気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

天上の楽園!尾瀬アヤメ平

2023-06-19 16:03:59 | 上信越の山絶景
こんにちは!
梅雨の中休み尾瀬国立公園 尾瀬ケ原、アヤメ平散策に
出かけてきました ルートは鳩待峠から山ノ鼻小屋に宿泊して
翌日早朝、尾瀬ケ原散策、竜宮小屋から富士見峠、アヤメ平、
鳩待峠へ周遊するコースです
今回の記事は天上の楽園尾瀬アヤメ平と題しまして
順序は逆になりますが標高約1,960m・空を映しこむ池塘(ちとう)が
あまりにも美しく雄大でしたのでプロローグとして掲載してみたいと思います

天上の楽園!尾瀬アヤメ平(撮影2023.06.18)
標高約1,960m・空を映しこむ池塘(ちとう)が美しい雲上の湿原「アヤメ平」
「尾瀬国立公園」の中でも、知る人ぞ知る「天上の楽園」です
夏には高山植物が、秋には草紅葉が湿原を彩ります
周囲を2,000m級の山々に囲まれながらも、稜線沿いであるため、
360度の大パノラマが楽しめます!

富士見峠から天上の楽園!尾瀬アヤメ平へ向かいます

緩やかな木道を辿ると天上の楽園!が近づく

日当たりの良い木道沿いに早くもチングルマが咲いています



標高約1,960mの台地のようなアヤメ平に到着

天上の楽園!尾瀬アヤメ平から眺める越後の山並

天上の楽園!
雄大な尾瀬ケ原の南側尾根にあるアヤメ平湿原(群馬県片品村)は、
木道を設置し規制する前の1960年代、
押し寄せた観光客に踏み荒らされ、約1万2千平方メートルが裸地化
土地を所有する東京電力グループが半世紀にわたり植生回復事業を行い、
過湿地などを除く9割で緑が戻ったが、今も作業が続く
近年は人間ではなく、増加するシカの踏み荒らしや豪雨被害も確認され、
関係者が連携して対策を急いでいる

植生回復途中のアヤメ平湿原
アヤメ平は昭和30年代に大量の観光客が訪れ、
その踏み付けなどで壊滅的なダメージを受けたのだそうです
その後植生回復が図られていますが、
50年経った現在でもまだ終わっていないそうです
一度失われた自然を元に戻すということは
簡単ではないということですね!



天上の楽園!尾瀬アヤメ平
鳩待峠と富士見峠の間の道(鳩待通り)の北側はなだらかな斜面となっており、
その最高地点(1969m)の直ぐ東側(西側には横田代がある)
ほぼ頂上に位置するため、展望は素晴らしく、
燧ケ岳、至仏山など360度の山々が見渡せる
(但し分水嶺に当たるため天候はしばしば乱れる)
しかし、昭和30年代にNHKで唱歌「夏の思い出」が放送されるや否や
若者が押し寄せフォークダンスを始めてしまったため湿原は荒れ
、現在では尾瀬自然破壊の象徴になってしまっている 
天上の楽園と云われたアヤメ平には、現在復元田が点々としている

空を映しこむ池塘(ちとう)が美しい雲上の湿原「アヤメ平」

アヤメ平木道の先に見える燧ケ岳

天上の楽園!尾瀬アヤメ平の木道をのんびりと進む



標高約1,960mの台地のようなアヤメ平から眺める尾瀬燧ケ岳



天上の楽園!尾瀬アヤメ平の美しさに魅了されている私


最後まで御覧頂きありがとうございます
次の投稿までご機嫌よう




 
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新潟県と群馬県県境の三国山絶景

2023-06-03 11:56:25 | 上信越の山絶景
こんにちは!
本日の掲載記事は新潟県と群馬県の県境にある
三国峠の東に位置する三国山を取り上げてみたいと思います

三国山山頂付近より眺める上越苗場スキー場と百名山苗場山

群馬県側三国山登山口駐車場より三国トンネルに向かう
左方向に法師温泉への道標 徒歩で旧道への道

三国山登山口である三国トンネルに到着
左側新三国トンネル入口に三国山登山口通路有

三国トンネルの真上にある三国峠、三国山を目指す



三国峠に到着

新潟県南魚沼郡湯沢町と群馬県利根郡みなかみ町の境三国峠

峠上にある三国権現
(三坂神社・御坂神社・三阪神社・三社明神などとも呼ばれる)

三国峠より階段の多い三国山登山道を進む





三国山へ階段の登山道を進む

三国山中腹より眺める上越の百名山苗場山



見通しの良い階段の登山道より眺める
苗場スキー場と上越の百名山苗場山

急階段が続く三国山山頂付近を登る



急階段を登り詰めると絶景が広がりました
正面に見える山並は群馬新潟県境の白砂山、佐武流山

急階段を登り詰めると絶景が広がりました

三国山頂上に到着
三国山(みくにやま)は、群馬県利根郡みなかみ町と
新潟県南魚沼郡湯沢町の間にある山
標高1,636m この最高点は、県境からわずかの距離にある群馬県内にある
谷川岳や平標山などがある上越国境稜線から少しそれた場所にある

三国山頂上
新潟県と群馬県の県境である
三国峠の東に位置する三国山は、展望と花と歴史の山
草原が広がる山頂部一帯からは谷川連峰を一望でき、
夏季には一面を黄金色に染めるニッコウキスゲの群落が
登山者の目を楽しませてくれる
また三国峠は、昔、越後と上州を結ぶ三国街道の要所であり、
今でも往時の街道の面影をしのぶことができる 峠には上野赤城、
信濃諏訪、越後弥彦の三明神をまつった三国権現がある
この峠道の下を抜ける三国トンネル入口にある駐車場から
登れば山頂まで約1時間30分と、日帰り登山には最適なコース
山頂から北の平標山へと縦走することもできる また、
三国峠から南東へ、永井宿へいたる旧街道をたどる
三国路自然歩道を下るのもおすすめ
峠から永井宿までは約2時間30分の行程
春から夏にかけて三国権現から三国山頂の間
はウラジロヨウラクやイワハゼなどさまざまな花が登山道を彩る

三国山頂上裏手より眺める平標山・仙ノ倉山

三国山頂上裏手より眺める万太郎山・・谷川岳の山並

何時か登ってみたいと思う平標山

三国山頂上を後に三国峠へ下山していきます



登山道脇に咲くタチツボスミレ群生?
スマホアプリで写真撮影検索です 便利ですね!

三国峠見える所まで下山して来ました
次回記事に旧道の三国街道をご紹介したいと思います


最後まで御覧頂きありがとうございます
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南アルプス北端の入笠山へトレッキング

2023-04-07 10:39:00 | 上信越の山絶景
こんにちは!
4月5日足慣らしのため、南アルプス北端の入笠山へトレッキングに
出かけてみました 花粉飛散が例年の10倍程でウオーキングやサイクリングも
控えていましたので身体がだいぶ訛っていました
今年は北アルプス鹿島ヶ岳へ三度目の登山を計画しており、これから
体を動かし7月に向けてしっかり準備していきたいと思っております

入笠山頂上から望む中央アルプスの山並
入笠山(にゅうかさやま、にゅうがさやま)は、
長野県の中西部にある赤石山脈(南アルプス)北端の標高1,955 mの山

入笠山沢入登山口ルート案内板

入笠山沢入登山口駐車場

沢入登山口より入笠山へ向かう
富士見パノラマリゾートゴンドラリフトで楽に登ろうと思いましたが
2023年4月22日(土)〜11月12日(日)から運行開始のようで
沢入登山口より登山開始となりました

なだらかな登山道を進む





左の法華堂ルートは帰り道にし直進して入笠湿原へ向かう

入笠湿原 鹿さん除けのゲートをくぐり入笠湿原へ

入笠湿原の案内表示

入笠湿原の雪解けまもない時期で、植物は何も芽吹いていない
静寂な空間でした

観光客やハイカーが全くいない静かな入笠湿原

山彦荘 営業していないようです

入笠山頂上へ左方向遊歩道を進む

お花畑への鹿よけのゲート

マナスル山荘方面 入笠山山頂へのルートを辿る

マナスル山荘から入笠山頂上への登山道は残雪有り

残雪の登山道を進む



入笠山山頂に到着

南アルプス北端の入笠山頂上
山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、
南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、
遠くは北アルプスなども望める
周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、
これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる

入笠山頂上より眺める南アルプス甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

入笠山頂上より眺める八ヶ岳

入笠山頂上にある三角点と石碑

入笠山の山頂部は、草木がなく平坦としており、
立派な方位盤が立っています
地面は大きな岩がいくつか露出しており、
やや緑がかった色をしています これは「緑色岩」という火山岩の一種で、
はるか太古に海底火山であったことの面影です

入笠山の山頂部より八ヶ岳を眺める
山名の由来は複数あります 刈り取った稲の束を、円錐形などに積み上げた
「にょう(または、にお)」に似ているからとする説、
または編み笠に見えるからとする言われがあります
雨が多いことから「笠を持って入る山」を意味する
とも言われています



入笠山の山頂部より八ヶ岳を眺める

入笠山頂上より沢入登山口へ下山していきます

天文台のある 星空観察が出来るマナスル山荘

沢入登山口へ法華堂ルートを辿り下山していきます



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晩秋の織姫伝説が残る巻機山2022

2022-12-15 10:35:44 | 上信越の山絶景
こんにちは!
3日間程、所用でブログ更新出来ておりませんでしたが、本日より
再開致します 初冬の清々しい青空が広がっている良い一日に
なりそうです 午後からサイクリングにでも出かけてみようと
思います
本日の掲載記事は晩秋の織姫伝説が残る山 新潟県南魚沼市に
ある 日本百名山の巻機山を取り上げてみたいと思います
掲載画像2022.10.22撮影(弟が撮影した画像)

穏やかな山容と織姫伝説が残る山 巻機山(まきはたやま)
巻機山(まきはたやま)は、新潟県南魚沼市と
群馬県利根郡みなかみ町の境、三国山脈にある標高1,967mの山
日本百名山のひとつ

巻機山を目指し、井戸尾根コースを進みます

井戸尾根コース登山道よりヌクビ沢を眺める

樹林帯を抜けてニセ巻機山への尾根を進む

ニセ巻機山への尾根から望む新潟県南魚沼市方面の景観



巻機山八合目を進む



ニセ巻機山付近より眺める巻機山山頂部

ニセ巻機山付近より眺める割引岳(わりめきだけ) 1,931m

ニセ巻機山に到着

ニセ巻機山を下って行くと巻機山避難小屋が見えてきました

巻機山避難小屋

穏やかなな頂上稜線を進む

巻機山 御機屋直下に池塘が現れました

巻機山 御機屋
山名の由来は、頂上一帯が御機屋と呼ばれ、
美女が機を織っていたという伝説によるもので、
山麓の大木六村(現・南魚沼市大木六 おおぎろく)に、
機織りの女神である栲幡千々姫命が、
巻機権現として祭られている

巻機山 山頂で記念撮影する弟
本峰 1,967m - 「巻機山頂」の標識の地点(御機屋)は最高点ではない(1,962m)
実際の山頂はそこから牛ヶ岳方面へ400mほどのところで
石が積まれているだけで標識はない

巻機山山頂付近より群馬県利根郡 奥利根湖を望む

巻機山 御機屋付近より眺める越後駒ケ岳

巻機山登山口 桜坂駐車場に戻ってきました



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紅葉の高妻山2022後編

2022-12-11 13:18:24 | 上信越の山絶景
こんにちは!
本日の掲載記事は紅葉の高妻山(たかつまやま)と題しまして
秋が深まった10月下旬に訪れた戸隠連峰の最高峰高妻山後編
を取り上げてみたいと思います
掲載画像2022.10.21撮影(弟が撮影した画像)

戸隠連峰の最高峰高妻山山頂部
新潟県と長野県にまたがる戸隠連峰の最高峰、高妻山
美しい三角錐型の山頂部の姿から『戸隠富士』
『剣の峰』『両界山』という異名もあり、
日本百名山の一座にも選定されています

九勢至より高妻山(たかつまやま)山頂部を望む

高妻山頂上へと続く稜線 急登が始まる



高妻山頂上稜線より眺める長野市方面の景観

高妻山頂上直下にある 十阿弥陀到着

高妻山(たかつまやま)頂上
高妻山は、新潟県妙高市と長野県長野市に跨る標高2,353mの山
戸隠連峰の最高峰で戸隠裏山の一峰 
日本百名山のひとつ 別名「戸隠富士」

高妻山(たかつまやま)頂上より眺める絶景
画像の中心に百名山雨飾山が見える

高妻山(たかつまやま)頂上より眺める絶景

高妻山(たかつまやま)頂上より望む北アルプスの峰々
後立山 白馬岳から槍、穂高へ繋がる長大な山並みを眺める

高妻山(たかつまやま)頂上より眺める長野市方面の景観
長野市後方には志賀高原の山並が見える

高妻山頂上を後に戸隠牧場登山口へと下山していきます

飯縄山方面の景観





五地蔵山の標識

五地蔵山頂上 標高1998m

二釈迦

一不動まで下山してきました

一不動避難小屋(無人)

一枚岩の帯岩を慎重にトラバースしていきます

一枚岩の帯岩を渡り切りました

戸隠牧場から登山口へともどります



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