ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

信州北部・雨飾山P2

2013年05月02日 | BCスキー
2013年5月2日(木)

天候:曇り時々雪

前日深夜まで雨であった。
朝にはすっかり道も乾いており天気もそんなに悪くなさそうだ。
小谷温泉の除雪は、雨飾荘までであった。
雨飾荘の駐車場に車を停め準備。
登山者が一人、二人と先行して行った。


雨飾荘

雨飾荘すぐのところで雪はつながっており、シール可能。


林道

1Pで雨飾登山口着。


登山口

小屋は屋根から下は埋まっていた。
ここからどこ登ろうと思ったが、とりあえず夏道の方へ前進。
ツボ足トレースは夏道を行っていたが、我々は大海川を少し進み
雪のつながっていた斜面を上がる。


大海川からの斜面

程なく夏道の尾根と合流する。
尾根は狭く、ここはトレースを使わせてもらい担ぎで少し上の
ブナの斜面まで行く。


細尾根を抜けた所

この先、夏道はトラバースして行くが、我々は素敵なブナの斜面を南尾根へ。



たまに雲も割れ青空が顔を出す。
幅の広めな尾根を行くが、上部はガスの中。


南尾根上部

樹々もまばらとなり最後の登りになる。
途中までは視界もよかったが、P2のすぐ下でホワイトアウト。
ここで下りることとする。


P2直下

しばしガス待ちして、少し急な無木立斜面を行くと後続の2名が上がってきた。
雪質は、この辺で昨日降った新雪が15cmくらい。
その下は、濡れザラメであった。
結構いい雪質で快適に下りる。



ブナ林のツリーランも快適であった。
あっという間に大海川へ降りてしまった。アドレナリン全開であった。
あとは林道を下り、雨飾荘で温泉浸かって、蛍でそばと天ぷらいただき帰路についた。

両日とも雪質そんなに悪くなく、今回は滑り重視と言う感じの山行となった。

妙高・高谷池ヒュッテ~サクラ谷

2013年05月02日 | BCスキー
2013年5月1日(水)

天候:くもり時々雪

前日の30日は、完休とした。
さてどこ行こうかなどと考えていたら、スキーインスト&ガイドのれー先生から連絡。
とりあえず、火打行きましょうとなったわけである。
寒気が入ってきており、松本を出る時はそんなに天気悪くなかったが、
信濃町に着くと霧雨状況。
しかし、笹ヶ峰へ上がっていくと下界で降っていた雨は止んだ。


笹ヶ峰駐車場

青空も見える好天であったが、午後から雨予報の下り坂である。
早速、シールつけて出発。ここへはだいぶ久しぶりに来た。
1Pで黒沢を渡る橋へ。



ここで1本入れて、スキー担いでほぼ夏道沿いに行く。
黒沢はもう沢割れとの情報だったので、十二曲を行くことにしたのである。


十二曲の斜面

ちょっと固めであったが、ツボで登れないことはなかった。
尾根に乗っかると、乙見湖が見えた。



この先の尾根は、雪割れしており雪が途切れ途切れの夏道を行く。
尾根を上がると富士見平の手前の広いところへ出る。
この頃から風も強くなり、雪も降ってきた。
雪は降ったり止んだり。


富士見平手前

ここから一登りで富士見平へ。


富士見平

上部はガスガスである。
山頂は諦めムード。。。
富士見平から黒沢岳西側をトラバース。
ちょっと風も強く、気温も低いため固い斜面であった。


高谷池方面

途中、高谷池ヒュッテの三角屋根が見えてきた。
寒さに耐えながらのトラバースでヒュッテ着。


高谷池ヒュッテ

風強く寒い。ドロップ準備していると後続の10名超えのテレパーティーが到着した。


高谷池のあたり

たまにガス取れるものの上部はガスガスである。
本日はここからサクラ谷をドロップとする。


サクラ谷方面

雪面は固めだが滑りにくいこともなく快調に高度を下げていく。


れー先生のテレターン

うまいですね~


サクラ谷下部から上部を見る

下へ行くと風も弱まり、気温も少し高くなる。
鍋倉谷は、左岸の高めを行き惣兵落合との出合手前で台地に上がる。
あとは、台地をトラバースしながら行く。
雪質は濡れザラメでスキーは良く滑る。


途中のカンバの林

カンバがこれだけ密に生えている林も珍しい。
林道へ下りるところを若干右往左往したが、順調に林道へ下りる。
林道はうっすら上がっているのでシールつけて進む。
林道が黒沢を渡る手前で雪は終了。
一歩きで駐車場へ戻った。
雪が舞ったりしていたが、悪天になる前に下って来られた。

温泉に入り、ミサの味噌ラーメン食べて、明日の予定を立てる。
妙高地域より幾分天気が良さそうな小谷へと転進する。