モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年の鳥海山以外の山々(3)

2025年01月09日 | 鳥海山(年次)

(本頁は「2024年の鳥海山以外の山々(2)」の続きである。)

このシリーズ、北の方から始めて、
岩手宮城との県境にある栗駒山まで南下してきたが、

そのあとは方角を西に転じて、栗駒山の西側の山と山形県に移行しようと思う。
山の名は泥湯三山、虎毛山、神室連峰、甑山、月山。
月山以外はあまり知られていない山ばかりなので、一応、マップから始める。

【参考マップ】



【2024年の泥湯三山と虎毛山】

泥湯三山を知ってる人はそう多くないだろう。
栗駒山の西側、雄物川の源流部に聳える小安岳(1301m)、高松岳(1348m)、
山伏岳(1315m)の三山(一応、火山)を指すが、
そう呼ぶようになったのはここ十年くらいだと思う。

2024年2月17日、湯沢市駒形町から泥湯三山を望む。



この三山と虎毛山は今年(2024年)は眺めただけで登っていない。

2024年9月4日、湯沢市駒形町から泥湯三山を望む。



2024年9月4日、小安温泉から須川温泉に行く途中、湯沢市と東成瀬村の境界付近から眺める。
ここから高松岳と山伏岳は見えない。




同日、同じ場所から虎毛山を望む。




虎毛山(1433m)は秋田県南部最奥にある山でこの付近では栗駒山(1626m)に次いで二番目に高い山だが、

泥湯三山のもろ蔭に位置するため、下界の平地からその姿を望むことは不可能だ。
栗駒山など近くの高い山に登れば話は別だが、自動車道路から姿が見える場所は此処を含め、僅か二ヶ所しかない。

2024年9月4日、栗駒山の山頂付近から望む。



2024年10月5日、湯沢市と東成瀬村の境界付近から虎毛山を眺める。



2024年10月5日、秣岳隣のモンサンミッシェル峰から虎毛山を眺める。



このお山、2018年夏の大雨で登山道が崩壊して以降、一般の人は登れなくなっている。


【2024年の神室連峰と丁山塊】

秋田山形県境にある神室山も下界からなかなか見えない山だ。
2024年2月17日、湯沢市の南、横堀付近から眺めてみたが、
神室山山頂は前神室山の蔭になって見えなかった。




神室山(1365m)は山形県金山町に行くと少しだけ見える。

2024年2月17日、金山町有屋付近から。



山形県最上町の向町盆地に行き、北の方を眺めると、
神室連峰の山々が屏風のように立ち並ぶ。

標高は1000m台から最も高い小又山でも1367mしかないが、
何やら2000m級の山なみを見ているような感覚だ。
ウィキペディアを見たら、標高こそ高くはないものの豪雪に磨かれた山容は険しく、
そのことから別名「東北のミニアルプス」と呼ばれる。とあった。
約10年前だったか、
初めてこの景色を見た時は長野県、安曇野から眺めた後立山連峰を連想した。

なおこの連峰の山座同定は難しい。
同定作業にあたっては、ネイチャーガイド神室連峰(発行・無明舎)などを参考にさせて頂いたが、
正しいものかどうか。

2024年2月17日、最上町鵜杉付近から、烏帽子山~小又山の山並み。



小又山(1367m)。神室連峰では最高峰。



烏帽子山から大尺山までの山並み。



八森山から槍ヶ先までの山並み。



再び、金山町有屋に戻って、竜馬山。
高さは521mと低山だが、ゴシック建築のような山容に驚いた。




丁山塊の二景。

2024年2月17日、早朝。甑山(こしきやま)(左の男甑は981m)。



2024年4月7日、丁岳(1146m)。



【2024年の月山】

ラストは山形の名山月山。
2024年の二月は暖冬で秋田も山形も平地は雪がほとんど無かった。
一応、豪雪地となっている新庄まで走って彼方此方から雪姿の月山を眺めた。

2024年2月17日、雪の無い新庄市から。



2024年2月17日、鮭川村から。



2024年2月17日、舟形町から。



下界に雪は無くとも、月山には雪がドッサリだった。

それでも真夏、鳥海山から見た月山は真っ黒だった。

2024年8月2日、鳥海山から。



8月9日は珍しく(7年ぶりに)羽黒ルートから月山に登った。

2024年8月9日、月山山頂。



2024年8月9日、月山山頂付近の花。
ハクサンフウロ、タテヤマウツボグサなど。



花はいっぱい有ったが、景色はガスで何も見えなかった。
月山は相変わらずガス山だった。

秋に秋田駒ヶ岳に登ったところ、男岳山頂から月山が見えた。
今まで見た月山としては男鹿半島と同じくらい遠くから見たことになる。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳男岳山頂から。



以上。

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今年初の日差しと鳥海山(2025年1月6日)

2025年01月09日 | 気象・歳時記

(本頁は「2025年年頭所感「tomorrow never knows」」の続きである。)

大雪でタイヘンなことになっている青森県津軽地方の皆様には申し訳ないが、
今年の秋田はどうしたのか。

秋田市の積雪は現在0センチ。
我が家は内陸の台地上にある関係で少しだけ雪が残っているが、

それでも現在の積雪は10センチも有るだろうか。
しかし秋田は日射には恵まれなかった。
(-_-;)秋田は一ヶ月以上、一日を通じて晴れた記憶がないのだ。
東京や太平洋側にお住まいの皆様は
おそらくこのような気候を理解できないだろう。

今日(1月6日)の朝は今年になって初めて日が差した。
前に少しでも日差しが有ったのは、昨年12月30日あたりだったので、
ちょうど一週間ぶりの日差しということになるか。
とても嬉しかったので、
日が差している庭の様子を撮影し、このようなレポートをしたためてしまった。



久々に晴れた我が家


庭の積雪は10センチ以上有るように見えるが、
これは通路の雪を除雪した際、積み上げたから・・・

 


日差しを浴びたマンドラゴラ



 


今日は多くの皆さんが仕事始めだろうか。
リタイアした (´π`;)ワタシは近所のスーパーへ買い出しに。
ついでに郊外に出て鳥海山も眺めて来た。

今年の初鳥海山



鳥海山は冬場、滅多に見えないものだが、
今日は微かながらも見えた。
残念ながら、鳥海山のある南側の空は高曇りになっていたため、メリハリの無い姿だった。
しかし見えたことに変わりはない。
嬉しかった。

なお日が差したのは午前中だけ。午後からは(-_-;)どんより曇り空。

夕方のローカルニュースで、
秋田県知事が新年の漢字は「曇」と述べていたのが印象的だった。



以上。

コメント (2)
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