ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

家族帯同 減少

2009-06-12 13:00:14 | 思う事(~2010年3月)
新型インフルがフェーズ6に引き上げられたそうで、一説によると3年は流行するという。ヒャー!恐ろしい!!

金融危機に新型インフルで、企業によっては家族帯同の見直しや海外出張禁止などの対策が取られているそう。無錫も日本人の子どもが減るばかり。

そんな中、朝日新聞の記事を読む。

(日本人学校、泣き笑い タイ・中国)
http://www.asahi.com/international/weekly-asia/TKY200905300109.html

今春タイ・シラチャー校が新規開校するのは知っていたが、やっぱり当初の見込みよりは生徒数が少ないそう。
バンコク日本人学校は世界最大規模の日本人学校だが(去年は第二位、第一位だった上海が今年は生徒数減少で、今春はバンコクが世界一の生徒数)、シラチャー校は蘇州日本人学校みたいな感じなのかな?バンコクと110Kmの距離というし。

準備段階では予想もしなかった事態の急変。
無錫も日本人学校ができるかも?と言われていたので(現在凍結中)、わかるわかる、とうなずいてしまう。

去年開校した深セン校は逆に生徒数が増えているそうだ。そのかわり香港校が減っているそう。ここは特殊。

経済活動が多様化して、日本国内に留まらず世界各地に進出する日系企業がこれからどんどん増えていくのは周知の事実。
お父さんだけ異国でお仕事ではなくて、家族もついていきます!という家庭は昔も今もこれからもたくさんある筈。

そんな家庭の希望を妨げる不況にインフル、本当に憎らしい~!!

しばらく待てば、よくなるのでしょうか・・・?


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デモか?

2009-06-03 10:31:30 | 思う事(~2010年3月)
先日、無錫市政府前を通ると、なにやら大勢の人が垂れ幕やらプラカードを持って建物に向かって突っ立っていた。
その人々に対して、市政府前には職員がまた何十人も突っ立って、にらみ合いのような構図・・・。

プラカードには、’私達○○のマンション購入者は部屋を見てからお金を払う権利がある’というような文面が。

どこかのマンション購入でのトラブルらしい。
ニュースなどでも頻繁に報道されているが、中国ではマンションをはじめ、いろいろな商品購入でのトラブルが多発。日本の消費者センターのようなものもあるようだが、ほとんどのトラブルは消費者が泣き寝入り。企業側はトラブルがあると、政府のお偉いさんなどのコネを使って揉み消すらしい。

市政府前でのこんな光景、以前も私は目撃していて、詳細はよくわからないが、中国ではいろいろなトラブルを市政府、あるいはもっと上の機関に直接訴えるんだなあ、と、日本との違いにびっくりした。

日本ではいろいろなトラブルが発生したら、そのトラブルなりの責任部署がそれなりにあって、その解決方法がそれなりにある。

中国では、昔から偉い人に直接陳情するのが一番、という事なのかな。
それに、責任部署ではなく責任部署を統括する政府に訴えるというのが、その責任部署に問題がある(責任者が企業とグルとか)、という事なのだろう。

マンションを買うのも一般の人からしてみれば、一生の中での最大級の買い物。それでトラブル発生では、そりゃ怒るだろう。

抗議の様子、写真に撮りたかったけど、怒られそうだからやめておいた。
私はたまに通るだけなのに2回目撃しているのだから、抗議活動は結構頻繁にあるとみた。

中国の人は大変だなあ、と本当に思う。
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新型インフル=甲型H1N1流感

2009-05-02 22:21:59 | 思う事(~2010年3月)
’豚インフル’から’新型インフル’に表記が変わった日本同様、中国でも’猪流感’から’甲型H1N1流感’にいつの間にやら呼び名が変わり、そして香港で感染者第1号確認!上海経由で入ったそうで、足音がヒタヒタと近づいてきた感じ・・・。

そんな騒動の中、我が家は常州にある中華恐竜園へ日帰り旅行へ。
(「人ごみは避ける」が危機管理のまず第一だというのに、何やってるんでしょ。)

常州へは新幹線で20分弱と近いので、まあいっか、と行ってみたが、あいにくの雨でアトラクションは全部中止。そして雨なのに人がいっぱい!何しに行ったのかよくわからない旅行だった。

それでも、新型インフルについて、世間の反応のウォッチングを少々。

人がいっぱいだったけど、マスクを着用している人、1名発見(たった1名!ちなみにうちはしませんでした)。

駅の待合室のニュースで、新型インフルについて小さく流していたけど、メインは’地域消費券について’だったなあ。あんまり大きく報道している様子じゃなかった。
でも、これは今日香港で感染が確認された事で、また変わってくるかな。

いろんなニュースを見ると、この流行はこれから少なくとも数ヶ月は続くというし、次の中国の連休(5月末の端午節)の頃にはみーんなマスクをしているような状況になっていたりして。

危機管理、危機管理・・・。
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豚インフル→新型インフル

2009-04-30 17:04:00 | 思う事(~2010年3月)
感染者がどんどん広がる「猪流感」、日本では当初「豚インフルエンザ」と呼んでいたのに、いつの間にか「新型インフルエンザ」という呼び名に変わったという。
なんでも、豚のイメージ悪化につながる、などなどの理由があるらしい。

中国は相変わらず「猪流感」。鳥インフルエンザは「禽流感」、’禽’は鳥類を指すようだ。

新型インフル、中国では豚より鳥の方が深刻だし、鳥インフルも新型なんだろうし。

豚も鳥もいっぺんに流行っちゃったら、どうしよう・・・。(いやいや、ないないっ!考えただけでも恐ろしい!!)

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猪流感

2009-04-27 15:36:59 | 思う事(~2010年3月)
鳥インフルエンザが中国内ではちらほらと発生しているが、日本・中国からは遠く離れたメキシコでは豚インフルエンザ!
狂牛病に鳥インフルが騒がれる中、豚は大丈夫、と思っていたのにこれはショック。
日本人以上に人の移動が激しい中国人、豚インフルエンザ(中国語では’猪流感’)が中国内でどうか流行らないように、本当に、本当にお祈りしたい気持ちだ。(もちろん日本でも!)

2003年のSARS騒動も4月からGWにかけてだった、と6年前を思い出す(もう6年!)。
あの時はちょうど出産の為、警戒が始まる前の3月に私は日本に帰国、出張で4月末に帰国したダンナさまは、様子を見る為とかで1週間会社に出社できなかった。
現地では普通の風邪でもSARSを疑われて隔離されるから病院には行けなかったという。

SARS騒動は、数ヵ月後にはあっという間に平穏無事に戻ったが、今回の豚インフルはこれからどうなるのか?
それに豚インフルだけじゃなく、相変わらず鳥インフルはあるわけで・・・。

科学がいくら進歩しても、人類はやっぱり自然には敵わない、という事かな?

騒いでもあわててもどうにもならないけど、気をつけよう!
(鳥の近くに行かない、とかね。)





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ドカベン

2009-02-23 16:09:43 | 思う事(~2010年3月)
年末年始、NHKで野球アニメ「メジャー」の一挙放送を見て以来、野球に興味が出てきた様子の息子。

「メジャー」は大人が見てもおもしろく、DVD屋でも見かけるが、どうやらまだ完結していないようなので今DVDを買ってもラストがわからないのはつまらない。

それで現在我が家全員で楽しみに見ているDVDは「ドカベン」。

懐かしいな~、と思いながら見始めたが、アニメが放送されていたのは70年代。私も見たけど、そんなに細部まで覚えていない。特に初期の頃は全然覚えていないので結構新鮮だ。

そんなドカベンに、故郷いわきの高校が突然登場してきて、家族で「いわき市の学校だ!」と驚き!!

いわき東高校という架空の高校が、山田太郎が高校1年夏の甲子園大会決勝の相手として登場。
いわき東高校はもうすぐ閉山される貧しい炭鉱の町にあるという設定。みんな訛ってしゃべってる。ありゃりゃ、訛り過ぎだよ。

モデル校は昔々に本当に甲子園準優勝した地元のI高校。
昔々の話なので私は生まれてはいたもののよく知らないが、まさかドカベンの中でこんな風に登場しているとは。しかもそれを中国で見ることになるとはまたビックリ。

地元はちょっと前は映画「フラガール」で盛り上がっていたが、その時代も炭鉱閉山の頃。その頃って本当に廃れた町だったのね。

年に2回帰る度に、なんだかどんどん廃れていくなあ、と感じているが、最近の地元の明るい話題は、地元出身のオリックス小松投手と箱根駅伝柏原選手。
ドカベン同様、元気がない町のスポーツ選手の活躍だ。

ドカベンを見ながら、故郷を思い出す最近の我が家。
しかし、実際に活躍する選手もすごいが、それがドラマとして後々まで残るアニメや映画の力もすごい!

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日本の場合は・・・

2009-02-16 14:39:19 | 思う事(~2010年3月)
昨日アップした記事、私が思う’中国のここがイヤな事’。
だから日本は良い、という訳ではない。

日本の場合はなんでも’臭いものには蓋’って感じかなあ。

問題があったり都合が悪い事はあえて触れない、話題に出さない、やらない。
それがいいのか悪いのか・・・。

世の中のいろんな事、知らなきゃそれでもいいのだが、知る事がまずはじめの第一歩、それを自分の中で整理して、そこからじゃあどうしましょう、と行動に移るのだから、情報整理・洞察能力はとっても大切。

高校時代の先生が、
「テレビだって間違った事言う時があるんだぞ。本当にそうなのか?と疑えよ。」
と話していたのを覚えているが、あれから数十年、現代の情報社会ではその意味がより重くなっている。

どこがいいとか悪いとか、いろんな見方があるけれど、私は本や映画や新聞が自由に選んで見ることができる日本に生まれて、その点ではとても良かったなあ、と思う。

中国でも、私の高校時代の先生のように
「疑えよ。」
という先生はいるだろうか。

そういう先生に会えた点でも、良かったかもしれない。

*領土とか政治とか難しい事を論ずるブログじゃなく、日々私が思った事を書かせてもらってます。あんまり難しい話は御勘弁ください。
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ここがイヤッ!

2009-02-15 10:58:45 | 思う事(~2010年3月)
子ども達の学校、2学期が始まったが、息子の中国語、今やっている単元は’美しい南沙群島’。

内容は、南沙群島はとても美しい群島、中国の宝、石油もたくさんあってすばらしい場所、というもの。

南沙群島(日本では南沙諸島)、確か領有権紛争があり、ベトナムやフィリピン・マレーシアなどと揉めている地域。

3年前期の教科書には、’ラサの青空’という、ラサはとても空気がきれいで美しい場所、中国の宝、というような単元があり、チベットにしても南沙諸島にしても、ビミョーな場所を小学生のうちから教科書で’中国のもの’と教え込んでるのが、(うわー、ヤダなあ。)と思う。

息子は、「すごくきれいなんだってさー。」と思って聞いてるだけだが、お互いの主張の違いがあっての領有権紛争、小学校のうちから’ここは中国、国の宝’と教えられちゃあ、大人になってもそう思うだろう。相手の主張を聞こう、とはならないだろうなあ。

以前、大陸出身のお母さんが、
「台湾人がなによ、中国の一部なのに。偉そうにしないで!」
と話していたが、偉そうにしてる台湾人もいけないけど、大陸の人は何の疑いなくそう言うんだなあ、と思った事があった。

いろんな主張や意見があるんだ、って事が、中国ではあまり大切にされないように思う。社会の根本がそういう構造。

そういうのがイヤなんだよなあ。


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08年 大晦日

2008-12-31 14:40:13 | 思う事(~2010年3月)
08年も大晦日。オリンピックが終わったと思ったら、急激な不況になり、今までにない程来年への不安が大きい年末だなあ、と思う。

子ども達は今日もいつも通り学校。明日から3連休で4日(日)からまた学校スタート。毎年の事ながら、全然大晦日という感じじゃないなあ。

それでも、今日は私も授業があって、生徒達に
「日本では今年最後に会う人には’良いお年を’と言います。」
など教えた事で、年末気分がちょっとだけ盛り上がる。

さてさて、少しはお正月らしくするのに何か作ろうかな。

皆さま、今年もお世話になりました。
あと残りわずかですが、どうか良いお年を!!
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来年の皆既日食

2008-11-14 13:50:54 | 思う事(~2010年3月)
早くも来年の話で気が早いのだが・・・。

先日NHKを見ていると、何でも来年7月22日に、日本では46年ぶりに観測できる皆既日食が起こるそうで、完全に太陽が隠れる様子が見られる「悪石島(あくせきじま:そんな島、あったんだ~!)」では、皆既日食を観測しようという人達の受入れ準備に大変な事になっているらしい。

へえ~、そうなんだ~。皆既日食、私は生まれて以来一度も見たことがないって事だったのね。昔黒い下敷きで日食を見た覚えがあるけど、あれは部分日食だったのか。

と思っていたら、学生時代、天文同好会所属のうちのダンナさま、すでに皆既日食情報を手に入れていたようで、
「中国でも見られるぞ。」
と言う。

調べてみると、なんと!上海や杭州、それに西の武漢や重慶、成都あたりも皆既日食観測可能エリア。

日本では、奄美や屋久島、悪石島と、交通の便が悪い場所でしか見られないので、すでに中国での皆既日食観測ツアーがいろんな旅行社で企画されている様子。

これは数少ない、’中国にいて良かった’と思える機会かも。

しかし・・・。7月22日はたぶん私と子どもは日本にいるだろうなあ。
ダンナさまは「オレは見に行くぞ!」と張り切っているが、絶対この日、晴れるとも限らないし・・・。

次に日本で皆既日食が見られる(北陸・北関東)のは、26年後の2035年だそうだ。
皆既日食って、まさに生きてるうちに一度見られるかどうかってものなのね。
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