ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

大気汚染

2008-08-03 15:33:04 | 思う事(~2010年3月)
8月に入り、いよいよ8日から北京オリンピック開催!
中国で初のオリンピック開催というめったにない時に、中国にいないのは残念なような気がするが、帰国前のネットの繋がりにくさやニュースで目にするテロ対策の為の様々な規制を考えると、ここは日本でのんびりテレビ観戦している方が気が楽だとも言える。

8月も無錫で頑張っているみなさん、オリンピックが始まったら、日本選手のみならず中国選手の活躍もチェックしておいた方が日常生活の役に立つかもしれません。
(例えば金メダル候補の有名選手が負けてしまった場合腹立ち紛れに暴動まがいな事が起きるとか、金メダルが出たら街で花火がバンバン打ち上げられて危険とか。)
またいろいろと大変だと思いますが、それなりに気をつけながら楽しんでオリンピック期間を過ごしてください。

さて、オリンピック関連の報道で必ず出てくる北京の大気汚染。
「やるときはやる」中国、オリンピックに向けて無理矢理汚染状況を改善しているようなので、8月はきっと北京の空気は’問題なし’なのだろう。

しかし北京のみならず、大気汚染は中国全土の問題で、無錫もかなりひどい。

今日のアサヒコムより
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「感染者もご注意 汚染物質で心臓発作増も」

北京五輪では、選手だけでなく観戦者も大気汚染に注意して――。米国の研究チームがそう呼びかけている。微粒子を吸い込むと血液が固まりやすくなって、心臓発作や脳卒中、エコノミークラス症候群のリスクが高まるという。

 米ノースウエスタン大医学部(シカゴ)のチームは、大気中の微粒子(直径100分の1ミリ以下)を吸い込んで肺で炎症が起きると、血液が固まりやすくなることを動物実験で確かめ、昨年10月の米医学誌に発表した。

 これまでの研究でも、ディーゼル車や石炭を燃やす工場から出る微粒子が増加すると心臓発作や脳卒中が増えることがわかっている。研究チームは、五輪開幕を直前に控えた北京の大気汚染が問題になっているため、観戦者に注意を呼びかけている。

 また、血が固まりやすい状態で帰りの飛行機に乗ると、足の静脈にできた血栓が肺の血管を詰まらせるエコノミークラス症候群になる恐れも。ゴクハン・マトゥル准教授は「北京に2~3週間いると血液は粘り気を増す。12時間かけて米国へ飛行機で帰るリスクは高い」という。

 高血圧や高コレステロール血症の人は要注意という。研究チームは▽40歳以上なら毎日、血液を薄めるアスピリンを飲む▽道路が混雑する時間帯は室内にとどまる▽帰りの機中では体を動かす、などとアドバイスしている。
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血液ドロドロになるという事か・・・。
北京の空気がどれほど悪いのかよくわからないが、せっかくオリンピックで改善されたのなら、それを維持するようにするべきだと思うのだが、たぶん9月になったらまた元通りなのだろう。

無錫も大気・水質改善対策をしっかりやってくれ!
コメント (3)
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