娘 前歯が欠ける

先日の朝、通勤途中の私に家にいる母から携帯にTEL。

「小学校から、なんだか学校に行く途中に転んだか何かでケガして口から血が出てるから病院に連れていくのでお母さん来てほしいだってよ。」

という連絡が。

なんだろう、口の中切ったのかなあ、と思いながら学校へ向かい、保健室にいる娘と対面。

口から血は出ていないが、前歯が1本欠けてるじゃないかぁ！！！

もしかして・・・、とも思っていたのだが、せっかく生え変わってまだ1年くらいの欠けた前歯を見て、思わずへたり込んだ私を見て、娘も泣き出した。

娘に聞くと、登校途中に学校のすぐ手前で登校班のお友達と、目をつぶって歩こうということで目をつぶって歩いたら、目の前にあった柱だかなんだかにぶつかって歯が欠けたらしい。

バカ・・・。

まだ朝8時過ぎだったが、学校近くの歯医者さんに学校から連絡してもらって診察に行くと、

「半分くらい欠けちゃったね～。しみたり痛かったりしないかな？とりあえず詰めておこうね。」

と白いかぶせものを詰めてもらった。

これで見た目はほとんどわからなくなり、ぶつかったときの痛みもなくなって、しみたりもしないらしい娘はすっかり元通りのつもりだが、歯医者さんは

「永久歯が生えたばっかりだからまだ根っこがしっかりしていないから、今差し歯にしてもグラグラになっちゃう。今はこれでとりあえず様子見て、中学生くらいになったら考えようか。それにしても虫歯もないし、もったいなかったね～。」

と。ああ、まだ8歳だというのに、もう一生この前歯は欠けたままだなんて・・・。

小学校に戻って担任の先生や保健室の先生に報告すると

「今はいい技術がありますから大丈夫ですよ～。」

と慰められるが、それでもやっぱりショック～！！

これで娘はずーっと定期的に歯医者さん通いをしなければいけなくなってしまった。
過ぎた事は仕方ないし、時間は巻き戻せないけど、それでも時間を戻してその時の娘に向かって

「何やってんのっ！！！」

と怒ってやりたかった。

目をつぶって歩いてはいけませんね。