『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

緑、日増しに・・

2014年04月18日 | 里山日記
春雨の朝・・

「鶯の たえてこの世に なかりせば 春の心は いかにあらまし」
 (鶯の鳴かない春は考えられない、人のみならず生き物 皆 慈しみ愛)
「春の野に 若菜摘むとて 塩入の坂のこなたに この日暮らしつ」
 (塩入峠を越えて訪ねし弟に感謝し、もてなしに冷たい思いをし若菜を求)
                                良寛
「我が為と 君が摘みてし 初若菜 見れば雪間に 春ぞ知らるる」
                              (弟、由之の返歌)
                        
                              良寛こころのうた より
(清流・清津川)
(レモンバーム)
(セロリ)
(藪椿)
(タラの芽)


日増しに、一雨ごとに色濃く・・

春眠暁を覚えず、ここの所のうま酒に
2~3日前から鶯の鳴き声が夢うつつ・・

その音色に今朝はしっかり目覚め
春雨に緑引き立つ若葉に心踊る

仕事の合間に知人宅を訪れると縁側の片隅にハーブが
長かった冬を乗り越え色鮮やかに輝く

食するのが申し訳無いほど愛おしい優緑・・