ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

日本語教育能力検定試験を受けてきた

2010-10-25 13:27:28 | 生活(2010年4月~)
中国で日本語を教えながら、全然うまく教えられない自分が悲しくて、ちゃんと勉強しないとダメだなあ、と思った。
日本に戻って、さて何かしよう、と考えた時に、やっぱり日本語の先生の資格がきちんと欲しい、と改めて思ったので、5月からアルクの通信教育に申し込んでとりあえず課題を提出していた。
毎年10月に年一回だけ行われる日本語教育能力検定試験の受験は、今年は勉強不足だし来年目標でいいや、と思っていたのだが、わりと早くに通信教育の課題提出が8月に修了できたので、じゃあとにかく今年受験してみよう!と申し込み。
そして24日(日)は試験日だった。

会場は東京大学駒場校舎。朝9時50分までに会場入り。6時の始発電車に乗って行く。福島からじゃ遠いよ・・・。
着いてビックリ。受験者いっぱい!!
何人いるのかよくわからないが、去年は関東地区のみで3000人程度の受験者。今年は関東地区会場はここだけなのかな?大学生らしき若者からすでに定年退職されたようなお方まで、幅広い層の皆さんが時間ギリギリまでノートや参考書を開いて勉強されていた。

試験Ⅰ・Ⅱ(聴解)・Ⅲ(記述問題含む)と午後4時40分まで続く試験はとっても長丁場。問題の中には全く知らない事もあって(”グローバル30”って知ってますか?2009年度から始まった国際化拠点整備事業ですって。)、途中から(こりゃだめだ。)と挫けそうになった。でも、(この経験を来年へ繋げる為に!)と自分を励ましながらなんとか最後まで解く。

終了後、帰りの特急に乗る為に急いで駅に向かうとまたものすごい人!
人込みの中で、日本語教師になる為の試験を受ける人がこんなにいるんだ~、と結構感動を覚えた。
だって巷では若者の内向き思考だなんだと言われているのに、日本語を外国人に教えるというのは海外に目が向いていないとできない事だと私は思うので、外に出たい日本人、いっぱいいるじゃん!と思った。

さて、先ほど自己採点をしてみたが、合格率約20%、7割正解がボーダーラインかといわれるこの試験で私は6割の正答率、やっぱりダメだった~。
聴解が半分しかできなかった、記述式は結構うまく書けた、など反省と課題も見えた事だし、これはこれで経験として来年へ繋げられ・・・るかな?

1年に1回しかない試験はモチベーション維持が難しい。1年後私はまた受験しているか、それとも諦めてしまっているか・・・。
1年後の私、ブログに書いたんだから頑張って合格しなさいよ!














コメント (6)
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