(本頁は「初秋の八幡平(2014年9月3日)」の続きである。)
9月3日は八幡平の帰り道に別の湿原を訪ねている。
八幡平焼山火山の西麓にある大場谷地だ。
こちらは標高1000m程度の低層&中間湿原。
奥へ進むと、花の終わったミズバショウが多くなる。
更に進むと背の高い草(高茎草本)が目立つようになる。
ミヤマシシウドだろうか。
セリ科の同定は非常に難しい。後で友人からエゾノヨロイグサではないかと言われる。
(右上)ハンゴンソウ
トリカブト。バックにゴマナ、ハンゴンソウ。
(右上)トリカブトとゴマナ
トリカブトは種名がわからない。たぶんオクトリカブトだろう。
サラシナショウマ
エゾオヤマリンドウ
(右上)アオモリアザミ(オオノアザミ)
ヒロハユキザサの実
ツルニンジン
(右上)いち早く色づきだしたレンゲツツジ
次の三枚は八幡平の帰り道、仙北市鎧畑付近で見たもの。
白い小花はオトコエシ、濁ったピンクはヨツバヒヨドリ。
黄色いのはあまり見たことがないと思うが、これはハチミツソウというキク科の外来種。
この花は私が確認した範囲の話だが、
秋田では仙北市だけに異常に多い。何故このエリアにだけ蔓延るのかわからない。
以上。
※オクトリカブト、ちょっとクリンのトリカブトのイメージとちがいました!色々あるんですね・・🌀アブナイアブナイ
季節外れ、時期のズレた話題で恐縮です。
トリカブトは秋田では割とどこの山でも見かけますが、不思議と八幡平や秋田駒には多く、奇麗ですね。
明確な分類には花冠(厳密には萼片)を割って
中に収納されている(本物の)花に毛が有るか無いか、先っちょの形などを見るそうです。
ちょっと素人には出来ない芸当ですね。