活字になった川柳など

日常と川柳
各種公募入選句
川柳についての個人的意見

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2021-05-11 06:52:46 | Weblog

今日の予定 昼検食当番。午後ワクチン外来。スマホのカレンダーにスパム?入力していない予定の書き込みが多数有ったのでソフトごと削除した。カレンダーにも予定を手書きしてあるが便利だっただけに惜しい。システム手帳も活用する。スケジュールを何重にも記録するのは加齢対策。

川柳 昨日雑詠を仕上げて投函した。次は25日締め切りの句会宿題投句。投句用原稿用紙の裏には西村亨という方の書かれた「末流のうた」(これは短歌誌の連載された歌論シリーズの一部らしい)の中の「知識の器」の句を紹介した。春うらら水車停車す水底に これはサイン・コサイン・タンジェント(正弦・余弦・正接)と垂辺・斜辺・底辺の関係を記憶するための句。五十年以上前中学三年生の時S先生が英語の筆記体小文字s/c /t を使う記憶法を教えてくれたのを今でも覚えている。

川柳は詠まずに吐く? きやり句会の宿題は三題で三句吐と記載してある。鶴彬やプロレタリア文学・抵抗芸術(プレカリアート)の研究者の楜沢健先生は日本文学60巻12号(51-55)に川柳は「吐く」ものー鶴彬「手と足をもいだ丸太にしてかえし」を読むーという論考を書かれた。この句は盧溝橋事件の三か月後1937年11月に川柳人に発表したらしい。この論考の最後に竹内敏晴さんの「からだの海にざわめき立つ波ーオハヨウからムカツクまで」が引用されていた。私は鶴の句から「ジョニーは戦場へ行った」という映画のタイトルを思い出した。

感情を少し抑えた句を作り  ムカツキをラッパーうまく曲に乗せ

 

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