2013年10月12日(土)~14日(月)
※古道をゆくシリーズ第5弾
※紅葉山行2013 第2弾
※山のいで湯2013 第2弾
いろいろとテーマ重なりましたが、こんな感じですか。ここは(笑)
古道というか、今は使われていない登山道シリーズか廃道シリーズでもいいですが。
第1日目
天候:曇りのち雨
というわけで、三連休ということもあり七倉も混むかな?
と思い、随分と早く行ったが、ここはやはり空いている。
七倉
しかも天気がいい。しかし、午後はいかんやろうな~と思いつつタクシーへ。
この時、毎年どこかで会うSガイドパーティーと一緒になる。
どうも同じルートを行くようだ。
高瀬ダムへ着くと、やはり湯俣へ向かうのは我々と2パーティーのみだ。
バックウォーターのあたりは、工事をやっていた。
不動岳、船窪岳、奥に針ノ木岳
途中、北鎌独標は見えたが、その奥の槍の穂先は見えなかった。
この辺り、紅葉まだなのか色づきはいまいちである。
名無避難小屋の手前で晴嵐荘の小屋番のお兄さんと出会う。
ここへ来て3年目であるが、顔を覚えていてくれた。
2晩目お世話になる旨、伝えて先を急ぐ。
そうこうしているうちに、湯俣晴嵐荘が見えてきた。
晴嵐荘
今日は、小屋へは寄らずにそのまま噴湯丘へ向かう。
先を見るとSガイドパーティーが見えた。
水俣川と湯俣川の合流点
つり橋渡り、噴湯丘へ。
噴湯丘
このでかいのはいつもながらであったが、川の中央にあったチビ噴湯丘がなかった。
どうも、6月に流されてしまったようだ。
その先には、いい温泉が湧いている。
ブクブクいっているところは熱すぎるので、少し離れたところで足湯する。
ブラック温泉
さてその先が、本日の核心の大岩壁に挟まれたところだ。
入口
入って少し行くと右からガレが来ている。
この先に以前は橋があったようだ。
そこのガレにトラロープがついている。
トラロープ
ここが唯一核心か。普段沢登りなどやっている人にとっては大したこと無いが。。。
帰りは、懸垂かけた方が早い。
それを越えて少し行くと笹薮を巻く。
その先に右から一ノ沢がくる。
あとは右行ったり左行ったり徒渉して行く。
やはり、この時期は夏に比べれば水量は少なめ。
私で大腿の真ん中くらいであった。夏は腰まで余裕で浸かる。
右に唐谷を見送って少し行くとワリモ沢と出合う。
ワリモ沢出合
ここまで、噴湯丘から3時間くらいであった。
ここから、両岸ガレた崖の間を行く。
本日の目的地はもう少しだ。この辺からたまにパラパラと通り雨が来るようになった。
ワリモ沢出合から先の湯俣川
川が右に屈曲するとその先が赤沢出合だ。
その手前にいいビバーク地を見つけたので、そこでビバークとする。
雨はまだ本降りで無いので、その先の硫黄沢へ。
赤沢
赤沢を見送りその先すぐが硫黄沢だ。
硫黄沢出合
上からも硫黄たっぷりの温泉が流れて来るのでこんな色だ。
2年前に入ったブラック温泉もある。
硫黄沢ブラック温泉
湯温はぬるめでさすがに今回は浸かる気がしない(笑)
大露天風呂も健在であったが、ぬるいので一湯入魂せずに一湯入足で今回は勘弁。。。
大露天風呂
足を温めて、寒くなってきたのでテントへ戻る。
テントに入ると雨も断続的に降ってきた。
あとはご飯食べて、爆睡である。やはり、山はよく寝られる。
第2日目
天候:晴れ
今日は快晴だ。よって寒い。
外に置いてあった、沢スパッツなどもバリバリ。。。
沢ソックスはバーナーで溶かす。
今日は長丁場なので、明るくなってから出発だ。
まずは赤沢へ。赤沢というだけあってこの沢は他と違い岩が鉄分がついて赤い。
赤沢
左下の大岩に誰が書いたか、アカザワと書いてある。
それを登っていくと、5mくらいの滝に出合う。
そこを左から巻こうかと登ると緑のホースが転がっている。
伊藤新道取り付き
ここが伊藤新道の取り付きだ。ここで装備変換してペンキマークの方へ。
いきなりの急登である。しかも笹が濃い。
道はしっかりとあるので問題なし。
振り返ると、燕岳の稜線が見えてきた。
燕岳方面
少し上に行くとビバーク地など湯俣川が見える。
赤沢と湯俣川
このあたりでようやく紅葉してきた。
左を見ると硫黄尾根の先に槍の穂先が見えてきた。
硫黄尾根と槍
これが上に行くに従い、徐々に全貌を現してくる。これは新鮮。
硫黄尾根と槍その2
その3
太陽も出てきて少し暖かくなってきた。
急登を1Pで少しなだらかになってくる。
登山道
どうも三俣の方々が整備しているようだ。
道はしっかりしている。
2300m付近になると昨日降った雪があった。
雪と紅葉
その先から道はトラバースしている。
日陰は雪があり、しかも草付の上に乗っかっているので慎重に行く。
この辺に来ると北鎌、槍ヶ岳が全貌を現す。
北鎌と槍
そして、左には双六と樅沢岳、そのコルに双六小屋が見える。
数年前に弥助沢を滑り、あのコルに突き上げているモミ沢をスキーで登った。
なつかしい。
雪も増えて滑らないように慎重に行き過ぎて、稜線手前でタイムアップとなった。
三俣の稜線には登山者も見えてきた。
稜線手前
今日は湯俣まで戻る予定だ。一休みして下山にかかる。
帰りは、すでに陽も高くなり雪も解けていた。
整備はされているので、この区間は歩きやすい。
あっという間に赤沢に戻る。
上から湯俣川
赤沢に出た対岸には、ペンキマークが残っている。
対岸
あとはテント撤収し、湯俣川を戻る。核心は懸垂。
湯俣川中間部
核心を過ぎた頃には、だいぶ陽も陰ってきた。
核心部を出て燕の稜線
そして、暗くなる前に晴嵐荘に着く。
テント張ってから、温かい温泉とおでんいただき、熟睡。
温泉最高~!!
第3日目
天候:晴れ
この朝は、目覚ましかけず、ゆっくり寝て起きた。
そうは言っても6時過ぎには目を覚ましてしまったが。。。
ここはいつ来てもよく寝られる。
やはり温泉が効いているのかな~
朝湯をいただき、朝食もいただく。
本当にいつもありがとうございます。
この時、この辺にまだある古道に話が盛り上がる。
来年は、これまたいいルートを思いついた。楽しみである。
海の家イメージの売店窓口
小屋番のお兄さんが、実は海んちゅだった(笑)
よって、海の家風の窓口が出来上がったらしい。
あと、周辺の看板も結構いい物に変わっていた。少しシャレが利いていていい。
見たい人は来年ここへ集合!
9時に出発。行きには見えなかった槍の穂先も独標の隣に見えた。
独標と槍
今日は天気もいいので歩いていて気持ちいい。
針ノ木方面
烏帽子方面
七倉荘へ行くとちょうど先週お世話になった船窪小屋の面々がお風呂に入っていた。
小屋閉めして下りてこられたようだ。
おかあさんにもご挨拶して、帰路につく。
七倉荘でもいいお話聞いたな~これから益々ここに出没率上がる。
だけど大好きでいい所だからね~何回来てもいいのだ。
※古道をゆくシリーズ第5弾
※紅葉山行2013 第2弾
※山のいで湯2013 第2弾
いろいろとテーマ重なりましたが、こんな感じですか。ここは(笑)
古道というか、今は使われていない登山道シリーズか廃道シリーズでもいいですが。
第1日目
天候:曇りのち雨
というわけで、三連休ということもあり七倉も混むかな?
と思い、随分と早く行ったが、ここはやはり空いている。
七倉
しかも天気がいい。しかし、午後はいかんやろうな~と思いつつタクシーへ。
この時、毎年どこかで会うSガイドパーティーと一緒になる。
どうも同じルートを行くようだ。
高瀬ダムへ着くと、やはり湯俣へ向かうのは我々と2パーティーのみだ。
バックウォーターのあたりは、工事をやっていた。
不動岳、船窪岳、奥に針ノ木岳
途中、北鎌独標は見えたが、その奥の槍の穂先は見えなかった。
この辺り、紅葉まだなのか色づきはいまいちである。
名無避難小屋の手前で晴嵐荘の小屋番のお兄さんと出会う。
ここへ来て3年目であるが、顔を覚えていてくれた。
2晩目お世話になる旨、伝えて先を急ぐ。
そうこうしているうちに、湯俣晴嵐荘が見えてきた。
晴嵐荘
今日は、小屋へは寄らずにそのまま噴湯丘へ向かう。
先を見るとSガイドパーティーが見えた。
水俣川と湯俣川の合流点
つり橋渡り、噴湯丘へ。
噴湯丘
このでかいのはいつもながらであったが、川の中央にあったチビ噴湯丘がなかった。
どうも、6月に流されてしまったようだ。
その先には、いい温泉が湧いている。
ブクブクいっているところは熱すぎるので、少し離れたところで足湯する。
ブラック温泉
さてその先が、本日の核心の大岩壁に挟まれたところだ。
入口
入って少し行くと右からガレが来ている。
この先に以前は橋があったようだ。
そこのガレにトラロープがついている。
トラロープ
ここが唯一核心か。普段沢登りなどやっている人にとっては大したこと無いが。。。
帰りは、懸垂かけた方が早い。
それを越えて少し行くと笹薮を巻く。
その先に右から一ノ沢がくる。
あとは右行ったり左行ったり徒渉して行く。
やはり、この時期は夏に比べれば水量は少なめ。
私で大腿の真ん中くらいであった。夏は腰まで余裕で浸かる。
右に唐谷を見送って少し行くとワリモ沢と出合う。
ワリモ沢出合
ここまで、噴湯丘から3時間くらいであった。
ここから、両岸ガレた崖の間を行く。
本日の目的地はもう少しだ。この辺からたまにパラパラと通り雨が来るようになった。
ワリモ沢出合から先の湯俣川
川が右に屈曲するとその先が赤沢出合だ。
その手前にいいビバーク地を見つけたので、そこでビバークとする。
雨はまだ本降りで無いので、その先の硫黄沢へ。
赤沢
赤沢を見送りその先すぐが硫黄沢だ。
硫黄沢出合
上からも硫黄たっぷりの温泉が流れて来るのでこんな色だ。
2年前に入ったブラック温泉もある。
硫黄沢ブラック温泉
湯温はぬるめでさすがに今回は浸かる気がしない(笑)
大露天風呂も健在であったが、ぬるいので一湯入魂せずに一湯入足で今回は勘弁。。。
大露天風呂
足を温めて、寒くなってきたのでテントへ戻る。
テントに入ると雨も断続的に降ってきた。
あとはご飯食べて、爆睡である。やはり、山はよく寝られる。
第2日目
天候:晴れ
今日は快晴だ。よって寒い。
外に置いてあった、沢スパッツなどもバリバリ。。。
沢ソックスはバーナーで溶かす。
今日は長丁場なので、明るくなってから出発だ。
まずは赤沢へ。赤沢というだけあってこの沢は他と違い岩が鉄分がついて赤い。
赤沢
左下の大岩に誰が書いたか、アカザワと書いてある。
それを登っていくと、5mくらいの滝に出合う。
そこを左から巻こうかと登ると緑のホースが転がっている。
伊藤新道取り付き
ここが伊藤新道の取り付きだ。ここで装備変換してペンキマークの方へ。
いきなりの急登である。しかも笹が濃い。
道はしっかりとあるので問題なし。
振り返ると、燕岳の稜線が見えてきた。
燕岳方面
少し上に行くとビバーク地など湯俣川が見える。
赤沢と湯俣川
このあたりでようやく紅葉してきた。
左を見ると硫黄尾根の先に槍の穂先が見えてきた。
硫黄尾根と槍
これが上に行くに従い、徐々に全貌を現してくる。これは新鮮。
硫黄尾根と槍その2
その3
太陽も出てきて少し暖かくなってきた。
急登を1Pで少しなだらかになってくる。
登山道
どうも三俣の方々が整備しているようだ。
道はしっかりしている。
2300m付近になると昨日降った雪があった。
雪と紅葉
その先から道はトラバースしている。
日陰は雪があり、しかも草付の上に乗っかっているので慎重に行く。
この辺に来ると北鎌、槍ヶ岳が全貌を現す。
北鎌と槍
そして、左には双六と樅沢岳、そのコルに双六小屋が見える。
数年前に弥助沢を滑り、あのコルに突き上げているモミ沢をスキーで登った。
なつかしい。
雪も増えて滑らないように慎重に行き過ぎて、稜線手前でタイムアップとなった。
三俣の稜線には登山者も見えてきた。
稜線手前
今日は湯俣まで戻る予定だ。一休みして下山にかかる。
帰りは、すでに陽も高くなり雪も解けていた。
整備はされているので、この区間は歩きやすい。
あっという間に赤沢に戻る。
上から湯俣川
赤沢に出た対岸には、ペンキマークが残っている。
対岸
あとはテント撤収し、湯俣川を戻る。核心は懸垂。
湯俣川中間部
核心を過ぎた頃には、だいぶ陽も陰ってきた。
核心部を出て燕の稜線
そして、暗くなる前に晴嵐荘に着く。
テント張ってから、温かい温泉とおでんいただき、熟睡。
温泉最高~!!
第3日目
天候:晴れ
この朝は、目覚ましかけず、ゆっくり寝て起きた。
そうは言っても6時過ぎには目を覚ましてしまったが。。。
ここはいつ来てもよく寝られる。
やはり温泉が効いているのかな~
朝湯をいただき、朝食もいただく。
本当にいつもありがとうございます。
この時、この辺にまだある古道に話が盛り上がる。
来年は、これまたいいルートを思いついた。楽しみである。
海の家イメージの売店窓口
小屋番のお兄さんが、実は海んちゅだった(笑)
よって、海の家風の窓口が出来上がったらしい。
あと、周辺の看板も結構いい物に変わっていた。少しシャレが利いていていい。
見たい人は来年ここへ集合!
9時に出発。行きには見えなかった槍の穂先も独標の隣に見えた。
独標と槍
今日は天気もいいので歩いていて気持ちいい。
針ノ木方面
烏帽子方面
七倉荘へ行くとちょうど先週お世話になった船窪小屋の面々がお風呂に入っていた。
小屋閉めして下りてこられたようだ。
おかあさんにもご挨拶して、帰路につく。
七倉荘でもいいお話聞いたな~これから益々ここに出没率上がる。
だけど大好きでいい所だからね~何回来てもいいのだ。