気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

剣峠 伊勢神宮の神域神路山を通過する峠

2024-07-06 11:41:41 | 登山に通った峠道
こんにちは!
日本の峠は約3773件存在するそうです
かつて、山登りでいったいどのくらいの峠を越えていったのでしょうか?
よっぽど印象に残った峠道以外は>ほとんど素通りして記録に残っていないのが現状です
年のせいでしょうか 人生の峠道 苦労しながら越えて行った峠道、
車に乗り難なく越えて行った峠道、人生の岐路にさしかかり思い出しております
峠(とうげ)とは、山道を登りつめてそこから下りになる場所
山脈越えの道が通る最も標高が高い地点である
今回の記事は伊勢神宮の神域神路山を通過する
剣峠を取り上げてみたいと思います

伊勢・五ヶ所街道の剣峠
三重県道12号伊勢南勢線は三重県伊勢市楠部町と
同県度会郡南伊勢町五ヶ所浦を結ぶ県道(主要地方道)である
別名は五ヶ所街道 全線の大部分が大型車通行禁止である
伊勢神宮の神域神路山を通過する道である
伊勢市と南伊勢町との境に九十九折りで知られる剣峠がある

切り通しの先に見えるピークが剣峠

剣峠より伊勢神宮内宮方面の狭い道(伊勢・五ヶ所街道)

切り通しの剣峠に建つ石仏

以前、茶店などがあった剣峠休息所広場

剣峠 標高320m
伊勢志摩の五ヶ所湾から峠を越えた後、五十鈴川に沿って伊勢神宮の内宮に到る街道がある
三重県道12号線伊勢南勢線、通称 「五ヶ所街道」である
明治23年、地元の懇願により整備された
伊勢神宮をお参りするための信仰の道であり、
土地の人々が、海山の幸を伊勢の町に運ぶ生活の道でもあった
大正8年に客馬車が運行し始めたが、
大正11年には乗合自動車に取って代わられた
今も道幅が狭く、乗用車がすれ違うのにも苦労する
中ほどにある剣峠は標高330m、岩盤を削った掘割になっている
峠の近くに、先の尖った大きな岩が立っている
これが 「剣峠」 の名前の由来だろうか
この辺りにはヤブツバキの純林があるので、別名 「椿峠」 とも呼ぶ

剣峠に記されている
明治二十三年、伊勢へ通じる近道としてできた
剣峠は「椿峠」の呼び名もあり、椿の純林があることでも知られている 
この峠道は五ヶ所街道とも呼ばれ、伊勢神宮に参る信仰の道でもあり、
土地の人々が海山の幸を伊勢の町へ売りにいく生活の道であった
古くは峠に茶屋もあり、徒歩や馬で往来する人々でにぎわったようだ
伊勢から来て、この峠から熊野灘を見た文人は、
殊に興をそそられたらしく、多くの作品にとりあげられているが、
作家で詩人としても知られている足立巻一は
ここへ 立った時の感興を「剣峠」と題し、その中で次のようにのべている 
剣峠というのは  若い荒神が天から舞おりてきて 
剣を岩に突き立てて 霧とともに消えさったからだとゆう

佐々木小次郎も立ち寄ったとされる小次郎池
佐々木小次郎が山犬を切った刀を洗ったと言われています
中央の石は巌流島を表しています  切原老人会

広場の北端に、
『十五夜お月さん』『七つの子』『赤い靴』
『青い眼の人形』『シャボン玉』など、
童謡作詞家として名高い野口雨情の石碑が建てられています
神路山越え  また来ておくれ  乙女椿の  咲く頃に 
雨情  東道人書と記されている

伊勢神宮の神域神路山を通過する切り通しの剣峠

剣峠より眺める南紀勢の熊野灘絶景

剣峠より南伊勢町五ヶ所浦方面に向かう

剣峠より狭い林道を下り五ヶ所浦付近まで下りてきました
次の目的地鈴鹿峠へと向かう


最後まで御覧頂きありがとうございます
次の投稿までご機嫌よう
コメント (1)
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