ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

週に1度の先生だけど

2009-09-28 12:16:14 | こども関係(~2010年3月)
小4息子、毎週土曜日午前は補習校へ通っている。
彼が小1の時に無錫の補習校は開校したのだが、海外生活には付き物の出会いと別れを繰り返し、最近は小4児童一人(息子)、先生一人の超少人数クラスに。
(無錫の補習校は全児童11人の小さな補習校。)

小4を担任して頂いている先生、1年前からのお付き合い。
若い先生ばかりの補習校で唯一の子育て終了世代の女性。
男の子二人を育て上げ、今は無錫で日本語教師をしていらっしゃる。
実際の年齢にはとても見えない可愛らしい先生(失礼?)で、息子の宿題ノートには先生が書いたイラストが可愛らしく並んでいる。

1対1のほのぼの授業の中、先生と息子はいろんな事を話すようで、この間は、

息子
「おかあさん、お酒って18歳から飲めるようになったんじゃなかったっけ?」


「20歳だよ。これから、もしかしたら18歳から大人って事になるかもしれないって、ニュースで前に言ってたよ。」

息子
「そっか、まだ18歳じゃないのか。○○先生に18歳から飲めるようになった、って話したら、先生が’そうなんですか?’って言ってたけど、嘘ついちゃったから話してこよう。
○○先生は日本のニュースがあんまりわかんないみたいだよ。鳩山総理大臣になった事も知らないんじゃないかな。教えてあげよう!」

・・・鳩山総理大臣になったのはたぶん知ってると思うけど。
先生はとぼけて知らないふりをしてくれてるのか、勉強だけではなく、二人の話題はずいぶん幅が広いみたい。

私が小5か小6の頃、担任の先生が授業の合間に、その当時ニュースで話題になっていたのだろう’サミット’について
「’サミット’って日本語で何と呼ばれているか知っていますか?」
と質問し、私が
「’せんしんこくしゅのうかいぎ’」(現在は’主要国首脳会議’だそうです)
とボソッと言ったのを褒めてくれた事があり、それが私の社会科好きにつながったような記憶があるのだが、息子が先生と日本のニュースについて話してくれるのも、社会について息子の関心が広がるとっても貴重な機会。有り難い~!

私にとっても、子育ての事や日本語教師の仕事についてなど、先生からたくさんの事を教えて頂いたのだが、いよいよ国慶節明けに先生の御帰国が決まり、先日最後の補習校授業となった。

週に1度4時間だけしかお会いしない補習校の先生方だが、子どもにとってはやっぱり先生。いろいろな背景を持つ日本の大人に、海外生活の中で時間はわずかながら子ども達が触れ合うというのは、きっと子ども心に忘れられない思いが残るはず。

本当にお世話になりました!

来月からはおにいちゃん先生が息子の担任。それもまた楽しみ!





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昭和なテレビ番組

2009-09-08 16:04:01 | こども関係(~2010年3月)
我が家のダンナさま、DVD屋で「8時だよ!全員集合」に続き「おれたちひょうきん族」を購入。今、我が家の子ども達はこの平成の時代にすっかり昭和のギャグにハマっている。

一緒に見ていると私も昭和の時代にタイムスリップしてしまうのだが、当時は月曜日に学校で
「土曜日、見た?」
と友達と番組について話して大笑いしていたのに、我が家の子ども達にはこの笑いを分かち合える友達がいないのが悲しい。

誰かドリフとひょうきん族、見てないかな?
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息子小4、娘小1スタート!

2009-09-02 08:56:32 | こども関係(~2010年3月)
9月1日から新学期スタート。娘は日本の学校なら来春小1だが、ちょっと早く中国で小1になった。
二人とも同じ学校なので、登下校時はお兄ちゃんが妹の面倒を見てあげられるのだが、授業中ちゃんとやっていけるだろうか、とちょっと心配。

昨日1日学校へ行って、帰ってきてから
「どうだった?」
と聞くと、
「いろんな人から’○○の妹なの?’と言われた~。」
と言う。

中国の子はほとんど一人っ子なので、兄弟はやっぱり珍しいようで、娘は先生達にはすぐに覚えてもらえた様子。
娘の幼稚園は同じ敷地内にあったので、幼稚園からのお友達も何人かいて割と馴染みやすいかな?

登校時間が幼稚園時代から1時間早まり、夜は娘は8:30には寝る生活へ。
頑張れ~!!
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息子 日本人学校へ体験入学

2009-07-11 11:14:25 | こども関係(~2010年3月)
7月1日から夏休みに入った息子、毎年7月初めに日本へ戻り、地元の小学校へ体験入学をしているのだが、今年は7月22日の皆既日食を中国で見てから帰る予定なので、日本の学校への体験入学はできず。

どうしようかなあ、と考え、ネットで他地区の日本人学校でも体験入学ができる事を知り、蘇州日本人学校へ問い合わせると、体験入学制度は蘇州にもあることが判明。

体験入学規定もちゃんとあって、それに従い1週間(実質5日)の蘇州日本人学校体験入学を’体験’してきた。

蘇州日本人学校の登校時間は思っていたよりゆっくりで、無錫朝7時出発→蘇州8時到着、蘇州夕方3時50分出発→無錫4時40分到着、という一週間の登下校時間。車をチャーター、私ともう1家族のママとで朝・夕を交代で乗車。息子はもう一人男の子が車の中で一緒なので、片道1時間の通学も結構楽しく通えた様子。
私は行って帰っての往復2時間座りっぱなしで結構疲れた・・・。しかし一日1往復で済んだから良かったかな。これが朝1往復夕方1往復だとかなりきつい。

1週間通って、息子
「とても楽しかった!」
との感想。
クラブ活動やプールなど、現地校にはない授業が特におもしろかったそうだ。

この1週間、息子は帰ってきてからいろいろ学校の事を話してくれたが、
「日本の学校はできる子とできない子の差があんまりないんだよ。例えば、音楽のリコーダーの試験で、中国の学校だとできない子は全然できないんだけど、日本の子はだいたいできるんだよ。」
という感想が、現地校・日本の学校を実際に体験している息子ならではの感想。

確かに日本の学校は、全体を引き上げていく事に力を入れていく教育なのかも。
中国の学校は、できる子はどんどんできて、できない子は置いてきぼり。テストの成績も小1から公表して、できる子は励みになるのだろうが、できない子はそりゃ嫌だろう。
国としての考え方の違いが出てるなあ、と思う。

先生方にもクラスの子ども達にも温かく迎えて頂いて、楽しく過ごした1週間。
どうも有難うございました!!

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息子小3 娘大班終了!

2009-07-02 09:39:28 | こども関係(~2010年3月)
子ども達の学校、6月30日で今学期が終了、7月1日から夏休みに入った。

娘は先週金曜日の卒園式のあと、29・30日も来たい人は来ていいよ、というので幼稚園に行ってもらったが、クラスの3分の2はお休みだったそうだ。それでも少人数でのんびり最後の園生活を過ごせたようで、最終日は私も幼稚園へ行って先生にご挨拶。娘は
「あーあ、先生に会えなくなっちゃうのかあ。」
と言っていたが、彼女の9月から通う小学校は幼稚園のすぐ隣。先生にはまたどこかで会うだろう。

息子は30日に成績表を取りに行き、午前で終了。
息子曰く
「4年生からは中学に入る為の試験の勉強で大変になるって先生が言ってた。」
そうだ。

小・中学9年間が日本と同じく義務教育の中国。しかし我が子を少しでも評判の良い学校へ入れる為に、良い学校を求めて幼稚園から入学の為に奔走する親。
幼稚園・小学校程度はお金を払えばだいたいなんとかなるようだが、中学校へ入るにはやっぱりそれなりに本人の学力が伴わないと厳しいのか・・・。(いやいや、やっぱりお金があれば?)

大変になるらしい小4、果たして息子は?
日本の勉強も大変なのに~!!

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娘 卒園式

2009-06-29 09:54:16 | こども関係(~2010年3月)
中国の学校は6月30日まで。7月1日から夏休みに入る。
学年末に先立って、先週金曜日に娘の幼稚園の卒園式が行われた。

卒園式、といっても、日本とは違って、卒園するクラスの子達のダンスやら歌やらが披露される’学芸会’といった感じのもの。
学校の大ホールでの鑑賞。

娘の出番は4回。すべて衣装が違うので親は大忙し。
「次はこれ!」
と先生の指示で着替えの手伝い。
娘は日本の着物とヒラヒラドレス2着、それとなぜかバレエ服を着る。
結婚式の衣装替えみたい。

日本の学芸会のような感じなのだが演目はだいぶ雰囲気が違って、
(先生、おとうさん、おかあさん有難う。わたしたちはこんなに大きくなりました。)
というような、とっても教育的な劇や、バイリンガルクラスの英語の歌(でも口パク)、ファッションショー(娘は着物で登場)、それになぜかバリ舞踊などなど。
私が一番うけたのは、娘のクラスの男の子・女の子が白のタキシードとピンクのドレスでロックンロールを踊った時。
結構長い曲なのに、子ども達は一生懸命フリフリ体を動かして、アメリカのハイスクールの卒業パーティみたい(?)な雰囲気。

式の最後は先生達の挨拶。
先生達は感極まってみんな泣き出していたが、娘のクラスの担任の先生は、新卒で初めて受け持ったクラスの卒園なので、本当に号泣。私もちょっともらい泣き。
良い点、悪い点あった3年間だったけど、良い先生に恵まれたと思う。

娘は
「もうすぐ先生に会えなくなるのが寂しい」
と言っているが、娘にとってまた新しい生活がもうすぐ始まる。頑張れ~!!

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娘 6歳Birthday &卒園記念

2009-06-22 14:01:34 | こども関係(~2010年3月)
17日は娘の6歳誕生日。
今月末には幼稚園も卒園、9月から中国の小学生になる。

誕生日のプレゼント、何がいいの?と聞くと、
「キラキラしてるもの」
という娘。
小さくても女の子、アクセサリー類は大好き。
なので今回はヘアアクセサリーをいくつかと、それらを入れる小物入れ。

おにいちゃんからは
「あいつの好きな料理を作る!」
と言って、この週末トマトやきゅうりがいっぱい入ったサラダ(娘は野菜好き)をおとうさんと一緒に作っていた。
(最近の息子の定番プレゼントは彼の手作り料理になりつつある。)

そしてもうすぐ卒園する娘、おにいちゃんの時は幼稚園のクラスメートに日本人作家の絵本中国語版をプレゼントしたのだが(2006/6/23ブログ参照)、娘にも同じようにしよう、と思い、今回も中国語絵本をプレゼント。



「北緯36度線」。この本はほぼ北緯36度線上に位置する東京から、同緯度の韓国・中国・中央アジアへと鳥が西へと飛び立つ中で空から風景を眺める視点で描かれている絵本。
6歳児には少し難しいが、絵を眺めているだけでも楽しんでもらえるかな、と思う。
何より、幼稚園のクラスに日本人の女の子がいたなあ、と思い出してもらえればいいなあ。

娘の誕生日の日に幼稚園で配ってもらったのだが、娘は帰りにクラスの子全員が書いてくれた「Happy Birthday」カードをもらってきて嬉しそう。

娘も6歳。大きくなったなあ・・・。

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子どものお小遣い

2009-06-09 14:40:49 | こども関係(~2010年3月)
子どもにいつから、いくらお小遣いをあげるのか。
それぞれのお家でそれぞれ違う事だろう。

現在日本の学年では小4の息子、彼の場合は自分から
「お母さん、ぼくお小遣いがほしいんだよね。」
と言ってきたのがスタート。

「何に使うの?」
と聞くと、
「なんか買いたいものが出てきた時に使う。」
との返事。

彼の学校の友達の中には、時々学校にお金を持ってきたりする子もいるらしい。

日本の学校では学校に余計なものは持っていかないだろうし、私も、たとえ中国の学校でも余計なものを持っていく必要はないと思う。(だから息子のお友達でお金を学校に持って行くのは’なんで?’と思う。)

遠足にもお金を持っていった子がいたようで(先生は禁止と言ったらしいのに)、他のクラスメートにお構いなしに遠足先でジュースなどを自分で買って飲んでいたようだが、こういうのはお小遣いをあげた大人が使い方をしっかり教えてやらないといかんなあ、と思う。

息子は、自分で好きに使えるお小遣いに憧れているようで、確かに小4にもなればお小遣いもよかろう、と、この4月からお小遣いスタートとなった。

さて、問題は金額。
相場はいくら??

日本だったら小4だと、1ヶ月500円?1000円?
中国だと、10元くらい?

中国の場合、安ーいお菓子や文房具なら1元2元の世界だが、輸入品なんかを買ったらお菓子が一つで20元くらい。差が大きすぎ。

中国人にとってのお金の価値観も日本とは比べ物にならないくらい個人差が大きく、10元でも’高い’と感じる人もいれば’安い’と感じる人もいて難しい。
中国で子どもにお金を持たせるのが嫌な理由の一つに、たとえ10元でも子どもが持っているのを見て、それを奪おうとする人が多数存在するだろう、というのがあり。余計な危険を作りたくない。

とはいえ、お金を管理する能力もそろそろ必要。
うーん、と考えて、用もないのに学校へお金を持っていかないこと、お金を人に見せびらかしたりしないこと、と言い聞かせて、30元を毎月のお小遣いとする事にした。
30元=450円、こんなもんかな?

4・5・6月と3ヶ月が過ぎ、息子は自分でアイスを買った時と本を買った時にお小遣いを使った様子。
(貯まるばっかりでいいなあ・・・。)

夏、日本に帰れば、たまに会う孫へとおじいちゃんおばあちゃんからお小遣いをもらって、お祭りでしょーもないものを買う息子だが、お金の使い方も大切な生きる力。計画的に使ってね。








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娘 お泊り保育へ行く

2009-05-27 16:55:13 | こども関係(~2010年3月)
もうすぐ3年間通った幼稚園を卒園の娘、昨日の夜は幼稚園へ’お泊り’。

息子も幼稚園大班の時に同じような経験をしたのだが(2006/4/25blog参照)、息子は同系列の幼稚園分園へお泊りに行ったが、娘はいつもの幼稚園でのお泊りだ。
娘の幼稚園は寄宿生もいるので(幼稚園児なのに!)、幼稚園側としてはそんなに大変ではないのかもしれない。
(夜眠ったのはいつもお昼寝するベットの上だったようだけど。)

息子の時は、「おかあさん、ぼく少し泣いちゃったよ」と言っていたが、娘の場合は、幼稚園へお泊りをすると聞いてきた時から

「おかあさん!こんど幼稚園にお泊りするんだって!!わたしすっごく楽しみ!!!」

と、ずーっと楽しみにしていて、1週間前から持ち物をカバンにつめたり、来て行く服を考えたりしていた。

そして、お泊りが終わって迎えに行くと

「楽しかったなあ!全然泣かなかったよ、わたし。」

とニッコニコ。
きのうはどうした、きょうはどうした、とずーっとしゃべっている。

やっぱり、女の子は強い、かな?
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お父さんにプレゼント

2009-05-18 14:37:09 | こども関係(~2010年3月)
先日はダンナさまの誕生日。プレゼントにいつも悩むのだが、ここ最近は外貿店で見つけた日本語のタグのついたシャツなどを贈っている。折角プレゼントしても、だいたいはあまり気に入らないようだけど、何もないより嬉しいだろう。

娘からお父さんへのプレゼントはなにかの工作。
息子は今年は、
「シュークリームを作る!」
と、週末土曜日に一人で作った。



私の誕生日にも彼はコロッケを作ってくれたが(2009/3/19ブログ参照)、今回のシュークリームも’ボンメルシィ’の製作キットを使ってのもの。
シュークリームといっても混ぜるだけのかなり簡単なもの。それでも料理しようという気持ちになるのが大切。定期購読してよかった。

出来上がりはこんな感じ。


写真では大きさがわからないが、駄菓子のベビーシュークリームくらいの一口サイズ。チョコペンで(おとうさん おたんじょうびおめでとう)と書いたそうだが、判読不能。

あっという間に食べ終わってしまったが、息子はかなり満足げ。
おとうさんも良いお誕生日、だったかな?
私があげたシャツもたまには着てよね。

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