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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

出羽・鳥海山(2236m)

2010年05月06日 | BCスキー
2010年5月5日(水)

天候:ピーカン
メンバー:F師匠

新潟から一路山形へ。途中食事したりして、遊佐町に入る。
これまたいい泊まり場発見し、テント張る。静かでいい。
さてここから鳥海ブルーラインを行くのであるが、朝は8時からゲートが開くようだ。
閉めるのは、17時とのこと。タイムリミット付である。。。
ゲート前に30分前に到着。続々と車が上がってくる。
ゲートが開いたと同時に上に行く。
吹浦の登山道の入口に数台。そこから秋田県境を越えたところの右側に数十台止めることの
出来る駐車場へ車を止める。多くの人が準備をしていた。


駐車場

ここから沢状の所を行く。昨日と違って多くの人が出発していった。
我々も8時半には出発。


登山口

沢状をしばし行くと、真っ直ぐ行かず右の沢状を上がる。
そうすると、下から来る沢状と行き当たる。ここに赤布のついた竹竿があり導いてくれる。
下を見ると日本海が美しい。



雪原に出るのでそれは右へ向かい長坂からの登山道と出合う。
そこに乗っかると眼下に鳥海湖の雪原と外輪山が見える。そこからすぐに御浜小屋。
多くの人が休んでいた。


外輪山


御浜小屋

ここまでは、初心者や初級者に格好の斜面を提供してくれる。
ここからは、小山を二つ超え、七五三掛に至る。
外輪山稜線のコースと千蛇谷コースに分かれる。我々は谷コースへ。
先行2人いた。他は稜線の方へ。皆さん小屋までの人もいれば様々である。
ここのトラバースが本日の核心という感じでいやらしい。
途中、ドロップして谷へ下りた。


千蛇谷下部

谷は広々として快適。そういえば、小鳥が多く死んでいたのが不思議だ。
上部へ至るところで斜面は少し急になり、左へ行く。
右へ行けば御室の方へ行く。


上部

我々は、新山へ直で上がる。もうすでに何人か下りてきていた。
泊まった人か、祓川から?
14時がリミットと考えていたので、その少し前に新山山頂へ到着。


新山山頂

新山がこの山の最高峰である。
さて滑降であるが、御室へ向かいドロップしてから谷へ下りた。


新山直下の滑降

広々として快適斜面である。
下部はほとんど直滑降気味に行き、トラバースへ。
先程から何人も下りたので、しっかりしたトラバース道が出来ていた。
どうもこの付近では、我々が最終便のようだ。


下部の斜面

トラバース手前でシールをつけていたので、そのまま御池小屋まで。
小屋の少し先でシールをはがし、元来たところを滑る。
日本海がうっすらながら眼下に見え最高である。
小屋から15分くらいで駐車場へ。ザラメの快適滑降であった。
あとは、温泉に浸かり帰路につく。昨日今日と大満足の2本であった。





越後三山・越後駒ヶ岳(2002m)

2010年05月06日 | BCスキー
2010年5月4日(火)

天候:曇り時々晴れ
メンバー:F師匠

当初の計画だと、鳥海山へ行ってその後南下しようというものであったが、
どうも天気がよろしくないらしい。
ということで、サブプランの越後駒へ行くことにした。
銀山平は早朝から釣り人が、えらいたくさん北ノ又川下流へ行った。
私共も今日の行程は長そうなので早めに出発。
石抱橋を渡った通行止めの箇所から雪原を行く。ここには発電所の施設とログハウスがある。


スタート

当初雪原を行き、北ノ又川左岸沿いに行く。途中のトラバースは雪がなく担ぎ。
10m位だが、道が悪いので担いだ方がよい。
するとすぐに林道を行くようになる。骨投沢を過ぎ、北ノ又本流と白沢が出合う。
この二股は大きい。この辺で1P。


銀山平のログハウスなど

そこからすぐに柳沢と出合う。橋を渡って左岸の道行山南東尾根に取り付く。
ここには、道行新道という夏道があるらしい。私の地図にはないが。。。
急登を登ると尾根は緩やかになる。


道行山南東尾根支尾根

尾根を上まで見ると、途中行がないところもある。


南東尾根雪なしセクション

夏道を少し担ぐが、そこからすぐで道行山山頂なので傾斜が緩むところまで行ってしまう。
道行山も山頂の少しだけポコッと雪がない。


道行山から越後駒

高曇りで登りやすく、3時間で道行山。周りは中ノ岳や荒沢岳もよく見えた。
山頂から少し下り小倉山へ向かう。小倉山は、南面を巻く。


小倉山南面

右のピークが小倉山。ここに駒ノ湯からの登山道があり一人登ってきていた。
上を見上げると、3人パーティーが下りてきていた。
巻いた後は広々とした尾根で気持ちがいい。


広い尾根

先の3人パーティとすれ違う。駒ノ小屋は貸切状態だったようだ。
3日は20人くらいいたとのこと。
その後本峰への急登へ。これを登るとリッジになり駒ノ小屋直下の登りとなる。
ここは担いだ方が速そうだ。一登りで駒ノ小屋着。


駒ノ小屋

2階建てで中もきれい。水も豊富に出ていた。今度泊まってみたいところである。
さて正面にいよいよ駒のカールがある。
ここを一登りで山頂だ。


山頂とカール

ちょっと見づらいかもしれないが、きれいなカールである。
山頂では、先の1人が着いていた。また反対面は雪がなく全く違う様相を呈していた。


山頂にて

越後三山はじめ周りの山はきれいに見渡せた。
さて滑降!先の単独の人はビッグフットを持っていた。なつかしの短いヤツね。
こちらが準備してもらう間に先に下りてもらいその後を追従。


小屋へ向け滑る

気持ちの良いザラメで傾斜も程々。あっという間に駒ノ小屋。
小屋から少し右の斜面を下りて、リッジに乗っかる。
その後の斜面も気持ちよかった。下りたところで5名の山スキーパーティーに出会う。
地元山岳会のようだ。今日は貸切状態でうらやましい。
小倉山をトラバースした後、シールをつけ登り返す。
道行山からは、明神峠方面へ稜線上を行って見るもこれが雪がなくなったり巨大クラック
ありで悪い悪い。
素直に来た道戻ればよかったが、偵察がてら行ってみた。
意外と時間くい、やっとの思いで明神峠。


明神峠

少し休憩をして、夏道沿いに尾根を下り、途中林道へ。この林道行けば車の場所だ。
ところが途中まで除雪されており、道を渡りながら何とか下まで行く。
少しの歩きで車着。約10時間行動であった。
通常は1泊2日コースらしいが、足の揃ったパーティーなら日帰り可能。
道行山から南東尾根行き、早めに柳沢へドロップした方がいいかもしれない。
実際そういうシュプールも何本かあった。
さて、大湯で風呂に浸かり、そのまま山形、秋田県境へ向かう。