ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部・十石北尾根偵察

2015年03月04日 | BCスキー
2015年3月4日(水)

天候:晴れだったり曇りだったり雪だったりと忙しい天気

今日はロングルートでもとモチ高めで就寝したが、大寝坊。
モチ高めの時は目覚ましいらないくらいサクッと起きるのだが。。。
ということで、ホームの十石へ。
何年も前に東尾根の北側の尾根もいいよとボルトマンかどなたかから聞いたことがあった。
地形図見るとコンスタントに上がっており、地形的にも良さそうだ。
ただ、林道アプローチが長い。まあ行けるところまでいってみますか。

雨、雪模様だった空も7時過ぎに白骨着いた時には止んできていた。


林道

いつもより多い。この辺で昨日から湿雪10cmくらいか。
いつものように杉林から核心のトラバースこなし、夏道分岐まで行く。


途中の看板もまだ雪の中

唐松の中を少し下り、再び林道へ出る。


林道出たところにある建物

いい目印の建物がある。あとはゆるゆると下る林道を行く。
地形通りに道がつけられているので、ウネウネ長い。3kmくらいか。


恒例カーブミラー

セバ谷の橋を渡ると北尾根だ。


セバ谷橋

そういえば、安房からの北西尾根を北尾根と書いてあるHP以外にこの北尾根の記録はなかった。
北尾根とは、セバ谷左岸尾根のことで山と高原地図には十石北尾根と記されている。

橋の前後は岩崖があり、要注意である。
その先へ行くと、唐松林の顕著な尾根がある。これが上りやすい。



コンスタントに登って行く。青空も見えてきたが、寒気が入ってくればすぐ崩れるであろう。
唐松終わると、シラビソ、ダケカンバ、ブナなどの混合樹林。
こちらの尾根には結構大きいブナもあった。
樹林間隔も適度で登りやすいが、陽が当たっている雪は変化して下駄になる。



右側にはガスで隠れているが、目の前に霞沢と焼岳が少し見える。
後ろには、沢渡がすぐそこだ。


沢渡方面

昼近くになって、北方面が全く見えなくなってきた。
こちらも程なく天気崩れるだろうと、1900m位でドロップする。
下り左側に適度な疎林があり滑りやすい。雪は日当たりいいところはシュワシュワ。
日陰にプチパウ、風当たるところはパックといろいろ。
この時期の雪質が一番難しいかもしれない。
橋まで下りたら、シールつけて登り返し。1時間強で夏道分岐に着いた。皆さん方なら1時間かからないだろう。
あとはシール外していつものコースを駐車地まで。
この頃には雪もちらついてきた。


展望台から東尾根

銀山荘で昨年のお礼かねて温泉。スプバンさん寄ろうと思ったらまだクローズでした。

今回往復してみたが、登りで使うより、東登って北下りる感じがよろしかろうと思う。
今度、機会みて行って見たい。