ニュースによると、今年の国際学習到達度調査(PISA)で、初参加の上海がぶっちぎりの3項目1位だったそうだ。
日本は前回に比べてちょっと順位が上昇。
調査の問題がどんなものかはよくわからないが、上海のエリート学校の子供たちは確かに優秀だろう。
テストに関しては、日本の小学生に比べてはるかに多くをこなしているし、点数に関するこだわりも強い。
息子が
「中国の先生がテストで何も答えを書かないのは絶対ダメだって言ってたから、僕は何かを書くようにしてる。」
と言っていたように、1点でも多く点数がとれるようにと学校でも猛烈に指導している。
この調査、結果がでるたびにいつも、あーでもないこーでもないと政府や新聞・テレビなどで議論。
確かに国としての教育の方向性が正しいのかどうかの指針の一つになるのかもしれないが、それに振り回されるのもどうなのか?
この調査で1位になるのがオリンピックの金メダルのような目標ではないだろう。
日本の子供たちの学力低下は事実で、それに比べて他のアジアの国の子供たちが猛烈に勉強しているのも確かなのだけれど、日本の教育の良いところは勉強だけではなく体育や音楽、技術家庭科など幅広い分野の事を体験できたりと、バランスが良い事だと思う。
中国では主要科目以外の事はほんのおまけみたいな感じ。しょっちゅう体育の授業が算数なんかに変わっちゃってたし。
それに長い人生の中で、勉強ができる事だけがすべてではなく、幅広い興味や根気なんかが実は一番大切だったりするのではないかな、なんて私は思うので、中国式の小さい時から勉強勉強、ボーッとする間もないようなモーレツ教育は、学力は高いかもしれないけど、それが良いとは全然思わない。
ただ、中国の子供たちで小学生でも「将来外国で勉強したい」と思っている子は日本に比べて格段に多いだろう。
親から、成功するカギは外国で勉強して外国語を身につけて仕事をする事、と教えられている子が多いので、海外に目を向けている子が多いように思う。
日本の教育、そんなに悪くないと思うのだけれど、もっと広く目を向けられるように、もっと意欲を持って学べるように、PISAの調査にばかりとらわれず、変わっていけばいいんじゃないかな。
そういう教育方針が、日本のこれからの方向性みたいなものにも関わっていくように思う。
日本は前回に比べてちょっと順位が上昇。
調査の問題がどんなものかはよくわからないが、上海のエリート学校の子供たちは確かに優秀だろう。
テストに関しては、日本の小学生に比べてはるかに多くをこなしているし、点数に関するこだわりも強い。
息子が
「中国の先生がテストで何も答えを書かないのは絶対ダメだって言ってたから、僕は何かを書くようにしてる。」
と言っていたように、1点でも多く点数がとれるようにと学校でも猛烈に指導している。
この調査、結果がでるたびにいつも、あーでもないこーでもないと政府や新聞・テレビなどで議論。
確かに国としての教育の方向性が正しいのかどうかの指針の一つになるのかもしれないが、それに振り回されるのもどうなのか?
この調査で1位になるのがオリンピックの金メダルのような目標ではないだろう。
日本の子供たちの学力低下は事実で、それに比べて他のアジアの国の子供たちが猛烈に勉強しているのも確かなのだけれど、日本の教育の良いところは勉強だけではなく体育や音楽、技術家庭科など幅広い分野の事を体験できたりと、バランスが良い事だと思う。
中国では主要科目以外の事はほんのおまけみたいな感じ。しょっちゅう体育の授業が算数なんかに変わっちゃってたし。
それに長い人生の中で、勉強ができる事だけがすべてではなく、幅広い興味や根気なんかが実は一番大切だったりするのではないかな、なんて私は思うので、中国式の小さい時から勉強勉強、ボーッとする間もないようなモーレツ教育は、学力は高いかもしれないけど、それが良いとは全然思わない。
ただ、中国の子供たちで小学生でも「将来外国で勉強したい」と思っている子は日本に比べて格段に多いだろう。
親から、成功するカギは外国で勉強して外国語を身につけて仕事をする事、と教えられている子が多いので、海外に目を向けている子が多いように思う。
日本の教育、そんなに悪くないと思うのだけれど、もっと広く目を向けられるように、もっと意欲を持って学べるように、PISAの調査にばかりとらわれず、変わっていけばいいんじゃないかな。
そういう教育方針が、日本のこれからの方向性みたいなものにも関わっていくように思う。