ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

復旧作業ほか

2017-06-13 | 農作業

ここ数日、写真を保存しているクラウドサービスの方からパソコンへのアップロードがなかなか

うまくいかず、スマホで撮影した写真を取り出せずにいました。早く新しいパソコンを使える様に

したいのだけど、なかなかそちらを操作する時間がありません。

昨日からやっと畑に入れるようになり、諸々の「お直し」作業をしています。どこから手をつければ

良いのか迷うほどやることがいっぱいです。まずはレタスの上に被せてあったネットの救出作業

から。泥に埋もれているけれどこれは目の荒い網なので意外とすぐに取り出すことができました。

トンネルにしているポールも流されたのは数本だけだったのですぐに元通りに直せます。

遠くから見た時は、レタスは半分くらいダメになってしまっただろうと思っていたのですが、下のほうの

泥が流れてきた部分(全体の4分の1程度)以外はいたって元気に成長を続けているのを見て安心

しました。念のためカラス避けネットはもうしばらく被せておこうと思います。

隣りのスイートコーンは泥で埋もれた部分は諦めて、そのうちに追肥をする時にマルチをはがすので

それまで放置しておくことに。ただ、そのほかの部分は無事だと思っていたわりにマルチ周りの土が

流されていたるところに隙間が出来てしまっていて、所々風でパタパタなびいている箇所もあるので

急きょ土を寄せる作業をしました。放っておくとマルチがはがれてしまう恐れがあります。

最も被害が大きかったのはカボチャの畑です。カボチャに関してはことごとく受難の年で、ここまで酷い

ともうどうにでもなれ!と半ば投げやりな気持ちになってきます。

あっちからもこっちからも雨水が川のように流れて通った跡がくっきり残り、土が削られたところから風が

入ってマルチを次々とはがして行きます。昨日の午後、最初は一人で作業をするつもりで畑に近づいたら

とんでもない広範囲でマルチがはがれていたので、結局3人がかりで修復作業をしました。だけどね~、

きっともうここのカボチャはダメです。カラス被害の後も、寒さに当たり大雨に叩きつけられ、おまけにマルチ

がはがれる時に揉みくちゃにされて、殆んどの株が弱ってしまっているのです。流されてしまったのもあり、

マルチは直したものの残念ながらこの先あまり期待ができる状態ではありません。

そして意外と修復に手こずったのがこのミニカボチャ類のところ。道の駅専用でミセスファーマーが植えて

寒さ避けの不織布トンネルを被せてあった場所です。向かって左側は坊ちゃんカボチャ3株ほどが被害に

遭いましたがトンネルを直すのにはそれほど苦労しませんでした。問題は右側「栗えびす」を植えてある方。

10メートルくらいの長さでポールもペシャンコになるほど土砂に押し潰されてしまっているので、泥を除ける

のが重くて重くて・・・

集中して作業をするとすごく疲れて嫌になり、他の作業の合間に少しずつやりながら結局二日がかり

で掘り出しました。20センチ近い高さの土が載っていたら、そりゃ重いですよね 幸いカボチャ用の

マルチは自然融解するものだから、トンネルの不織布を取り除いたらあとはそのままにしておきます。

大量の泥水が流れ込んだハウスのほうは、まだ土が湿っている部分も多いものの今のところは気温が

低いせいもあってか順調に育っています。キャベツは足元が泥だらけだけど、なんとか収穫にこぎつけ

ることができそう。

そして久々に植えたロマネスコも大きくなってきましたヨ~

雑草じゃありません パクチーもだいぶパクチーらしくなってきた気がします。

夕方、畑に人参4種類の種蒔きをしました。うまく採れるようになるといいな

ところで昨晩、ダンナさまと太郎がいつもの日課で豚舎の見回りをしていた時に、豚舎の廊下で

太郎がアライグマを捕獲しました 太郎が捕まえたことにもビックリだけど、ついにわが家にも

アライグマが出入りしている事が確定した瞬間でした。この間からキツネとも違う足跡がハウス

の中などにも見られていたので、ひょっとしたらと思っていました。年々わが家の近隣集落での

出没情報が近づいてきていたのが気になっていたのですが・・・やはり去年のスイートコーンの

被害はアライグマだったのかもしれません。これから対策が大変だぁ~

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