10月も中旬になり、栗駒山山頂部の真っ赤な紅葉は終わってしまった。
それなのに登山者は多く、混雑していると聞いたので、
今回は山頂には行かず、
西側にある支峰の秣岳と隣の小ピーク、モンサンミッシェル峰に登ってみた。
南側から見たモンサンミッシェル峰
この日は午前4時に自宅(秋田市)を出発、湯沢市の小安峡から入山した。
国道398号線から県道282号線(栗駒道路)に乗り換え、少し走ると、
西側に皆瀬川源流部の山々が見えて来る。
虎毛山(1433m)
吹突岳(1222m)や小安岳(1292m)など。
今日は泥湯三山・小安岳の右奥に微かだが鳥海山も見えていた。
今回の参考マップ
6時半過ぎ、須川湖に到着。
湖畔から今日登る秣岳(1424m)を見上げる。
なお世界遺産?モンサンミッシェル峰は秣岳に隠れて見えない。
7時に秣岳の登山口に到着。駐車スペースは十台程度か。
私自身は三台目だった。
登山道はブナ林の中を登る。
朝日の浸み込んだブナ林の紅葉はけっこう奇麗だった。
30分近く登ると、突然、ブナ林が終わり、視界が開ける。
ナナカマドの実
この先は岩が露出した原っぱがしばらく続く。
振り返ると遠く焼石岳の山塊。
目の前に突き出したピラミッド型の山は秣岳の山頂部だ。
滑りやすい岩盤が続く。その間を注意しながら登る。
左下には須川湖と須川高原の樹海が広がる。
今まで気づかなかったが此処は絶景だ。
鞍部の樹林を潜り、低木や笹に覆われた斜面をジグザグに登ると、
秣岳の山頂だ。
山頂からは栗駒山本体と展望岩頭が大きく見える。
山頂の裏側(南東側)の斜面は草紅葉が奇麗だ。
針葉樹林と草原の向こうに見える小高い丘がモンサンミッシェル峰だ。
久々のモンサンミッシェル峰山頂。
紅葉がまだ残っている西側・虎毛山方面を眺める。
山頂から南側の草原を眺める。
南側の草原に降り立つ。
草原越しに栗駒山本体と展望岩頭を望む。
以上。
「世界遺産?で紅葉狩り・後編」に続く。
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