気ままなピークハンターズの山旅

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信越線横川、軽井沢間廃線の遺構を巡る2話

2022-06-10 14:18:18 | 旅行
こんにちは!
アプト式鉄道の遺構を見に信越線横川、軽井沢間廃線の跡地を辿る
鉄道ファンならずとも訪れてみたい場所だ 空いていれば、
さいたま市から高速を利用して2時間弱、碓氷峠へとクルマを走らせた

めがね橋バス停より眺める碓氷第三橋梁
平成9年、さらなる大量・高速輸送を可能にする北陸新幹線が長野まで部分開業し、
信越本線の横川駅~軽井沢駅間は廃線に 往時の賑わいは消えたが、
横川駅と碓氷峠周辺には急勾配を克服した鉄道技術の数々が史跡として残されている

めがね橋周辺遊歩道の案内図

めがね橋バス停より眺める碓氷第三橋梁



めがね橋の下をくぐり橋梁上部へ

東京から長野まで鉄道で移動する場合、現在最も速いルートが北陸新幹線だ 
並行して在来線の信越本線(しなの鉄道)も走るが、
地図を見ると横川駅~軽井沢駅間が途切れている 
このわずか1駅の空白区間には、旧中山道の頃から難所といわれて
碓氷峠が横たわり、明治26年に開業した鉄道も、
この峠を越えるには苦闘の連続だった

アプトの道へ

碓氷第三橋梁上部
最も長い6号トンネルの入り口が見える



26ヶ所ある碓氷線の隧道のなかで第6号トンネルは最も距離が長い(546m)

碓氷第三橋梁(めがね橋)上部を歩く

碓氷第三橋梁(めがね橋)上部から眺める信越線新ルート橋梁
1997年に北陸新幹線が開業、運行上ネックとなりコストもかかる碓氷峠区間は廃止になり、
信越本線の本務機であったEF62とともに用途を失うことになります(新ルートも廃線)

第5号トンネル内部
昭和38年まで使用され、かつては蒸気機関車も行き交った(アプト式鉄路)
1893年に開業した当時、機関車がこの急勾配を登れるように、
線路の中央にノコギリ型のラックレールを置き、
機関車に取り付けた歯車を噛み合わせて登るアプト式のラックレールを導入した
「アプト式」の名称は、スイス出身の機械技術者である
開発者のカール・ローマン・アプト氏の名前にちなんだもの

第5号トンネル内部から碓氷第三橋梁(めがね橋)上部を眺める



第5号トンネル出口付近より眺める碓氷第三橋梁(めがね橋)上部

第5号トンネル出口付近より眺める碓氷第三橋梁(めがね橋)上部



碓氷第三橋梁めがね橋から近くにある碓氷湖に立ち寄ってみました

碓氷湖は中尾川と碓氷川の合流点を堰き止めて造られた人工湖です
めがね橋をイメージしたレンガ調の橋がかかる湖面には周囲の木々が映え新緑が美しい



最後まで御覧頂きありがとうございます
信越線横川、軽井沢間廃線の遺構を巡る3話(最終)に続く
次の投稿までご機嫌よう





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