(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「見ざる言わざる日光・・・2」の続きである。)
18日は千手ヶ浜を訪ねてみた。
あまりメジャーな場所ではないので、場所は次のマップを参照されたし。
千手ヶ浜は中禅寺湖の西岸にあるが、湖岸を通るのは遊歩道のみ。
自動車が走れる道路(日光市道1002号)は北側の戦場ヶ原から伸びている。
ただしこの道路、一般車両は通行できない。
戦場ヶ原赤沼の自然情報センターから出る低公害バスに乗って行くきまりだった。
赤沼付近の景色
バス下車後は外山沢川に沿って東に進る。
千手ヶ浜から見た男体山と中禅寺湖
千手ヶ浜付近はクリンソウの名所なのだが、まだ開花してなかった
クリンソウのロゼット
(右上)クリンソウの早咲き株
フッキソウの群生
フッキソウ
(右上)マルバダケブキ。こちらの開花は初夏以降。
この場所には小さな白いキンポウゲ科がいっぱい有った。
名前がわからなかったので、帰宅してから、fbで訊ねたところ、
「ニリンソウ」ではないかと教えられた。
このニリンソウ?は丈がホンの数センチ、しかも一輪ずつの開花だった。
秋田で見かけるニリンソウとは草丈も花の付き方も大きく異なっている(こちら参照)。
(右上)フデリンドウ
帰りにちらっと日光白根山の一部が見えた。
ここは上高地みたいな場所だと思った。
千手ヶ浜を脱し、中宮祠に戻る。
中禅寺湖の東側は運河のようになっている。
その流れも奥の橋を越えて数百メートル歩くと、一気に雪崩落ち、華厳の滝に変身する。
それを確かめるため、華厳の滝エレベーターに乗った(詳細はこちら)。
エレベーターから出て眺めた華厳の滝
(右上)旧日光街道の杉並木
名残惜しいけれど、日光の旅はこれでおしまいだ。
JR日光駅
JR日光駅のホームにて宇都宮行きの電車を待つ。
今回は外国人観光客(インバウンド)がすこぶる多いなと感じた。
また乗り合いバスの運転手さんが英語や中国語?を駆使し、インバウンドをあしらっているのには驚いた。
秋田の観光地とはえらく違うなと思った。
以上。