうに、造船所が広がっています。

軍港巡りの船着き場の向こう、「大和のふるさと」と書かれたところで、大和は作られたそうです。

 

アメリカ軍が提供している写真なのですが、戦艦大和が、敵の爆撃を受けて沈む場面です。

最後は一挙に傾いて、ひっくり返る様に海に沈んでいったそうです。

 

他に、期間限定の展示物として、「海底に眠る軍艦」として、海から引き揚げられた戦艦大和のパーツが展示されていました。

 

まあ、展示物に関しては、私のヘタな掲載よりも、もっと写真の上手い方がご紹介されているかと思いますので、このあたりにしておきます。

 

ショップでは、もみじ饅頭や各種の菓子に、大和ミュージアムのデザイン入りです。

もちろん、海軍カレーも各種あります。

 

この日は、呉市内のホテルに宿泊し、翌日は広島の原爆資料館に向かうことにします。

先週は横須賀の軍港巡りはするし、呉の次に広島とは、よほど戦争好きなのかっ!?

いえいえ、本当に偶然なんですよ。

横須賀は、漫談の公演会のついでなんですってぇ。

今回は、美味しいものを求めて瀬戸内にきて、雨なので天候にかかわらず夫が興味を持って見学できるところとして考えたのです。

 

呉や広島で、気になる名所となると、ここにたどり着きました。

それと、90歳に近い母を連れていたのですが、亡父は海軍で呉にいたこともあります。

終戦時に、潜水艦に乗りこんで出発間際だったのですが、偶然にも別の用事が出来て上官から呼ばれ、潜水艦から降ろされたのだそうです。

もし、そのまま出発していたら、戻ってこなかったのだとか。

 

終戦になってから、引き上げ兵を迎えに行くために招集され、多くの人を迎えに行ったのだそうです。

母がガイドさんに語ると、

「では、皆様に語っていただく立場の方ですね」

の言葉がありました。

 

では、広島に向かいますね。

原爆資料館は、駐車場は利用できませんので、近隣の駐車場を利用します。

広島記念公園の慰霊碑を通り抜けて向かいます。

この奥に、原爆ドームが一直線に見えます。

 

原爆資料館は、わずか200円の入館料です。

特定の国に対するメッセージ性はなく、平和な時代の広島の街、あの日以降の様子が時間の経過と共に展示されています。

1945年8月6日の、あの時間の街の様子からが展示は始まります。

床には一面に爆心地の地図が広がっています。

爆心地に向かって落ちた光が、次第に広がっていく映像が映し出されています。

周囲はこのように変わりました。 

 

この、子供たちの遺品なのでしょうか。

 

 

多くの絵が展示されていて、世界中から来館した大勢の人たちがそれを眺めながら通り過ぎていきます。

絵も写真も、目の前に広がる惨状が現実のものとして感じられます。

 

予想通り、展示は原爆の悲惨さが心にしみるようなものです。

 

 

平和記念公園対岸には、ガス事業者の方や、農業組合の方など、それぞれの関係の方々の碑が点々とありました。

 

どんよりと、蒸し暑い日でしたが、こんな季節だったんですね。

 

海外の方も多くいらっしゃいました。

少しでも多くの国の方に、この状況が分かっていただけると良いですね。

 

平和を祈ります。

 

 

 

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【広島旅-その1】美味しいものを食べよ~っ♪ 岡山~尾道へ向かう旅!!

2019年08月23日 | 旅行

(見出し画像は尾道のいたるところに置かれたのぼり旗です)

 

美味しいものを求めて、広島方面に旅することにしました。

瀬戸内で、美味しいものを食べたいな~っ!!

今回は、飛行機で岡山到着から、尾道までの飲み食べまくりの様子。

次回は呉のてつのくじら館、大和ミュージアム、広島の原爆資料館等と分けて記載させていただきます。

 

羽田を20時半の飛行機で岡山に向かいましたので、ホテルでチェックインを済ませてから街に出たのは、11時近くになりました。

24時まで営業している、藁焼きカツオの美味しい店を調べありますよ、さあっ、急げ!!

 こちらのお店、11時半がラストオーダーですが、なんとか間に合いました。

遅い時間にもかかわらず、快く迎えてくれ、店内は期待できそうな雰囲気です。

ところで・・・、

メニューブックの表紙に書かれた、「平平平平」というインパクトのある店名ですが、何と読むのでしょうか。

気になるお店の名前は、平が四つで、「ひらだいらへっべい」なのですね!!

お通しはところてん、自分でついて頂きます。

暑い日にはひんやりとして、健康的です。

わら焼き鰹のタタキ。

これ、これ、この、藁の香りのするタタキが目的だったんですよ!!

藁の香りが本格的です。

岡山に来たなら、シャコは是非とも頂きたいです。

ウニも、この価格でたっぷりと盛られています。

鮭のハラス焼きですが、外はパリッと、中はふんわりとして、とても良い食感です。

たっぷりのイクラ丼。

お夜食には、なかなか適度なお店でした!!

 

翌朝、岡山駅に向かうと、

地下街では桃を販売していました。

名物の桃やマスカット、美味しそうですね。

駅のロータリーでは、ネコの耳がついているバスを発見しましたっ!!

すごーく、気になります。

オカデンの市内バスなのですが、この車体は、和歌山電鉄の故「たま」駅長をデザインしているらしいです。

岡山と和歌山なのですが、同じ両備グループの系列つながりです。

降車ボタンの表面には、猫の肉球と「ニタマ」のイラストをデザインしています。

押すと、「ニャ~」を2回繰り返すのですが、その鳴き声は「たま」駅長の後任の「ニタマ」の鳴き声だそうです。

停車を知らせるバスの車内灯の表示も「つぎ・とまるニャ~」となっています。

 

岡山駅前を出発して、レンタカーで広島方面に向かいます。

山陽道の途中にある、福山SAで昼食を頂くことにします。

このサービスエリアは、お好み焼き屋台村もあって美味しそうなのですが、

海鮮メニューがとても美味しそうなので、和食レストランに向かいます。

瀬戸内は鯛が名物。鯛茶漬けは、出汁が上品な薄味です。

鞆の浦から直送されるという、生のシラス丼。

珍しさはありますが、生のシラスが大量すぎる様な感じも・・・。

どちらも、新鮮でおいしかったです。

 

昼過ぎに、尾道に到着。

展望の良い、千光寺公園に行ってみました。

ここは、ロープウェーで上がった場所なのですが、車でも上がる事が出来ます。

駐車場のチケットを見せるとロープウェーが割引になると説明してくださいましたので、

「???」

と思って説明を聞いてみますと・・・、

尾道の街は、海からすぐに山が迫っていますので、ロープウェーの上り口には駐車場がありません。

逆に、ロープウェーで上がったところの駐車場に車を停めて、ロープウェーで降りて街を観光する方が駐車場の確保という点では楽なのだそうです。

 

尾道は「ニャー! の街」だそうで、いたるところに猫がいます。

 

ネコと恋人の聖地らしいです。

頂上に設置されている展望台をさらに上がると、瀬戸内の島々が広がります。

対岸は、しまなみ海道の島の一つ、向島です。

ここでは、瀬戸内みかんソフトが美味しいです!!

駐車場のチケットで、2個まで割引となりました。

 

宿に向かう途中の造船所に、「進水式」の横断幕がありました。

餅まきを行うようで、一般の人も参加できるとのことです。

造船所の中をのぞくと、あの船なのでしょうか、奥の方で船が出来上がりつつあります。

船の進水式なんて、大変おめでたいことですから、いつか見てみたいと思います。

 

造船所に囲まれた目立たない場所にポツンとあるのですが、

本日の宿は、創業は昭和18年という、「西山別館」。

造船所に囲まれているような場所でありながらも、通りからは奥まった場所で、由緒ありそうです。

フロントのある建物に行くと、ロビーでお茶とお菓子を提供され、落ち着いたところで部屋に案内されます。

いくつもある離れの一つに案内されますが、応接スペースは、会議も出来そうなテーブルです。

この部屋からは朝日がきれいに見えるという事で、日の出の時刻を案内してくださいました。

寝室スペースもレトロな雰囲気が漂い、奥には洗面スペースがあります。

別棟にある大浴場は、温泉ではなく沸かし湯なのですが、露天風呂もありますし、他にお客もいないので快適です。

 

お風呂のあとは、楽しみにしていた夕食です。

 

篭に入った前菜は、シャコや手長海老、トウモロコシの揚げ物、イカソウメン等、瀬戸内の名物が並んでいます。

グラスには、霜降りのサーモンとアスパラのジュレ掛け。

お酒は、レトロな器で頂きます。

鱧にとろみのある餡のお椀。

薄味で、上品なお味です。

刺身の車海老は、頭の部分はカリッと焼いていて、足や頭もパリパリと頂けます。

笹の葉にくるまれた、穴子の押しずし。

桜鯛の塩焼き、新鮮でふんわりとしています。

鯛の揚げ物。

野菜は天つゆで、魚は塩で頂くのが美味しいです。

サザエとホタテの酢の物。

かぼちゃと冬瓜の炊き合わせ。

ご飯は、土鍋で焚きあがったものをよそってくださいます。

このあと、フルーツの盛り合わせとなります。

どのお料理も、この地方の名物を取り入れて、手の込んだものです。

お上品な味付けで、私共にはちょうど良い量でした。

 

朝は、案内していただいた通り5時半から日の出を待ちます。

雲に隠れてダメなのかな…と思っていましたが、雲の間から少し見えてきました。

なるほど、良い眺めです!!

朝食もいろいろなものが少しづつ。

大変おいしくいただく事が出来ました!!

 

さて、今日は車で呉の方面に向かうことにします。

食べ歩きの度は続きます・・・。

 

あ、そうそう、都内になるのですが出発時に立ち寄った浜松町の居酒屋もご紹介いたします・・・ね。

実は、羽田空港手前の浜松町から食べ歩きはスタートしていました♪

夫の仕事が終わったら、浜松町で待ち合わせをして羽田に向かったのですが、

浜松町と言えばっ!!

酒飲みにはお馴染みの「秋田屋」さんです。

店の外側には、立ち飲みのお客さんもいますし、中にはテーブル席もあります。

食べ歩き旅は、ここからスタートしていました!!

定番的なメニューが並んでいますが、もちろん、ヤキトリが最高に美味しいんです。

レバー、カシラはタレで、タンは塩で。

唐辛子はお皿で置かれています。

もつ煮も臭みがなく柔らかい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

黒ビールにレモンサワーを頂き、羽田に向かいました。

 

羽田の出発ロビーでも、おつまみ付きの生ビールがいただけました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

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【横須賀を散策三昧!!】軍事遺産の猿島をガイドさんと散策、軍港めぐりのクルーズで♪

2019年08月18日 | 旅行

 

金曜日の夜は、横浜で遅くなる予定がありました。

普通に帰宅のできる時間ではありますが、こんな時こそっ!!

横須賀のホテルに泊まって街歩きをしてみたい、

国指定史跡「猿島砲台跡」のるある猿島、戦艦三笠のある三笠公園、海上自衛隊やアメリカ海軍の軍艦を案内と共に眺める軍港クルーズ・・・、存分に横須賀を散策してみることにしました。

 

宿泊したホテルは、通称:どぶ板通りの端っこで、アメリカ海軍横須賀基地の目の前です。

ホテルの部屋の窓から真正面に見えるのが、アメリカ海軍基地の入り口です。

夜になると、ホテルへと続く目の前の通称:どぶ板通りは、このようにアメリカ軍関係者で溢れていました。

えっ、何よ、この道の奥にホテルがあるの・・・!?

ここを通って行くなんて、ちょっと、恐いな、と思えますか?

このように、ところどころに軍の制服を着用したスタッフがいて、トラブルが起きないように見守っています。

それでも、街はタバコの吸い殻が落ちて、騒がしい感じです。

この、右がホテル、左手はアメリカ海軍施設の入り口に続いています。

ところがっ!!

翌日になると、この通り、

黄色いTシャツを着用した軍施設の人たちが、きれいに清掃しています。

なかなかの気遣いじゃありませんか!!

 

朝一の行動として、東京湾の要塞ともいえる猿島に渡り、国指定史跡「猿島砲台跡」の見学です。

朝8時10分に、ガイドさんとの待ち合わせをしている三笠公園に向かいます。

もちろん、記念館三笠が目印です。

一番上にはためいているゼットの図からの旗は、「もう後がない」という意味だそうです。

こちらは、後でゆっくりと見ることにして、まずは乗船。

猿島に向かいます。

猿島は、三笠公館から1.7キロの沖にある小さな無人島です。

幕末から太平洋戦争まで江戸・東京および横須賀を守る台場・要塞として利用されて来ました。

終戦までは一般の人の立ち入りは禁止されていましたが、今ではエコミュージアム猿島として整備され、連絡船で気楽に訪れることが出来ます。ただ、弾薬庫などはガイドさんと一緒でなければ立ち入ることは出来ません。

ここは、13時と15時に誰でも参加できる 大勢のガイドツアーがあります。

しかし、電話で問い合わせてみると、昼の時間帯は暑くて大人数なので、朝早い時間に個別にガイドさんをお願いする方が良いという事でしたので、おススメ通りにガイドさんをお願いしました。

費用は5人まで3500円、島に渡る乗船料1300円がガイドさんと一緒の場合は1170円に割引となります。

 

 ■ガイドさんの依頼先

  猿島公園専門ガイド協会

  電話:080-6655‐0557(8:00~18:00)
  E-mail:sarushimaguide@gmail.com

そんな、重要な史跡なのですが、今の時期はアニメ・ワンピースの「モンキー・D・ルフィ島(猿島)」となっていて、若者が大勢押しかける状態となっています。

島中が、こんなイベント真っ最中なんですよっ!!

 船着場周辺だけは、このようになっています。

無人島ですから、島で飲み物が購入出来たり、トイレや着替えの施設があるのはここだけです。

 

いよいよ、島の探検です。

最初にガイドさんが渡してくださったのは、手作りのおみくじです。

おみくじに、島の海岸の砂をかけると、「大吉」の文字が浮かび上がってきます。

おみくじには磁石で文字を作っているのですが、この島の砂には砂鉄が多く含まれているので、このように文字が浮かび上がるというわけです。鉄の多い島なんですね。

 

こちらが、明治28年につくられた蒸気による発電所です。

今は、この隣に太陽光発電を利用した、最新の発電設備があります。

しかし、台風の影響なのか調子が悪くて発電する事が出来ず、こちらの発電設備を今も利用しているのだそうです。

しっかりとした設備なんですね!!

整備された木道の両側にはレンガの壁がありますが、右と左ではレンガの種類も積み方も違います。

イギリス式とフランス式なのだとか。

こちらの兵舎の跡は、普段は施錠されていますので、ガイドさんが一緒でなければ入る事が出来ません。

しっかりとしたレンガの上に、厚く漆喰が塗られています。

弾薬庫です。

左の小さな隙間は、万が一の時に爆風を逃すためのものだとか。

レンガの積み方が美しいですね。

炊事の設備の跡のようです。

レンガ造りのきれいなトンネルを抜けると、あっという間に、島の奥に到着しました。

ここに、砲台が置かれていたのですね。

まあ、盛りだくさんなのですが、ガイドさんの案内があるのと無いのとでは大違いです。

有難うございました!!

 

 

三笠公園に戻ると、記念艦「三笠」へ。

あの、日露戦争でバルチック艦隊を撃破した戦艦です!!

戻ってきてから、一旦は爆破事故で水没してしまったのですが、引き揚げて記念艦として展示しています。

このように、当時の様子を見せているものや、軍服を着て記念撮影もできます。

定時には無料の案内もあるのですが、そろそろ昼食を頂かないと後の予定が・・・、

残念ですが、またの機会にします。

 

ガイドさんが、近くでランチにおすすめのお店を教えてくださいました。

三笠公園のすぐ近くにあるヨコスカポートマーケットにある、「なぶら」という海鮮料理の店です。

店内は広々としています。

魚料理が新鮮そうです。

しらす丼を頂きたかったのですが、本日は入荷が無いとのことでした。

朝食をしっかり頂いていますのでお腹もあまり空いていなくて、シンプルな海鮮丼をご飯少な目で!! とお願いしました。

こちらのマーケット、魚や葉山牛、野菜や土産物もあって、購入した商品はフードコートで頂くことも出来ます。

 

 

 

やはり、マグロが充実しています。

葉山牛コロッケも美味しそうですね。

 

あ、買い物している場合ではありません、次は軍港巡りのクルーズを予約していますからっ!!

ここから、アメリカ海軍基地を挟んで徒歩で約20分、次の軍港巡りのクルーズに向かいます。

入口のチケット売り場の向かいに、シャトレーゼの売店があって、飲み物やお菓子を購入して乗船することも出来ます。

船は、二階部分は景色も良くて、風通しも良いのですが、エアコンのきいている1階の方が断然快適です!!

1階の一番前の席ですと、このように案内スタッフの方が目の前でお話ししてくださいますし。

「皆様にお願いでございます、私の写真をおとりになりましたら、是非どうぞネットにアップしてくださいませっ!!」

と、笑顔でご挨拶してくださいました。

はいはい、承知いたしましたよ!!

船が動き出すと、右手はアメリカ海軍基地です。

「ここで、皆様に海に落ちた場合の注意事項なのですが、

右はアメリカ海軍基地、左は海上自衛隊基地となっております。

もし、海に落ちた場合に、右に行かれましてもそこはアメリカ、パスポートがなければ上陸する事が出来ません。

泳ぐ方向が重要となりますので、お気を付けくださいませ」

そんな冗談を言っているうちに、

右手は米軍基地内にもかかわらず、日本の海上自衛隊の潜水艦3隻が並んでいて、看板からは自衛隊隊員の方が手を振ってくださいます。

「でも、ここはテーマパークではありませんからっ!!

すべて、本物の自衛官の方々です~!!」

なかなか、フレンドリーです。

「アメリカの艦船は様々ありますが、原子力空母のドナルド・レーガンは、世界最大の航空母艦です、

何と、全長は333 mもあるんです。

先日まで停泊していたんですけど、今は見る事が出来ません。

『是非とも見たかったわ、ああ、残念っ!!』

という方のために・・・、弊社でご用意しているのは、細部にまでこだわったミニサイズの空母チョコクランチ!!

これなら、ご自宅でいつでも思う存分に眺める事が出来ます」

売り込み部分は激しいのですが、本当にドナルド・レーガンが停泊していることもあって、なかなかの大きさだそうです。

本当に、見たかったです!!

「こんなに沢山の軍艦を見ても、忘れてしまいます。

しかし、せんべいの表面に戦艦が焼き付けられている『軍港めぐり たまごせんべい』があれば18枚入りですから、

1日1枚食べても18日間は思い出していただく事が出来ます!!」

なかなかの売り込みですねぇ。

 

海に浮かんだ不思議な物体。

船の磁気をとるためのものだそうです。

弾薬などを積んでいると、磁器に反応して爆破することもあるのだとか。

 

 

 今度は、日本の自衛隊の艦船が次々と並んでいます。

ちょうど、お盆で休んでいるためなのか、普段よりも多くの艦船が並んでいます。

軍港巡りのチケットは10種類、マニアには楽しいものですね。

 

まだ、早い時間ではありますが・・・、

本日は早めに引き上げて、自宅近くの居酒屋に駆け込むことにします。

 

あ、昨日の夜の居酒屋ですが、横須賀中央駅からほど近い場所にある、「鳥良商店」に伺いました。

焼酎に梅酒を少し入れた「雷神」という飲み物、アルコール度数はかなり高いです。

鶏の炙り刺し。

新鮮でおいしいです。

馬刺し。

タテガミもついています。

海老とアボカドのサラダ仕立て。

小ぶりなのですが、トロリと食べ頃のアボカドが美味しいです。

名物の鶏くわ焼き。

目の前で、炭火で焼きあげてくれます。

様々な部位が混ざっていて、柚子胡椒をつけていただきます。

チェーン店なのでしょう、他にもあるのでしょうが、なかなかイケます。

今度来た時も、立ち寄りたいです!!

次はチキンライスやプリンもいただきたいかなっ。

やはり、夫と一緒ではオシャレな店には立ち寄ることならず、オヤジ系となってしまいました・・・。

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夏は伊豆の海でシュノーケリング♪ 秘境といわれるヒリゾ浜に、今年こそ!!

2019年08月04日 | 旅行

 

関東は、暑いです!!

数年前から、夏は海できれいな魚をながめたいと思い、シュノーケリングを始めました。

自動車で手軽に行ける範囲で、よいところはないかと探しているうちに、伊豆の秘境といわれるヒリゾ浜を見つけました。

秘境って・・・!?

それは、是非とも行ってみましょうっ!!

 

こちらは、ヒリゾのガイドブックです。

ヒリゾ浜は島ではないのですが、陸地から近づけませんので、南伊豆の中木から船でしか行く事が出来ないのです。

昨年は、台風が過ぎ去ったにもかかわらず強風で、渡し船が出航しませんでした。

今年こそ!!

 

渡し船の出る中木は狭い地域で、数件の民宿はあるのですが、温泉やホテルはありません。

コンビニもありませんし、飲み物は自動販売機程度しかありません。

渡し船の乗り場近くに、昼間だけ営業している売店がありますが、観光地料金です。

 

今回は金曜日の夜から、素泊まりの民宿を確保しました。

はっきりと言って、あまり快適とも言えません。

(昨年宿泊した時の食事は美味しかったです、民宿の方は親切でしたが・・・、ごめんなさい)

それでも、中木に宿泊した方が良いのは、駐車場を確保するためです。

こうでもしなければ早朝から満車になりますので、駐車場に入る事が出来ないのです。

朝6時前に民宿の窓から見た駐車場です。他に少し離れた場所にもありますが、いずれもすでに満車です。

手前に赤いコーンが置かれている場所がありますが、民宿の利用者は駐車場が確保されるのです。

駐車料金も、一般の来場者は1日千円ですが、民宿利用者は1泊千円で、2日間の出入りは自由です。

朝の6時には(もっと早いのですが、私が確認した時間です)駐車場に来ていた人たちが並び始めますので、8時から出向するにもかかわらず、すでに長い行列となります。

でもっ!!

宿泊者であれば、8時位にゆっくりと来てもOK。

3隻の漁船がピストン輸送してくれますので、最初の人たちはみるみるうちに、はけてゆきます。

ひと段落しても、10分おき位には船が出ていますので、落ち着いてから浜に渡っても良いでしょう。

しかしっ!!

ヒリゾ浜に到着してみると、混雑度はすごいです。

船着場から近い位置は、この通り!!

どこにテントを張ったものかと、途方に暮れてしまいました。

奥の方に行けば、空いている場所もあるのですが、潮の満ち引きも要注意です。

浜の少し高い場所には監視員もいて、海の遊泳エリアにはボートで監視している人たちもいますので、安全体制は整っています。

こんなに大勢の人たちがいるのなら、魚も逃げてしまうのではないでしょうか・・・、

ところが、海をのぞいてみると、たくさんの魚たちが岩陰にいるわ、いるわ。

 

 これ、これっ、これを見たかったのです!!

海の中の写真はきれいに撮影できませんでしたので、パンフレットで申し訳ございません。

パンフレット通りの魚が岩陰で群れを成していて、ピンクのサンゴ礁もあります。

手を出すと、一緒になって泳いでいく事が出来ます。

浜にはトイレも売店もありません。

2千円の一日乗車券となっていますので、何度でも中木に戻る事が出来ます。

日中はガラガラで、待つこともありません。

防水のポーチに、乗船券と少しの現金、車のキーを入れて持ち歩きます。

 

こちらの渡し船は、昨年に来た時には台風で出航してくれませんでした。

早朝に、関係者14人位で話し合って決めるのだそうです。

「海のこわさは、みんなよーくわかってますから」

と話していましたが、なかなか慎重なのです。

渡し船が出なかった場合も、問題はありません。

船で渡らなくてもいける、目の前のトガイ浜でシュノーケリングを楽しむ事が出来ましたから。

・・・と、昨年までは、そうでした。

堤防の向こうの浜なのですが、駐車場から遊歩道の様に通路が整備されていました。

しかしっ!!

今年は通行禁止となっています。

落石のために、橋が壊れて通路も塞がれてしまったのだそうです。

ですから、渡し船が出航しなければ、ここで海を楽しむことは出来なくなりました。

うーん、早朝から来ても、リスクは高いですね・・・。

 

私たちは、13時にはすでに、浜を引き上げました。

その程度で十分、海を楽しみましたし、テントでゆっくりするには暑すぎますので。

すると、午後からやってくる人たちもいましたが、駐車場はある程度空きが出来ていました。

駐車場の利用を考えると、午後から来るというのも、1つの方法だと思います。

 

多くの民宿では、あまりに遅い到着は歓迎されません。

今回選んだ素泊まりの民宿は、完全に人がいないセルフサービスの宿ですから、遅い到着も問題ありません。

「みなみの家」というのですが、入り口を入るとその日の宿泊者ごとに部屋番号がボードに書かれていて、キーも置かれています。

ですから、他のお客には出会いますが、民宿のスタッフには一度も会いません。

共有の大型冷凍冷蔵庫や電子レンジ、電気ポットなどありますので、スーパーで購入してきたものを温めたり、ペットボトル飲料を凍らせることも出来ます。

お風呂は、9キロくらい離れた場所にある、南伊豆の日帰り温泉「下賀茂温泉銀の湯会館」を利用しました。

共用の大型冷蔵庫はありましたので、飲み物は、その温泉の近くにあるマックスバリュー下賀茂店というイオン系のスーパーを利用して、ペットボトルごと凍らせて浜に持ち込みました。

夕食は、中木の唯一の食堂である双葉食堂を利用しました。

1階は売店で、朝の7時からおにぎりを販売していますので、朝食も購入可能だそうです。

今回の朝食は、スーパーでいろいろ買いましたけどね。

メニューはそれほどバリエーションがあるわけでもなく、期待した刺身も品切れだったのですが、

ビヤガーデンの様に海の風を楽しむことは出来ました。

車を利用すれば、近くに美味しそうな海鮮料理のお店はいくつかあります。

民宿入り口にも、お店のチラシが置かれていました。

でも、お酒を頂いたら運転は出来ませんからね~!!

他に、集落内にカレーのお店もあったようですが、アルコール優先です。

あの岩の裏側が翌朝行くヒリゾ浜だと思って、眺めながらいただく事が出来ました。

 

やはり、ここまで来たら美味しいものを頂いて、温泉にも入って帰りたいです。

ヒリゾ浜を引き上げた後は、西伊豆のリゾートホテルに一泊するのが良いです。

 

堂ヶ島では、青の洞窟へクルージングしてみました。

船が発着するのは、加山雄三記念館のある場所です。

しばらくクルージングして最後に、あの、岩のところの洞窟に船が入っていくのです。

 

入口は結構狭い感じなのですが、中は上部から日からがさしていて、海面は青くなっています。

洞窟の上部が開いているのですね。

クルージングの乗り場は、なぜか加山雄三ミュージアムと一緒になっていて

加山雄三のミュージアムのショップもあって、

入口のソフトクリームがミルキィな感じでとても美味しいです♪

 

それから、近くの観光で土肥金山。

こんなところで、金が採掘されていたのですね。

池の鯉も金色です!!

中の温度計では気温18℃となっていました。

涼しい観光スポットです。

 リアルな人形ですが、女性も働いていたんですね。

出来上がった御用金を江戸に運ぶところです。

このように、金塊に手を触れる事が出来ます。

本物という事ですが、セキュリティーが気になりますね・・・。

土産物は、予想通りゴールド三昧です。

伊豆縦貫道の途中で見つけた、いちご大福の店。

裏の木陰にイスとテーブルがあって、涼しくいただく事が出来ます。

かき氷も、ソフトクリームもありますし、真夏でもいちご大福があって、幸せを感じる事のできるスポットでした。

 

東伊豆よりも、西伊豆の方が人が少なくて、のんびりと楽しめるように思います。

午前中に東京方面に向かうと、ほとんど渋滞なしで帰る事が出来ました。

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