夏の仙台からうみの杜水族館や塩釜市場、塩釜のミシュラン掲載のフレンチ等の食べ歩きをしてみました。
まずは、仙台の瑞鳳殿を参拝してから、ホテルに車を置いて、電車で出かけます。
酒も飲みますから!!
<仙台瑞鳳殿⇒うみの杜水族館 ⇒キリンビール仙台工場 ⇒松島遊覧 ⇒瑞巌寺 ⇒本塩釜のフレンチ シェ・ヌー⇒塩釜市場>
【瑞鳳殿】
仙台駅近くのホテルに車を置き、徒歩で仙台の街を散策します。
やはり、仙台に来たら瑞鳳殿です。
仙台藩祖伊達政宗公の霊屋で、寛永13年(1931年)70歳の生涯を閉じた翌年、公の遺命により建設された豪華絢爛な霊屋建築です。昭和6年国宝に指定されました」とのこと。
休日は、ボランティアガイドの方がところどころにいらっしゃって、説明してくださいます。
なぜか、この画像だけ、光が点々と・・・、まさかっ!!
確かに、絢爛豪華です。
やはり、ここは観るべきものですね。
ここからは、JR仙石線でうみの杜水族館に向かいます。
【うみの杜水族館】
うみの杜水族館は、JR仙石線中野栄駅から無料のシャトルバスで行く事が出来ます。
このように、牡蠣が釣り下がっているのを見ると、「うみの杜」って感じですね。
海の中、そのままの様子が感じられます。
やはり、イルカやアシカのショーは前の方で見たい・・・?
でも、ご注意を!!
イルカ・アシカが豪快に水かけをしてくれる人気企画ドルフィンスプラッシュがありますので、前の席の方は水濡れ対策が必要です。
このように、アシカがホースを加えて観客に放水、もう、すぶ濡れです!!
それを知らないで前の席にすわった親子は、Tシャツ事ずぶ濡れとなって、憮然とした表情で立ち去って行きました。
通路頭上にはリスの道がかけてあり、日本リスの行動を観察することができます。
なぜ、水族館にリスなのでしょう。
まあまあ、「生き抜く力」がテーマですからっ!!
【キリンビール仙台工場】
うみの杜水族館を後にして徒歩で10分位、次に向かうのがキリンビール仙台工場です。
公衆電話もビールジョッキです!!
ホップの栽培も見られます。
工場見学の後、楽しみなのが試飲です。
工場で頂くビールは、本当に美味しいっ!!
1人3杯までいただくことができます。
キリンビール仙台工場からは、無料のシャトルバスでJR多賀城駅まで送迎があります。
電車でそのまま松島に向かっても良いのですが、一旦仙台に戻り、その日は仙台に宿泊して翌日車で塩釜、松島方面に出直すことにします。
【松島、瑞巌寺】
多賀城市伝上山の陸橋には、このように大震災のときの浸水地域であることが表示されています。
松島の瑞巌寺は震災で大丈夫だったのでしょうか。
松島の五大堂。
赤い橋を渡るのですが、足元が怖いです・・・。
江戸時代中頃の記録にもある「すかし橋」といわれるもので、五大堂に参るにあたり、身も心も乱れの無いように脚本を照顧して気を引き締めさせるための配慮なのだそうです。
松島の遊覧船。
お天気があまり良くないのですが、それでも海に浮かぶ島々の説明を聞いて楽しめます。
瑞巌寺は、大震災の津波は参道までは押し寄せましたが、建物の前まででピタリと止まったそうです。
先人たちは、この場所までは安心だということを分かっていたのでしょうか。
【本塩釜のフレンチ】
今夜は、塩釜の宿に車を置いて、徒歩で本塩釜駅に向かいます。
歩いていくと、あの、浦霞の蔵元があります。
由緒ありそうな建物なのです。
こちらの蔵ガイドは参加費無料で、1日2回、所要時間は約15分で、スタッフの方が蔵の建物や歴史について外観から案内してくださいます。
平日の午前11時と午後2時、10名までで、要予約だそうです。
本塩釜駅周辺には、ミシュラン掲載の鮨屋が何件かあります。
おお、こちらもその一つ、白旗じゃありませんか!!
本日は、ミシュラン掲載のフレンチ、シェ・ヌーに向かいます。
川に面した、かわいらしい建物です。
店内もかわいらしい雰囲気で、スタッフの方も親切感があります。
鮨屋がこんなにたくさんあるのに!!
和食が続きますので、海の幸満載のフレンチも良いかと思います。
【塩釜市場】
塩釜に宿泊し、翌日の朝食は塩釜市場に向かいます。
マグロ専門店の海鮮丼!!
加瀬食堂です。
これはもう、いただかないわけにはいきません。
海鮮丼の具材を自由に購入すると、
このように、購入した食材をご飯と組み合わせていただく「わがまま丼」の店もあります。
この、ガゼウニの価格は魅力的です。
ウニは、その場でスプーンですくっていただくことも出来ます。
この様にね。
なかなか良いですが、お酒が欲しくなるかも。
【大震災、災害の跡地】
満足、満足で海岸沿いに南下してみると、だだっ広く何もない地域に道路だけが続きます。
ふと、津波あとの案内板を発見。
あ、ここは、以前は街があったのですね!!
わずかに見えているコンクリートの枠は、流された家の土台だったとは!!
慰霊のための聖観音立像です。
何もないように見えるこの場所に、かつてはこんな街があったのですね。
以前の写真がところどころに置かれています。
震災直後の様子です。
荒浜記憶の鐘です。
どこまでも続く堤防を越えると、
海に点々と記されたものがあります。
ここに多くの方の魂が眠っているのかと思うと、思わず合掌です。