ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

東北ツアー第3弾 出羽三山・湯殿山(1504m)&羽黒山(414m)

2012年05月02日 | BCスキー
2012年5月2日

天候:曇りのちガス

さて、せっかく出羽三山へ来たのだから本日やっつけてしまおうということで湯殿山へ。
すっかり朝型になり、4時前に起きてしまう。
快適な宿泊場所を後に志津温泉上の県立自然博物館ネイチャーセンターへ向かう。
今日はリフトなど使わないので、時間を気にしなくていい。
天気は太平洋側などは悪いようであるが、こちらはそんなにでもない。
途中、湯殿山と姥ヶ岳が見えた。


湯殿山と姥ヶ岳

しかしいつ天気が悪くなってもおかしくはない。
ネイチャーセンターに着くと車がすでに1台。つくばナンバーの方が先行している様だ。


ネイチャーセンター

ここ基本的には利用者以外駐車禁止。みなさんどうしているかというと。。。
準備して6時20分発。
いい感じのブナ林である。石跳沢の左岸を行く。
先行者はつぼ足のようだ。


石跳沢左岸

途中、いい感じの台地があった。


左岸台地

他の人の記録見るとカワクルミ池あたりから右岸台地へ上がっているものなど早めに
反対側へ上がってもいいかもしれない。
私は南東尾根の末端から上がった。当初ちょいと急である。


南東尾根

南東尾根が見え始めた頃、先行者が装束場目指して、石跳沢を上がっていた。


装束場方面

この写真では見えないか。スキーを背負っているようだ。
さて、尾根に取り付く頃、上がガスりはじめた。
当初、ブナの斜面を登り、その後右岸台地から来る尾根を上がった。
最初に右へ振りすぎたか。


JP


装束場

先行者は縦走してくるのだろうか?
さて、森林限界を超え、ガスガスであるが斜面が汚れているため完全なホワイトアウト
にはならずに数十m先が見えれば何とかいけた。


尾根途中の根曲がり竹

途中で雪のないところがいい目印である。
クラックもでかくできていて目印となった。当然GPSは持っているが。


クラック

そうこうしているうちに、2時間20分くらいで山頂と思われるところに出た。
山頂になんか祠でもあるかと思いきや何もなし。


山頂

かぜは昨日に比べたらそんなに強くないので視界だけである。
ゆっくり方向を確認しながら降りる。
木が見えてきたところで視界が開ける。ここが雲底高度だ。
あとは快適に右岸台地を行く。


こんな感じ

途中、4人組に会う。他にも対岸を結構行っているようだ。
あっという間にカワクルミ沼。


カワクルミ沼

ここで対岸に渡り、すぐにネイチャーセンターであった。
山頂から30分かかっていなかった。
時間あるのでネイチャセンター見学。その後、志津温泉五色亭旅館で温泉につかる。
ここ、沼が見えて晴れていれば山も見えていい感じである。


五色亭旅館

山頂に拝むものなかったので、湯殿山神社へ向かう。


湯殿山神社大鳥居

ここまで有料道路400円で、ここからバスで300円、お祓い500円と細かく取られる(笑)
御神体が直接見られるということで行ってみた。
御神体エリアに入る前にお祓い。


お祓い所

ここからエリアに入るとそこからは裸足でということであった。
「言わず、聞かず」がここの決まりのようであるので、御神体は何かは行って見てください。
さて、これで出羽三山の2つ拝んだ。あとは羽黒山だ。
ここは車でも行ける。本来下から歩くべきであろうが。
庄内平野へ出ると風はあるものの、晴れていた。


羽黒神社鳥居

ここは、月山、湯殿山、羽黒山各神社の御神体が祭られているということである。
2つは拝んできたので、羽黒神社分だけ拝む。
ここの本殿が山頂である。


ご本殿

お参りした後、道路から月山山頂は見えなかったものの弥陀ヶ原が見えた。
あれが北月山荘へのルートかと思いを新たにするのであった。


弥陀ヶ原方面

鳥海山も最初山頂が隠れていたが、お参りしてきた後見たらきれいに見えた。
そして、鶴岡に下りてきて、ここマクドナルドでブログを入力するのであった。
さて、明日以降どうしようかしら。。。








東北ツアー第3弾 出羽三山・月山(1984m)~姥ヶ岳(1670m)

2012年05月02日 | BCスキー
2012年5月1日

天候:晴れ時々曇り

白鷹の道の駅でくたばっていたが、4時前には起きてしまった。
しかし、体が重くお休みか~なんて思ったりしていたが、行くだけ行ってみようと
月山スキー場へ向け出発。
国道112号から坂を上っていくと、青空をバックに湯殿山、姥ヶ岳、月山と
ドカーンと見える。そりゃいやでもテンションあがる。
志津温泉を過ぎると、車が5,6台停まっていた。
どうも昨晩姥沢の手前で雪壁崩れて、その除雪をやっているとのことである。
時間は6時前であったが、5時からやっているというので車で待つ。
待つこと30分くらいで作業車両が下ってきた。
7時に姥沢の駐車場着。環境費用とかで1000円也。ステッカーついていたのはいいが。
続々と車来るも連休中日の平日ということでそんなに多くはなさそうだ。


姥沢駐車場

天気はよく上もよく見える。
準備して姥沢の宿街を通過するとキャットが停まっていた。
どうもスキーだけリフト乗り場まで無料で運んでくれるようだ。


姥沢宿街

リフト乗り場までトボトボ歩いているとキャットが通過していった。


姥沢小屋とキャット君


リフト乗り場への道のり

ペアリフトが1本と上にTバーリフトが2本あるようである。
とりあえず、ペア片道1枚、540円也。少し高いがいいかっ。
リフトで上に行くと小屋があった。月山神社の建物らしい。休憩もできる。


リフト上小屋

リフト乗っている途中でガスがかかってきたりしてきた。
月山を見ると稜線は雲が通過しているようだ。
当初は姥ヶ岳上がろうかと思っていたが、早めに月山へ上がろう。
たまにガスは晴れる。しかしそれだけ風も強い。


リフト上から月山方面

すでに何人も行っているようだ。
西俣沢源頭のカールを巻くように行く。


姥ヶ岳

ちょっと高めに行ったら柴灯森に上がってしまった。
ここから稜線は雪が途切れているため、少し脱いだ。風は相変わらず強い。
柴灯森の下のコルは強烈であったが、鳥海山などきれいに見える。


鳥海山方面


月山山頂方面

核心は、この先の斜面である。先行の皆さん結構ズルズルやっている。
しかし行ってみると、しっかり山側に蹴りこんで行けば問題なし。
慣れていないんだろうな~
少し急斜面を上がると鍛冶小屋跡が見えてきた。
ここから雪途切れていそうなので、ここでデポする。


鍛冶小屋跡

ここからスキーだけ置いてつぼ足で登山道を行く。
2名背負っていたが、北月山荘までいくのだろうか?
稜線に上がると石碑みたいのが建っていた。


稜線の石碑

ここから雪が出たりなくなったり。
そうこうしているうちに小屋が現れる。


頂上小屋

トレースを追いかけていくと、小屋の少し先で石碑群があり、その先が月山神社だ。


月山神社

その上が、山頂のようだ。


月山山頂

そこに先の2名が北方向へ下っていく。うらやましい。何れ来てみたい。
元来た道を戻るとガイドパーティーか知らんが、15、6名の団体さんが来た。
デポ地点で休憩しながらガスの様子を見る。
するとパーッと晴れてきた。


姥ヶ岳方面


庄内平野方面

ここぞとばかりにドロップ。
先の急斜面は少し狭いので、続々上がってくる人を交わしながら降りる。
その先は広い斜面と快適ザラメである。
あまり高度を落とさないようにする。そのまま沢底行ってもいいが、時間もあるので
柴灯森の下から金姥目指して登りかえす。
皆さん思い思いにあっち降りたり上ったりとしっかり遊ばれている。


金姥方面

金姥まで10分とかからず、その先の姥ヶ岳山頂まで15分くらいであった。
山頂にはスキー場から上がってきた人たちが多く見られた。
強風の中、ランチしている人もいた(笑)


姥ヶ岳山頂

山頂西面には雪がなく、木道が出ていた。
明日目指す、湯殿山も眼下に見えた。


湯殿山方面

少し休憩してスキー場方面へ降りる。



斜面は、ザラメであるが少し荒れていた。


姥ヶ岳南斜面

モーグルのコブコブも作ってあった。
まあ白乗の斜面みたいな感じである。


リフト乗り場上の尾根から

そういえばこの辺、樹林はブナ林ですごく雰囲気がいい。
尾根を辿って行くと駐車場の横へ出た。
あとは志津温泉のかしわ屋に寄って、買出し&洗濯等々で寒河江に出る。
志津温泉基本的には日帰り入浴500円也。ナトリウム塩化泉


かしわ屋さん

そういえば今のコインランドリー、電話でお知らせしてくれるわ、洗剤とか不要だわで
随分とよくなったね~
本日の宿泊場所は桜のきれいないいところでした。


桜と月山方面