9月4日は栗駒山に登山するため、朝早く横手実家の近くを通過した。
横手市十文字町でちょうど日の出となった。
東南東の方角に小さく、東山(とうざん)が見えた。
このお山は東成瀬村の奥、岩手県境にある1117mの低山で、
みつこぶらくだ、団子三兄弟のようなユニークな山容をしている。
本頁の最後にまた出て来るのでどうか記憶しておいて欲しい。
西の方角に鳥海山が見えた。
今回見た鳥海山は残雪無しの真っ黒鳥海山だった。
日の出の時、横手市十文字町から。
日の出の少し後、横手市平鹿町と増田町境界付近から。
参考マップ
今回、栗駒山には東成瀬村経由ではなく、
湯沢市の旧稲川町、旧皆瀬村経由で入山しようと思い、
雄物川源流のひとつ皆瀬川の谷あいに沿って南下した。
駒形町付近から南側の山々を望む。
小安岳(1292m)、高松岳(1348m)、山伏岳(1315m)の三山は最近、泥湯三山と呼ばれるようになった。
川面漆器の生産地、(湯沢市)大館地区の西側には
雄長子内(おちょしね)山と雌長子内(めちょしね)山の二低山が聳える。
雄長子内(おちょしね)山(470m)は端正なピラミッド形。
とても険しいのでまだ私は登れないでいる。
大館地区から泥湯三山と奥宮山を眺める。
稲庭町の西側を通る時、南東方向に栗駒山の上半分が見える。
秋田県の平地で近くから栗駒山が見えるのは私が知る範囲ではこのエリアだけだ。
この後、皆瀬川の谷あいは山が迫ってきて狭くなる。
小安峡、大湯温泉を過ぎると国道398号線はハイウェイのような山岳道路になる。
秣岳の中腹、東成瀬村との境界付近に一箇所、森林が切れ、山がよく眺められるポイントがある。
ここからはとても珍しい山が見える。
虎毛山(1433m)だ。
この山は秋田県南部最奥の地にあり、低地や平野部からその姿を見ることが出来ない
(秋田県から全く見えないが宮城県北部からならば小さく見える)。
虎毛山の右には吹突岳(ふっつけだけ)(1221m)。
更にその右に泥湯三山のひとつ、小安岳や鳥海山が並ぶ。
鳥海山
今日はこの後、栗駒山に登山した。
栗駒山から下山途中に眺めた秋田県南の山々を列記してみる。
北西方向。湯沢市の奥宮山や東鳥海山、由利本荘市の八塩山など。
少しだけ右。足倉山をメインに。
更に右。狐狼化山をメインに。
金峰山も見えたので、奥に見える平野の中に実家を探してみた(が分からなかった)。
更に右。ほぼ真北。
大薊山など岩手県境に聳える山々が見えるが、山座同定は困難だった。
栗駒山下山後は東成瀬村を通って帰宅した。
途中、東山(とうざん)(1117m)の山麓を掠め、近くから眺めて帰った。
以上。
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