ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

ミセスファーマーの弱点は

2010-03-19 | 日記
ミセスファーマーには苦手なものが3つあります。

(1)飛行機 

飛行機に関しては、以前乗った飛行機で飲み物のワゴンが倒れるほどの大きな揺れを経験した事が

トラウマとなったのか、とにかく毎度毎度緊張して乗る羽目になります 旅行は大好きだけど、

できればすべての旅程を陸路で移動したいと思ってしまうのです。絶対に揺れない飛行機があったら

いいのに・・・

(2)虫 

農家なのに虫が苦手なんて、と思うかもしれません。でもダメなものはダメなんです 結婚する前、

私がまだ東京にいた頃にダンナ様と電話でこんな会話をしたことがあります。

 「北海道って、虫がいっぱいいるんじゃない?」
 
 「いない、いない!」

うそばっかし!あぁ、騙された・・・こればかりはミセスファーマーはずっと言い続けますよ

家の中にたびたび出没するカメムシとかワラジムシなどにはだいぶ馴れました。農作物に発生する

害虫にも少しは免疫ができてきたような感じです。が、手のひらを広げた位の大きさの真っ白な蛾が

家の窓にペタッと張り付いていた時は、背中の産毛が総立ちになり、しばらくその場から動けなく

なりました  ただ、北海道にゴキブリがいない事だけは救いになっています。

(3)お裁縫 

3つの中ではある程度克服可能な弱点ですが、これもまた子供の頃からずっと苦手なもので

ありました。何しろ高校の時に通信簿で唯一もらった「2」は家庭科で、それも調理実習では先頭

きって頑張っていたにもかかわらず、裁縫が余りにもダメだったために頂戴してしまったという

不名誉な歴史があるのです その時以来ミセスファーマーはすっかり自信をなくし(と言うか、

最初からやる気がなく)裁縫道具を使うのはボタン付けとパンツの裾などの簡単な補修の時だけです。

ところが、去年から地域の婦人部の活動の一環で、年に1度くらいですが裁縫教室が始まったので

参加することになりました。本業の傍らパッチワークを教えている奥さんが先生となって、近所の

公民館に夜集まり、2日がかりで実用的なものを作ります。今回はポーチを作ることになりました。

他の人たちが布を切っている頃、ミセスファーマーはまだ型紙を写していたり・・・と、最初から

案の定の遅れペースで、みんなが楽しくおしゃべりしながら作業をしていても、一人黙々と手を

動かしていました。それでも1日目のノルマは達成できず、残る作業は宿題です



こんな立体的なもの、私にはムリ~ そう思いながらもここまできたら完成させないわけには

いきません。マチ針で何度も指を刺しながら、ひたすらチクチクと針を進めました。そして・・・



完成~~ 無事にポーチができあがりました~ 前回の時に比べると先生の手を

わずらわせる頻度も少なく、8割がたは自力の作品です う~ん、ミラクル

ちなみに、こちらは去年の作品のカードケースです。




次回は携帯電話ケースを作る予定だそうなので、この調子で少しずつ苦手克服ができれば良いな~

と、年に一度のお役目を果たした裁縫道具をしまいながら思うのでした。


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コメント (6)
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