ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

水道水 その後

2007-05-31 10:45:36 | 生活(~2010年3月)
無錫の水道水、水源の太湖の藻が大量発生して水質異常となった、という事らしく、臭い水道水がまだしばらく続くらしい。

今朝我が家にやってきたアイさん、
「うん、ここの水も臭くなったけど、自分の家の水よりはまだマシだ。うちの水は蛇口をひねったとたんにそこら中が臭くて臭くて、何にも使えない。」
と言う。

我が家の水も充分臭いが、まだマシなのか・・・。
確かにうちの水は、顔を近づけて臭いを嗅ぐと、わっ、くさい!と思う程度。蛇口をひねるととたんに臭い、という程ではない。

昨日からスーパーには水を買い求める人の行列、棚には水はすでになく、倉庫口から店員さんが水を出して売っているが、みんなダンボールで何箱も購入している。
道端でもあやしげな水を売る人がたくさん出現。小さな店ではかなり値上げして売っているようだ。

私達外国人は、普段からミネラルウォーターを飲んでいる人がほとんどだと思うが、一般の中国人は沸かして飲んでいる人がまだまだ多かったようで、そういう人たちがタンクの水やペットボトルの水を大量に購入している様子。

水が買えなくなったら困るなあ、と私も思っていたが、今朝7時半頃にいつも頼む水屋さんにTELすると、ちょうど在庫があったからか、すんなりいつものように持ってきてくれて一安心。
ただ、やっぱりすごく忙しいようで、水工場から水が配達されれば購入できるのだろうが、在庫がなくなったらその日は売り切れ、という事なのだろう。

我が家のアイさん、彼女の近所の人が昨日スーパーを3軒回ってやっと500mlのペットボトルの水1本買えた、と言っていたが、中国人の中でも、焦って水を買おうとする人がかなりいるようだ。

この状態、いつまで続くか不明だが、焦ったところでどうにもならない。
中国全土でこんな状態という訳ではないので、無錫から水が消えるという事もきっとないだろう。

久しぶりに「水は大切に!」と身をもって実感・・・。
コメント
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