( 2020/03/21 初回アップ、2023/03/25 修正の上、再アップ)
今年(2020年)の冬は異常に雪が少なく、春の進行も早かった。
鶴岡の高館山は雪割草で有名だ。ここには本来ならもっと早く行く筈だったが、
二月中旬以降、コロナではなく、体調不良(原因不明の鼻出血)や天候不順ですっかり出遅れてしまった。
3月19日は体調も良く、珍しく一日、天気が持ちそうだったので出かけてみた。
秋田市を5時半に出発。7時半頃、登山口の大山公園に到着。
公園手前の民家庭先では白梅が満開だった。
秋田に較べたら、さすがに南国だ。一足早く春の気分に浸る。
大山公園から高館山を望む。
大山公園から八森山に登り始めると、月山は靄で見えなかったが、
大山の街並みや南側の山なみが望めた。
山なみは左から金峰山、母狩山、湯ノ沢岳だろうか。
山道を歩き出してすぐコシノカンアオイの花に遭遇。
コシノカンアオイは秋田では珍しい花なので、もう一枚。
更に登ると、岩団扇や春蘭が多くなったが、咲いていたのはごく僅かだった。
オオイワウチワ シュンラン
シュンラン。左手前にカタクリ。
あっと言う間に八森山山頂。
今回は高館山には登らず、南隣の八森山に終始した。
山頂を過ぎると、そろそろ雪割草(オオミスミソウ)のお出ましだ。
この山のオオミスミソウは花がでかい。この株は4センチ近くあった。
花のサイズ、弁の形、花色も、同じ種類とは思えないほどバラエティーに富んでいる。
別場所のコロニーも確認。
こちらのコロニーはカタクリやキクザキイチゲなどが適度に混じっていた。
今回は濃いピンクや青紫の株には遭遇しなかった。
近くで黄連も咲いていた。秋田や庄内ではキクバオウレンが多い。
「2」へ続く。
可愛い野の花が多いですね、素敵です
南国の地では、隣県の山に登って、やっとカタクリを見る事が出来ます
キクバオウレンはどこかで一度見た事がありますが
その他は見た事のない花ばかり・・・綺麗ですね
続編の2の方にも出て来ますのでよろしくお願い致します。
夫の介護をしながら、ボチボチ絵を描いております。
美しい自然の山野草と花、風景を拝見するのを楽しみにしております。 ついでながら、秋田は亡き母の故郷で、なんとなく親しみを感じております。
今後ともよろしくお願いいたします。