もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

自転車で田圃巡り

2021年05月01日 14時34分23秒 | 日記
 今日から5月。例年ならば、メーデーで労働者の祭典が開かれるが、昨年同様にコロナでそれどころではないだろう。

 今朝も快晴で穏やかな五月晴れだ。コロナに感染しない、感染させないように今日は自転車で田圃巡りをすることにした。

 草加から越谷、そして釣上新田と回ってみた。

 最初に出会ったのは今季初のムナグロだ。田植えが済んだばかりの田圃に10羽ほどの群れがいた。長旅の疲れからか、片足立ちでじっとしていた。中に幼鳥も混じっている。夏鳥第3号とすることにした。





 ムナグロはシベリア極北部からアラスカ西部海岸にかけてのツンドラで繁殖し、東南アジア、中国、太平洋諸島、オーストラリア等で越冬するという。日本には春と秋の渡りの時期にやってくる。長距離の渡りをしてきたムナグロを見ていると、「お疲れさん」と声をかけたくなる。

 次に出会ったのはツバメだ。あちこちの田圃の上を飛び回っていた。子育てが始まっているのだろう。走っていたら、電線に止まって羽繕いしていた。

 田圃を見ながら走ると、田植えが始まった田圃が増えている。水の入った田圃にコチドリの姿があった。また、コサギにチュウサギ、ダイサギの姿もあった。



 ケリの雛の様子を見ようと釣上新田まで行ってみた。

 あちこちの田圃では田植えが始まっていた。遠くの畦道にCMさんの姿があった。近くに行くと、ケリの親鳥の姿があった。双眼鏡で見ると雛の姿もある。草の生えた畑のようなところだ。

 カメラを向けると先日よりは鮮明に撮れそうだ。かなりの枚数撮ってみたが、やはり雛が小さくて満足いく画が撮れない。それでも、今日は先日よりはいい画が撮れた。



 雛が3羽確認できた。それぞれが自分で餌をとっている。このまま、無事に巣立ってほしいと思う。

 2羽の親鳥が心配そうに雛を見ているとカラスがやって来た。直ぐに親鳥が飛び立って、カラスを追い払っていた。鳥の親も大変だ。



 雛の無事な姿を見たので早めに帰ることにした。雲が出始めて、風も出てきた。自転車で走るのは気持ちよいが、足が疲れる。

 家に帰ると東北で強い地震があったとテレビが伝えていた。震度5強と聞くとぞっとする。幸い、津波は起きなかったようで安心した。被害のないことを願うばかりだ。