2014年8月11日(月)~13日(水)
夏休みは、東北沢ツアーの予定であったが、台風11号の影響により縦走に切り替え。
土曜に東京でライブハウス寄って、日曜に北上。
栃木県内では、ご機嫌な降りであった。
喜多方でラーメンいただいて、今回のお供よーさんとその知り合いの方が
管理している山形は小国町の天狗平ヒュッテで急遽お世話になる。
隣は、飯豊山荘。お風呂はこちらで浸かる。
2年前のGWだったか?、梅花皮荘からここまでえっちらおっちら歩いた。
その時、石転び沢から稜線までは上がったが、山頂は踏んでいない。
それが心残りであったので、ここを選択したのもある。
天狗平ロッジは、NPO飯豊朝日を愛する会が運営。
小国山岳会が管理している。
基本素泊まりで、2000円とお安い。部屋も広々です。
おみやの会津の馬刺しとビール&いも焼酎でいつものごとくフラフラでよく覚えておらず(笑)
爆睡~
第1日目
天候:曇りのち雨、稜線暴風雨
朝のうち雨も降ったが、登山口へ行く頃には雨も上がった。
お世話になりました
さすがに予報悪いので、駐車場はまばら。
梶川尾根登山口
いきなり急登で始まる。天候も回復してきた様な感じであるが、騙されてはいけない。
初っぱなから急登であったが、湯ノ沢にかかる虹に癒やされる。
虹もそうだが、お花も癒やされるね~
下を見ると随分上がってきた様に思う。
飯豊山荘方面
飯豊は、山の標高も2000mそこそこであるが、登山口が低い。
よって標高差が1000m以上は当たり前。どこから登ってもきつい。
やはり、山は標高差であると思う。
おじさん1人抜いて、ブナの尾根を黙々上がる。
五郎清水で女子2名パーティーを抜く。
今日はこのくらいか?
おっ!これはイイデリンドウかな?
樹林帯ももう終わりの頃、上から2パーティー下りてきた。
稜線は風が凄いとのこと。まあ様子見て、予定の梅花皮小屋まで行かず、門内小屋にしましょう。
梶川峰
森林限界越えると風雨も強くなってきた。
登り傾斜はなくなり、稜線までもう一歩き。
地塘がある高層湿原は、いいですね~
この辺から、タカネマツムシソウも出てくる。
程なく、稜線分岐。
分岐標識
そこから少し登ったところが、扇ノ地紙という面白い地名の所。
稜線上は、この西側の道と先ほどの分岐から行く東側の道があった。
風も強いが、歩けないほど出ない。
もうないであろうと思われた、ヒメサユリが一輪だけ咲いていた。
こちらはニッコウキスゲ
門内へ近づくにつれ、暴風になってきた。
たまに耐風姿勢とるほど。台風近づいているしね。
それでも小屋近くのテン場にテント張っている強者もいた。
門内小屋は、我々が最初の到着。早速カッパなど干す。
そうこうしているうちに先ほどの女子パーティーが到着。
さすがの強風にテントの兄さんも小屋に来た。
最後に、最初に抜いたおじさん到着であった。
管理人小屋
この小屋は、新潟の下越地方の山岳会が交代で管理しているとのことであった。
水場は、5分くらい門内沢側を下りたところにあった。
暴風雨で小屋が飛ぶくらいの音していたが、いつもの様に爆睡であったが、小屋が揺れるほどの時に
一回だけ珍しく起きた。
第2日目
天候:ガスのち曇りのち雨
夜中の強風も収まり、雨も止んでいる様だ。
朝食とって、出発準備。
門内小屋
テントの兄さんが一番で出発。横浜からの姉妹とほぼ同時に出発する。
すぐに門内岳山頂に到着する。
門内岳山頂
ガスで周囲は見渡せないが、昨日の天気に比べればという感じである。
ここは、通過して先を急ぐ。
徐々にガスも晴れていく感じである。
どこ行っても、タカネマツムシソウがある。
この花見ると秋だな~と感じるようさんです。
この辺から梅花皮小屋からの登山者とすれ違う。
門内山頂から少し行くと、ギルダ原。
ギルダ池
雪国の山は高層湿原がいいですね~
視界も良くなってきた。
花もいっぱい
ハクサンシャジン
ミヤマトリカブト
大きく登り返すと、北股岳山頂。
北股岳山頂
山頂から大日岳方面
飯豊の最高峰大日岳も見え始めてきた。
コウメバチソウ
稜線はほぼガスがとれてきた。
梅花皮岳方面
しばし休憩後、梅皮花小屋へ下る。
ここもお花が綺麗だ。
ハクサンシャジンの群落
梅花皮小屋と先を行く横浜姉妹
梅花皮小屋
2年ぶりの小屋である。
管理人小屋に寄り、管理している小国山岳会のS氏とお会いする。
S氏はマタギである。話していると「あそこにクマがいる。」とのこと。
数百m先の尾根を見ると確かにいた。
クマさん
さすがの眼力である。
この小屋の水場は、稜線にもかかわらず多くの水が出ている。
しばし歓談後、先を急ぐ。というかのんびりだけど。
ハクサンフウロ
イイデリンドウ
程なく、梅花皮岳
梅花皮岳山頂
北股岳とここ来られて満足である。
烏帽子岳方面
山頂からほん石転び沢
いつかはここも滑ってみたい。だいぶエクストリームですけど。
ここは休まずに前進。
ヨツバシオガマ
与四太郎の池
行けすぎるとすぐに烏帽子岳。この頃からまたガスり始めた。
烏帽子岳山頂
今日は、御西小屋までである。
ここからの稜線漫歩で終了。ノンビリ行く。
チングルマ
クルマユリ
シナノキンバイ
烏帽子岳と梅花皮岳方面を振り返る
この時期でも雪渓は多くある。烏帽子からの間に2カ所、雪渓の上を行く場所があった。
よって、この花登場
ハクサンコザクラ
この花の北限である。これより北にはこの花はない。
御手洗の池で休憩し、天狗ノ庭を行く。
飯豊本山とダイクラ尾根
ハクサンイチゲ
天狗岳を巻くと御西小屋が見えてきた。
稜線に立つ御西小屋
チングルマなどの御花畑を通過し、御西小屋へ到着。
この頃少し雨が降り出してきた。
御西小屋
ここも小国山岳会の管理である。管理人さんはこの日上がってくるようで、まだ居られなかった。
ガスと雨であったが、横浜姉妹とはここでお別れ。彼女らは本山小屋まで行くとのことであった。
1階に3パーティー居られたので2階へ行く。
お昼とったりしながら、のんびり過ごす。
管理人さんも2時頃来て料金納める。ここは2000円。
夕方近くに雨も上がり、景色も見えてきた。
今日来た北股岳方面
大日岳
新潟方面も見えてきた。新潟市の向こうに夕陽が当たる。
夕陽沈むのを晩飯食って待とうとしていたら、がっつりガスで残念。
小屋2階
2階へは、他に単独の方2名来られた。
湯ノ島小屋から大日岳越えてきたとのことであった。
やることないので、早々に爆睡。
おやすみなさい
第3日目
天候:ガスのち晴れ
今日は一番天気が期待できるが、朝のうちはガスの中であった。
本山小屋から大日岳へ行く人が多くすれ違う。
ニッコウキスゲ
駒形山
飯豊本山
飯豊本山到着時はガスであったが、すぐに雲も取れ始める。
飯豊山山頂
本山小屋方面
晴れてきたぞ~
山頂には続々と到着
これから行くダイクラ尾根も綺麗に見える。
岩がゴツゴツしていてなかなか面白そうだ。
ダイクラ尾根
ダイクラ尾根に下り始めると、ヒナウスユキソウが。
ヒナウスユキソウ
山頂方面
1830峰
タカネナデシコ
いくつかのピークを巻いたり、登ったり、下りたりしながら行く。
道は踏み跡程度である。楽しい。
宝珠山
この道は、滑ったらヤバいわという場所や岩場には鎖もロープも付いていないので、余計楽しい。
登ったり、下りたりが続くが、宝珠山を過ぎると下りが多めになる感じである。
しかしアップダウンは相変わらず。
稜線はガスの中
これから下る尾根
下りごたえ満点。まあ1700m下るからね~
ハクサンコザクラ群落
アオノツガザクラ
千本峰手前に蝶が多くいた。
この手前くらいから、朝一で上がってきたパーティーとすれ違う。
ヒョウモンチョウ
アサギマダラ
昼頃には稜線上も晴れてきていた。
北股岳方面
日向はいよいよ暑いが、樹林帯は涼しくて良い。
休場の峰からは一気に下る感じであった。結構急である。
ここで単独姉さん上がってきたが、昼過ぎのこの時間どこへ行くのだろうか?
種蒔ノ池
池のある池ノ平辺りはまったりであるが、ここから一気に下ると桧山沢の吊り橋に出る。
吊り橋
桧山沢と大又沢出合
ここからは、沢の右岸を行き、林道に出て温身平の素敵なブナ林を抜け駐車地へ。
久々になかなかの下りでした。
天狗平ヒュッテでK氏にご挨拶して、梅花皮荘で温泉に浸かり帰路につく。
梅花皮荘
今回で随分とこの辺の地形概念がつかめた。
沢にスキーとまた訪れてみたい。
夏休みは、東北沢ツアーの予定であったが、台風11号の影響により縦走に切り替え。
土曜に東京でライブハウス寄って、日曜に北上。
栃木県内では、ご機嫌な降りであった。
喜多方でラーメンいただいて、今回のお供よーさんとその知り合いの方が
管理している山形は小国町の天狗平ヒュッテで急遽お世話になる。
隣は、飯豊山荘。お風呂はこちらで浸かる。
2年前のGWだったか?、梅花皮荘からここまでえっちらおっちら歩いた。
その時、石転び沢から稜線までは上がったが、山頂は踏んでいない。
それが心残りであったので、ここを選択したのもある。
天狗平ロッジは、NPO飯豊朝日を愛する会が運営。
小国山岳会が管理している。
基本素泊まりで、2000円とお安い。部屋も広々です。
おみやの会津の馬刺しとビール&いも焼酎でいつものごとくフラフラでよく覚えておらず(笑)
爆睡~
第1日目
天候:曇りのち雨、稜線暴風雨
朝のうち雨も降ったが、登山口へ行く頃には雨も上がった。
お世話になりました
さすがに予報悪いので、駐車場はまばら。
梶川尾根登山口
いきなり急登で始まる。天候も回復してきた様な感じであるが、騙されてはいけない。
初っぱなから急登であったが、湯ノ沢にかかる虹に癒やされる。
虹もそうだが、お花も癒やされるね~
下を見ると随分上がってきた様に思う。
飯豊山荘方面
飯豊は、山の標高も2000mそこそこであるが、登山口が低い。
よって標高差が1000m以上は当たり前。どこから登ってもきつい。
やはり、山は標高差であると思う。
おじさん1人抜いて、ブナの尾根を黙々上がる。
五郎清水で女子2名パーティーを抜く。
今日はこのくらいか?
おっ!これはイイデリンドウかな?
樹林帯ももう終わりの頃、上から2パーティー下りてきた。
稜線は風が凄いとのこと。まあ様子見て、予定の梅花皮小屋まで行かず、門内小屋にしましょう。
梶川峰
森林限界越えると風雨も強くなってきた。
登り傾斜はなくなり、稜線までもう一歩き。
地塘がある高層湿原は、いいですね~
この辺から、タカネマツムシソウも出てくる。
程なく、稜線分岐。
分岐標識
そこから少し登ったところが、扇ノ地紙という面白い地名の所。
稜線上は、この西側の道と先ほどの分岐から行く東側の道があった。
風も強いが、歩けないほど出ない。
もうないであろうと思われた、ヒメサユリが一輪だけ咲いていた。
こちらはニッコウキスゲ
門内へ近づくにつれ、暴風になってきた。
たまに耐風姿勢とるほど。台風近づいているしね。
それでも小屋近くのテン場にテント張っている強者もいた。
門内小屋は、我々が最初の到着。早速カッパなど干す。
そうこうしているうちに先ほどの女子パーティーが到着。
さすがの強風にテントの兄さんも小屋に来た。
最後に、最初に抜いたおじさん到着であった。
管理人小屋
この小屋は、新潟の下越地方の山岳会が交代で管理しているとのことであった。
水場は、5分くらい門内沢側を下りたところにあった。
暴風雨で小屋が飛ぶくらいの音していたが、いつもの様に爆睡であったが、小屋が揺れるほどの時に
一回だけ珍しく起きた。
第2日目
天候:ガスのち曇りのち雨
夜中の強風も収まり、雨も止んでいる様だ。
朝食とって、出発準備。
門内小屋
テントの兄さんが一番で出発。横浜からの姉妹とほぼ同時に出発する。
すぐに門内岳山頂に到着する。
門内岳山頂
ガスで周囲は見渡せないが、昨日の天気に比べればという感じである。
ここは、通過して先を急ぐ。
徐々にガスも晴れていく感じである。
どこ行っても、タカネマツムシソウがある。
この花見ると秋だな~と感じるようさんです。
この辺から梅花皮小屋からの登山者とすれ違う。
門内山頂から少し行くと、ギルダ原。
ギルダ池
雪国の山は高層湿原がいいですね~
視界も良くなってきた。
花もいっぱい
ハクサンシャジン
ミヤマトリカブト
大きく登り返すと、北股岳山頂。
北股岳山頂
山頂から大日岳方面
飯豊の最高峰大日岳も見え始めてきた。
コウメバチソウ
稜線はほぼガスがとれてきた。
梅花皮岳方面
しばし休憩後、梅皮花小屋へ下る。
ここもお花が綺麗だ。
ハクサンシャジンの群落
梅花皮小屋と先を行く横浜姉妹
梅花皮小屋
2年ぶりの小屋である。
管理人小屋に寄り、管理している小国山岳会のS氏とお会いする。
S氏はマタギである。話していると「あそこにクマがいる。」とのこと。
数百m先の尾根を見ると確かにいた。
クマさん
さすがの眼力である。
この小屋の水場は、稜線にもかかわらず多くの水が出ている。
しばし歓談後、先を急ぐ。というかのんびりだけど。
ハクサンフウロ
イイデリンドウ
程なく、梅花皮岳
梅花皮岳山頂
北股岳とここ来られて満足である。
烏帽子岳方面
山頂からほん石転び沢
いつかはここも滑ってみたい。だいぶエクストリームですけど。
ここは休まずに前進。
ヨツバシオガマ
与四太郎の池
行けすぎるとすぐに烏帽子岳。この頃からまたガスり始めた。
烏帽子岳山頂
今日は、御西小屋までである。
ここからの稜線漫歩で終了。ノンビリ行く。
チングルマ
クルマユリ
シナノキンバイ
烏帽子岳と梅花皮岳方面を振り返る
この時期でも雪渓は多くある。烏帽子からの間に2カ所、雪渓の上を行く場所があった。
よって、この花登場
ハクサンコザクラ
この花の北限である。これより北にはこの花はない。
御手洗の池で休憩し、天狗ノ庭を行く。
飯豊本山とダイクラ尾根
ハクサンイチゲ
天狗岳を巻くと御西小屋が見えてきた。
稜線に立つ御西小屋
チングルマなどの御花畑を通過し、御西小屋へ到着。
この頃少し雨が降り出してきた。
御西小屋
ここも小国山岳会の管理である。管理人さんはこの日上がってくるようで、まだ居られなかった。
ガスと雨であったが、横浜姉妹とはここでお別れ。彼女らは本山小屋まで行くとのことであった。
1階に3パーティー居られたので2階へ行く。
お昼とったりしながら、のんびり過ごす。
管理人さんも2時頃来て料金納める。ここは2000円。
夕方近くに雨も上がり、景色も見えてきた。
今日来た北股岳方面
大日岳
新潟方面も見えてきた。新潟市の向こうに夕陽が当たる。
夕陽沈むのを晩飯食って待とうとしていたら、がっつりガスで残念。
小屋2階
2階へは、他に単独の方2名来られた。
湯ノ島小屋から大日岳越えてきたとのことであった。
やることないので、早々に爆睡。
おやすみなさい
第3日目
天候:ガスのち晴れ
今日は一番天気が期待できるが、朝のうちはガスの中であった。
本山小屋から大日岳へ行く人が多くすれ違う。
ニッコウキスゲ
駒形山
飯豊本山
飯豊本山到着時はガスであったが、すぐに雲も取れ始める。
飯豊山山頂
本山小屋方面
晴れてきたぞ~
山頂には続々と到着
これから行くダイクラ尾根も綺麗に見える。
岩がゴツゴツしていてなかなか面白そうだ。
ダイクラ尾根
ダイクラ尾根に下り始めると、ヒナウスユキソウが。
ヒナウスユキソウ
山頂方面
1830峰
タカネナデシコ
いくつかのピークを巻いたり、登ったり、下りたりしながら行く。
道は踏み跡程度である。楽しい。
宝珠山
この道は、滑ったらヤバいわという場所や岩場には鎖もロープも付いていないので、余計楽しい。
登ったり、下りたりが続くが、宝珠山を過ぎると下りが多めになる感じである。
しかしアップダウンは相変わらず。
稜線はガスの中
これから下る尾根
下りごたえ満点。まあ1700m下るからね~
ハクサンコザクラ群落
アオノツガザクラ
千本峰手前に蝶が多くいた。
この手前くらいから、朝一で上がってきたパーティーとすれ違う。
ヒョウモンチョウ
アサギマダラ
昼頃には稜線上も晴れてきていた。
北股岳方面
日向はいよいよ暑いが、樹林帯は涼しくて良い。
休場の峰からは一気に下る感じであった。結構急である。
ここで単独姉さん上がってきたが、昼過ぎのこの時間どこへ行くのだろうか?
種蒔ノ池
池のある池ノ平辺りはまったりであるが、ここから一気に下ると桧山沢の吊り橋に出る。
吊り橋
桧山沢と大又沢出合
ここからは、沢の右岸を行き、林道に出て温身平の素敵なブナ林を抜け駐車地へ。
久々になかなかの下りでした。
天狗平ヒュッテでK氏にご挨拶して、梅花皮荘で温泉に浸かり帰路につく。
梅花皮荘
今回で随分とこの辺の地形概念がつかめた。
沢にスキーとまた訪れてみたい。
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