(本頁は「真冬にガーデニングなんて無理。雪国のボヤ記(2013年1,2月)」の続きである。)
冬の秋田市では大雪が降ると思われているかもしれないが、多くの場合、そうではない。
日本海沿岸なので風が強く(瞬間最大風速20m/s超)、吹き飛ばされてしまうため、
積雪量はそれほど多くならない。
積もっても50センチくらいで大雪だと騒ぎ、除雪体制が脆弱なため、都市機能がマヒしてしまう。
ところが2013年は雪が多かった。
うちの家付近で積雪は1mを優に超えていた。
もしかしたら2006年以来、いやそれ以上の大雪だったかもしれない。
1,2月の様子はこちらをご覧頂きたい。
2013/02/24 自宅カーポート周辺
こういう年のガーデニングはどうなるのだろうか。
2013年3月の様子を前、後、二編に分けて報告して見る。
大雪の後は、三月になったからといって、すぐ春になるわけでなし。
依然として、雪の量は多く、自宅にクルマを出入りするにも難渋するほどだったが、
3月2日の土曜日、うちの前に限ってはそれが解消された。
2013/03/02
2013/03/02
これでやっとハラを擦らなくてもクルマを走らせられるようになった。
うちに春をもたらした使者は意外にも無骨なブルドーザーだった。
咲き出した花たち。
2013/03/10 シクラメン・コウム@風除室
2013/03/09 マンドラゴラB@風除室
3月10日の室内、そして風除室の中はこんな感じだ。
風除室内のポット苗は前年秋に蒔いた一年草の苗。
白いものは雪で、水のかわりに与えている。
けっこう咲いてるように見えるが、
開花中のヘレボ(クリスマスローズ)は我慢できなくなって、最近、ホームセンターから買い足した開花苗。
元々有ったものはまだ蕾が硬かった。
庭の雪もだいぶ凹んで来た。
3月10日。ついに古スコップの取っ手(高さ約80センチ)が現れた。
2013/03/10
話はガラリと変わり、冬姿の鳥海山を。
3月12日は久々の晴天。午後から本業で由利本荘市を訪ねる。
鳥海山がとても綺麗だった。
本荘にはほぼ毎週のように来ているが、
このようにはっきりと鳥海山が見えたのは今日が今年初めてかもしれない。
それだけ今年の天候が邪悪だった証とも言える。
今年の秋田は呪われているのか。休日のたびに悪天に見舞われている。
さすがに春めいて来たので、地吹雪や新幹線が脱線するほどではないが、
今日(3月16日)も重苦しい曇天、今は雨に変わっている。
庭の雪解けは進んで来たが、外で咲いてる花はまだ無い。しかし近所の公園には有った。
まんず咲く花、マンサクだ。
3月16日、近所の公園でマンサクの開花を見た。
雪解けとともに庭木(低木)も姿をあらわす。
昨年末、縛り上げる前に雪が降って、そのままほったらかしにしていたら、ご覧の通りの枝折れ。
アジサイは骨折。
スズランノキは股裂け・・・。(T◆T)
3月20日、風除室で咲きだした鉢花を順次、外に出して飾ってみる。
シクラメン・コウムとムスカリ `クリスマスパール'
シクラメン・コウム
うちの数少ないヘレボ。
ソバカスのある少女
今年から参加のヤエブサ子と昔からあるハイブリッド。
昨年から参加の黒まる子
「大雪後のガーデニング・後編」へ続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます