ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

運動環境の違い

2006-07-11 13:09:15 | 日本で(~2010年3月)
中国の幼稚園や公園には、日本では御馴染みの鉄棒やうんてい、のぼり棒といった類のものにはお目にかかれない。
先日、近所の公園にて、息子がのぼり棒にのぼれない事を知り、ビックリしてしまった。

この息子、運動神経は決して鈍くはないと思う。はじめは殆ど登れなかったのぼり棒、少し練習を続けると半分くらいまでは登れるようになった。(しかし、そのうち嫌になったらしく、他の遊びに移ってしまったが。)

この事実、私にはかなりショック・・・。ダンナさまに電話で話すと、慣れればすぐにできるようになるよ、と言うが、慣れるところまで日本にいないし、このままできないままで大きくなっていいのか、と心配してしまう。

日本と中国の、子ども達をめぐる運動環境の違いが原因なのだろう。
日本の遊び場や小学校の体育の授業内容、たぶん子どもにとってのバランスの良い身体発達を考えながら作られているのだと思う。しかし中国は、どうもそうではないような・・・。
だいたい中国では、遊び場も少ないし、運動というものも、それこそ習わせないと何もできない。そして息子がそうだが、習っている1つの運動ばっかりやっていると、バランスが悪くなってしまいそう。(かといって、何もやらせないとそれこそ運動不足になってしまいそうだ)

うーん、出来ないからどうだ、とも言えるけど、幼少期に鉄棒やのぼり棒、跳び箱や、日本の小学校で当たり前にみんながやっているドッチボールや野球など、この息子はこれからどこかで接する機会があるのだろうか。だから体験入学とかがとても大切だという事なのだろうか。

中国で暮らしていく中で、何を得て何を失うのか・・・。こんなことが、これからたくさん出てくるのだろうなあ。
コメント
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