既に5月13日頃報告しておりますが、
この冬に水道管が破裂した横手実家の水道漏水金額は約43万円でした。
ところが水道局が置いて行った伝票を見たら、
実際の漏水金額はなっ( ̄π ̄;なんとその二倍、86万円でした。
この「お知らせ伝票」なるものは、実家近所に住む従兄が
空き家になっている我が実家に配達されたものを当日回収し、預かってくれていたものです。
なお同じ日(5月13日)、横手市水道局から私の携帯に有った電話は、
「漏水した水道料金は約43万円でした。これから減免審査に入ります。」
でした。
6月6日、実家を訪ねた際、その伝票を約一ヶ月ぶりに従兄からもらいました
(5月17日、訪ねた際は従兄が不在だったのでもらえなかった)。
ここに記載されている金額は、5月分が428,789円、6月分が428,788円。
合わせると、857,577円。
43万円も凄いですが、こちらも凄い金額ですね。
なお令和4年度の実家の水道料金は月額1,947円でした。
単純に割ると、440ケ月分、更に12で割ると、約37年分の水が約二ヶ月の間に漏れたことになります。
さてこの金額はどうなったでしょうか。
結論を申し上げると、43万とか86万なんてもうどうでもいいんです。
ほぼ全額免除(減免)されました。
6月5日、横手市水道局から次のような書類が秋田市自宅へ配達になりました。
噂に聞く水道料金の減免措置がついに発表になったのです。
書類の名称は「使用水量認定通知書」でした。
日付は5月31日となっておりますが、私の手元に届いたのは6月5日。
こんなに日数がかかったのは、郵便局間を転送されて来たためです。
書類が細かいので、主要な部分を拡大してみました。
こちら(上半分)によると、5月24日に提出の有った漏水修理報告書を受けて、
5月請求分、6月請求分は、当初489,907円のところ、482,845円を減額したとのこと。
よくわからないのですが、実請求額は2,354円でした(これだと平月とほとんど変わらない)。
下半分によると、下水道については、
5月請求分、6月請求分は、当初375,458円のところ、370,838円を減額。
よくわからないのですが、実請求額は1,540円でした(これだと平月とほとんど変わらない)。
水道全体では、当初額865,365円に対し、853,683円の減額
(お知らせ伝票よりも少し高くなってます。後で理由の説明がありましたが、忘れました)。
減額率と言うものがあるとしたら、それは98.65%で、実請求額は3,894円でした。
こっ( ̄π ̄;これは本当なんでしょうか。
本当だとしたら凄いことです。
いろいろな方の経験談等から、ペナルティー金額は43万の半額21万、
うまく行って、5~7万円くらいかなと勝手に予想しておりました。
7万円ならしょうがないと諦めるものの、
43万の半額21万ならばこれはつらいな。横手市水道局を(-_-;)一生恨んでやる・・・
と心に決めておりました。ところが!!
横手市水道局には、
今回の寛大な措置に対し、6月8日になってから電話で丁重に御礼を申し上げました。
なお水道工事には約8万円かかっております。
こちらは農協の建物共済が10万円下りてますので黒字です。
現実には水道漏れを通報してくれ、応急的に止水してくれた大工さんに御礼金を払っておりますので、
プラスマイナスゼロですか。
しかし3月18日以降6月5日までの心の中はとても苦しくつらかったです。
その時の記録はこうでした。
「漏水はわが魂に及び(2023年3月18日)」
「2023年実家草取り始め(2023年4月27日)」
「どうする家の事。漏水の次は雨漏りか。(2023年5月17日)」
けっこう騒いだ。大山鳴動したと言うのに鼠一匹でしたが、
それは蓋を開けてみての話であり、
自治体によっては、また漏水の原因によっては、こうならないケースもあったと思います。
いずれにしろ七十年近く生きて来て初めての経験であり、たいへんな不安でした。
こんなつらい思いはもう二度としたくありません。
翌6月6日は家内とともに横手実家まで草刈りに行きました。
行く途中に見た鳥海山と実家向かいの花風景を列記します。
十文字町腕越付近から鳥海山を望む。
ちょっと靄っていますが、この時期特有の雪形「ねんねこぼぼこ」(詳細はこちら)は見えました。
実家の向かいの放棄田はハルジオンの海になっていました。
実家から真東の金峰山を望む。手前はハルジオンの海。
ハルジオンとノハラムラサキ?の海
今年は4月27日、
実家の屋敷に除草剤を大々的に散布しました(除草剤の購入費用は約3万7千円)。
そのおかげでしょうか。今のところ、草の勢いは例年ほどひどくないようです。
例年ならば、草の生育を抑えるため、耕うん機を用いて耕うんを行うのですが、
今年はその必要無しと判断。伸びあがった草たちを草刈り機で刈り取って行きました。
草刈before
草刈after
今一番多い雑草はハルジオン。
ついでヒメジョオン。夏場はこちらが主役となります。
うちの草刈り機は電動なので非力です。
バッテリーの充電には一時間くらいかかるのに15分も使うと消耗してしまいます。
さらに同一機種を一時間以上使うとオーバーヒートして動かなくなり、一時間程度の冷却が必要となります。
そのため同じ機種を二台用意し、かわるがわる使用するようにしております。
草刈り機
ヨモギ
今回は家の裏も含め、約5時間で終了。
これでひと月くらいはもつことでしょう。
以上。
上下水が交互に請求されているんですね。
冬が来る前にメーターのところの止水栓を
止めておかれた方がよいでしょうね。
2か月に1回の水道の検針で発覚することが多いですが、貴自治体は認定水量といって検針してない数か月間は多分不在ということで前年実績で請求を出されているのだと思います。
ベラボーな金額にならずに本当に良かったです。
ken🌺
ふだん住んでいない場所での今までに経験の無かった事故なので、
不安が高まるばかりでしたが、
こういう結果になり、ほんと有難いです。
冬場(12~4月)は完全に雪に埋もれるエリアですので、
今後は水道局に頼んで冬場の止水をやってもらうつもりです
(止水が素人では難しいタイプの構造のようです)。
今回はkenさんにもお世話になりました。ありがとうございました。
大変でしたね。
でもまぁ理不尽なことにはならないですね。よかったです。
今年は(厳密には昨年末28日あたりから)ずっとろくでもないトラブル続きで
実家の水道管破裂はその中で最も酷いトラブルでした。
折りを見て厄落としとも思いましたが、
それよりも日々の行動をもっと慎重にしなければならないなと思っております。
ご心配に感謝申し上げます。
ホントよかったです。
実家のある横手市、今までは豪雪に毒づくばかりでしたが、見直しました。
ふるさとの町はありがたきかな。
最初、”86万”と言う数字を見た時は「うっそ~!」と驚いてしまいましたが、良かった良かった!
これで”水道局を一生恨んでやる”ってことも無くなりましたね!(笑)
何より苦しい思いから解き放たれたことはホントに良かったです。
いつもモウズイカさんのブログ、楽しく拝見しています。(#^^#)
伝票の二ヶ月で86万を見た時は私も吃驚しました。
13日電話では43万と言っていたのに、
随分といい加減なものです。
しかし減免が作動すれば、43万も86万も同じことでした。
そもそも最初から減免がありますよとアナウンスしてくれれば、
三ヶ月間近くも恐怖に怯えて悩むこともなかったのですが・・・
水道局も立場上、最初からは言えなかったんでしょうね。
いずれにしろ寛大な措置に至り、感謝であります。
私も田舎(佐渡)は誰も住んでいず人ごととは思えませんでした。
水道とプロパンガスは開栓、閉栓を水道局等に必ず帰郷する前に連絡するようにしています、手数料がかかりますが、その方が安心です。
給湯器なども冬の凍結で殆ど使い物になりません。
減額されて良かったです。
いつも雄大な自然の景色と色々な山野草に、今では年取り出掛けられない分大いに癒されています。
留守宅の管理ってタイヘンですね。
プロパンガスは2018年、空き家になると同時に外しました。
おかげで草刈り作業で汗をかいても、水風呂で我慢せざるを得ませんし、お茶も湧かせません。
水道は面倒でも冬場は閉栓し、春に開栓ですね。
今回は誇れるような内容の話ではないので、ブログ化はどうかなと思いましたが、
既に「漏水はわが魂に及び(2023年3月18日)」
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/14d4bbd475edfb81962d6e641d716f90
で大っぴらにしてしまった後なので、結末まで書いてしまいました。
皆様にはご心配をおかけし、いろいろ有益なアドバイスもいただけました。
ありがとうございました。