2012年4月15日
天候:ピーカン
いい名前ですね~初雪山。以前白鳥山登った時に見たらますます行きたくなったのだ。
しかし、昨シーズンなどなかなか行く機会がなくウズウズしていたが、今回賞味期限間近
であろうが行ってみた。
標高は、地図上の三角点としたが、その南に少し小高い所がある。
そこが、ピークかなとも思う。他の人は、そこを1610mとか1615mとか表記している。
私が行ってみてGPSで測量した結果、積雪分差し引いて1618mかなと。
まあいいっか。
さて、前日の土曜は雨降りでどこへも行けず、実家近くのハルピンラーメン食べて英気を養い
一路、糸魚川へ向かう。糸魚川では先週食べ損ねたブラック焼きそばを、部下のお薦めの店へ。
月徳飯店というお店で、ここは以前食べた所と違い薄焼き玉子がのっていた。
前の所は目玉焼きだったが。どちらもいい。
この店にあった、雨飾プレートなるものも次回食してみたい。
そして、道の駅市振で車泊する。
2時半起床で、ごはんいただいて大平地区へ向かう。
最初の発電所の所で除雪は終了しており、広い場所に車おく。
のんびりし過ぎで4時発となる。
トンネルの出入り口は雪壁となっている。林道もデブリで埋まっていたりしている。
土砂も流れてきており帰りは要警戒だ。
林道の雪は途切れ途切れで脱いだり履いたり忙しい。
2つ目のトンネル過ぎてしばし行った所から、トンネル以外は脱がなくなった。
その頃夜も明けてきて、谷間から初雪山と月が見えた。
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初雪山と月
滝淵手前まで約1時間。意外と時間かかった。
そこからまたトンネルをくぐると谷はゴルジュとなり、林道にはデブリが溜まりほぼ雪壁となる。
まだ少し雪が緩かったのでよかったが、滑ったらあっという間に川の中である。
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林道の様子
これがまた時間くってしまった。誰も連れてこなくてよかった。
慣れない人だと相当に難儀するだろう。
寝入谷の橋を渡ると取り付きの尾根であるが、どうも雪も途切れていそうだ。
その少し先へ行く。またトンネルがあるが、そこから取り付くことにした。
その先の林道を利用すればよいというのもあるが、デブリ林道をクリアするのに時間がかかりすぎるのである。
ちなみにトンネル内は、ネットとかワイヤーとかでいっぱいであった。
トンネル上は急ではあるが、雪は繋がっていそうだ。
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取り付きを振り返る
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取り付きの斜面
この斜面を登ると杉林に出る。そこから尾根上を行くとすぐに寝入谷からの尾根と合流する。
しかし、先日の強風低気圧のせいかわからないが、折れた枝が多い。
これは、樹林帯の中ずーっとそうであった。
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杉林上の尾根
杉林を抜けると、広葉樹林帯となる。雪質はいいザラメであった。
この頃から陽が当たり出す。
あとは広い尾根をのんびり行く。ブナとかミズナラとかの林で樹林間隔も適度でいい。
右、左と小尾根が合流してくるので視界が悪いと迷いそうだ。
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適度な樹林間隔
たまに小さいポコあるが、下りはそんなに支障ない。
900mを過ぎたくらいから、再び初雪山が見えてきた。
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・912付近から初雪山
あの斜面は魅力的だ。少しスラフが出ているが。
さて、頑張って登ると・1141位から疎林となってくる。
後ろには、白鳥山などきれいに見えてきた。
1300mくらいでダケカンバが登場すると、いよいよ樹林もなくなり山が迫ってくる。
しかしいい斜面だ。
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1350m付近から
1350m付近からこの北斜面をトラバースも出来るみたいだが、今回は尾根を行ってみた。
振り返ると登ってきた尾根が落ちていっている。その向こうには日本海。
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北尾根
1350mで西の快適そうな斜面を尾根を目指してジグを切る。
疎林があるのでそれを過ぎると尾根に乗っかる。
西側はほとんど雪がなく、雪庇分だけ雪が残っている感じだ。
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山頂手前の尾根
ギリギリの所を登って、三角点のある所の少し手前だけ数歩スキーを脱いだ。
ヤブの中は少し踏み跡がある感じであった。
西の尾根を見ると、登山者が多く登っていた。
小川発電所から大地山を越えてきている人達だ。見えるだけで10名はいるだろうか?
その向こうには、毛勝はじめお剱様がきれいだ。
後ろというか下を見ると山スキーヤーが一人1350m付近に来ていた。
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西尾根と剱、毛勝
再度スキーを着けてすぐに三角点がある山頂に着いた。
その向こうに少し小高いポコと電波塔がある。とりあえずそこまで行ってみる。
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三角点の場所とあっちが山頂?
GPS上1622mの所へ行くと、ちょうど西尾根からのおじさんが一人到着していた。
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電波塔
この電波塔、実は北陸電力の雨量計だそうだ。
こちらの山頂からの展望も抜群である。
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栂海新道方面
妙高方面も霞がかかっていたがよく見えた。富山湾も見える。
7時間弱頑張った甲斐があった。
西尾根から続々とスノーシューやツボ足の登山者が来る。風は弱い。
私のあとの方はなかなか登ってこない。
さて、三角点付近に戻ってドロップ準備。
三角点の所から東へ丸い尾根が延びているので少しそこを行き北面へ飛び込む。
ザラメで快適、雄叫びあげて下りる。ここが一番気持ちよかった。
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北面から尾根に乗った所
北面下りすぎると戻れないので、少し斜度が緩くなった所で北尾根にトラバース。
上部は、快適なザラメであった。
途中、左振りすぎたがうまくトラバースしてきた尾根へ。
杉林手前から雪は腐るわ、折れた枝は多いわで少し苦労するも林道への急斜面へ出る。
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林道への急斜面
転んだら一直線へドボンという感じである。たまにあるここは転べない場面が今シーズン初か。
無事林道へ、標高差1300mを40分くらいで下りてしまった。
これだからスキーは辞められない。
がしかし、ここからが核心である。先のデブリの山をトラバースしたり、雪途切れて雪壁のぼったり。
時間は稼げない。
一カ所なんか嫌な予感がして止まった所で落石2発来た。
こういう時の感はバカに出来ない。
板傷ついたが、速攻そこを切り抜け、斜面上を注意しながら真っ暗な大平トンネルを抜け駐車地に着く。
結局このアプローチが行きも帰りも2時間近くかかって核心であった。
水が至る所で出ておりこれがうまかった。
もう少し早い2,3月でデブリがあまり出ていない時ならもう少しイージーであろうか。
駐車地には他に2台あったが、地元のナンバーの方であった。
大汗かいたので、今回は朝日町の方へ少し行ったヒスイ温泉に行った。
オーシャンビューでよかったが、シャワーの水圧弱かった。
この辺り良さそうな温泉がまだありそうだ。また来てみたい。
天候:ピーカン
いい名前ですね~初雪山。以前白鳥山登った時に見たらますます行きたくなったのだ。
しかし、昨シーズンなどなかなか行く機会がなくウズウズしていたが、今回賞味期限間近
であろうが行ってみた。
標高は、地図上の三角点としたが、その南に少し小高い所がある。
そこが、ピークかなとも思う。他の人は、そこを1610mとか1615mとか表記している。
私が行ってみてGPSで測量した結果、積雪分差し引いて1618mかなと。
まあいいっか。
さて、前日の土曜は雨降りでどこへも行けず、実家近くのハルピンラーメン食べて英気を養い
一路、糸魚川へ向かう。糸魚川では先週食べ損ねたブラック焼きそばを、部下のお薦めの店へ。
月徳飯店というお店で、ここは以前食べた所と違い薄焼き玉子がのっていた。
前の所は目玉焼きだったが。どちらもいい。
この店にあった、雨飾プレートなるものも次回食してみたい。
そして、道の駅市振で車泊する。
2時半起床で、ごはんいただいて大平地区へ向かう。
最初の発電所の所で除雪は終了しており、広い場所に車おく。
のんびりし過ぎで4時発となる。
トンネルの出入り口は雪壁となっている。林道もデブリで埋まっていたりしている。
土砂も流れてきており帰りは要警戒だ。
林道の雪は途切れ途切れで脱いだり履いたり忙しい。
2つ目のトンネル過ぎてしばし行った所から、トンネル以外は脱がなくなった。
その頃夜も明けてきて、谷間から初雪山と月が見えた。
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初雪山と月
滝淵手前まで約1時間。意外と時間かかった。
そこからまたトンネルをくぐると谷はゴルジュとなり、林道にはデブリが溜まりほぼ雪壁となる。
まだ少し雪が緩かったのでよかったが、滑ったらあっという間に川の中である。
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林道の様子
これがまた時間くってしまった。誰も連れてこなくてよかった。
慣れない人だと相当に難儀するだろう。
寝入谷の橋を渡ると取り付きの尾根であるが、どうも雪も途切れていそうだ。
その少し先へ行く。またトンネルがあるが、そこから取り付くことにした。
その先の林道を利用すればよいというのもあるが、デブリ林道をクリアするのに時間がかかりすぎるのである。
ちなみにトンネル内は、ネットとかワイヤーとかでいっぱいであった。
トンネル上は急ではあるが、雪は繋がっていそうだ。
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取り付きを振り返る
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取り付きの斜面
この斜面を登ると杉林に出る。そこから尾根上を行くとすぐに寝入谷からの尾根と合流する。
しかし、先日の強風低気圧のせいかわからないが、折れた枝が多い。
これは、樹林帯の中ずーっとそうであった。
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杉林上の尾根
杉林を抜けると、広葉樹林帯となる。雪質はいいザラメであった。
この頃から陽が当たり出す。
あとは広い尾根をのんびり行く。ブナとかミズナラとかの林で樹林間隔も適度でいい。
右、左と小尾根が合流してくるので視界が悪いと迷いそうだ。
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適度な樹林間隔
たまに小さいポコあるが、下りはそんなに支障ない。
900mを過ぎたくらいから、再び初雪山が見えてきた。
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・912付近から初雪山
あの斜面は魅力的だ。少しスラフが出ているが。
さて、頑張って登ると・1141位から疎林となってくる。
後ろには、白鳥山などきれいに見えてきた。
1300mくらいでダケカンバが登場すると、いよいよ樹林もなくなり山が迫ってくる。
しかしいい斜面だ。
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1350m付近から
1350m付近からこの北斜面をトラバースも出来るみたいだが、今回は尾根を行ってみた。
振り返ると登ってきた尾根が落ちていっている。その向こうには日本海。
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北尾根
1350mで西の快適そうな斜面を尾根を目指してジグを切る。
疎林があるのでそれを過ぎると尾根に乗っかる。
西側はほとんど雪がなく、雪庇分だけ雪が残っている感じだ。
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山頂手前の尾根
ギリギリの所を登って、三角点のある所の少し手前だけ数歩スキーを脱いだ。
ヤブの中は少し踏み跡がある感じであった。
西の尾根を見ると、登山者が多く登っていた。
小川発電所から大地山を越えてきている人達だ。見えるだけで10名はいるだろうか?
その向こうには、毛勝はじめお剱様がきれいだ。
後ろというか下を見ると山スキーヤーが一人1350m付近に来ていた。
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西尾根と剱、毛勝
再度スキーを着けてすぐに三角点がある山頂に着いた。
その向こうに少し小高いポコと電波塔がある。とりあえずそこまで行ってみる。
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三角点の場所とあっちが山頂?
GPS上1622mの所へ行くと、ちょうど西尾根からのおじさんが一人到着していた。
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電波塔
この電波塔、実は北陸電力の雨量計だそうだ。
こちらの山頂からの展望も抜群である。
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栂海新道方面
妙高方面も霞がかかっていたがよく見えた。富山湾も見える。
7時間弱頑張った甲斐があった。
西尾根から続々とスノーシューやツボ足の登山者が来る。風は弱い。
私のあとの方はなかなか登ってこない。
さて、三角点付近に戻ってドロップ準備。
三角点の所から東へ丸い尾根が延びているので少しそこを行き北面へ飛び込む。
ザラメで快適、雄叫びあげて下りる。ここが一番気持ちよかった。
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北面から尾根に乗った所
北面下りすぎると戻れないので、少し斜度が緩くなった所で北尾根にトラバース。
上部は、快適なザラメであった。
途中、左振りすぎたがうまくトラバースしてきた尾根へ。
杉林手前から雪は腐るわ、折れた枝は多いわで少し苦労するも林道への急斜面へ出る。
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林道への急斜面
転んだら一直線へドボンという感じである。たまにあるここは転べない場面が今シーズン初か。
無事林道へ、標高差1300mを40分くらいで下りてしまった。
これだからスキーは辞められない。
がしかし、ここからが核心である。先のデブリの山をトラバースしたり、雪途切れて雪壁のぼったり。
時間は稼げない。
一カ所なんか嫌な予感がして止まった所で落石2発来た。
こういう時の感はバカに出来ない。
板傷ついたが、速攻そこを切り抜け、斜面上を注意しながら真っ暗な大平トンネルを抜け駐車地に着く。
結局このアプローチが行きも帰りも2時間近くかかって核心であった。
水が至る所で出ておりこれがうまかった。
もう少し早い2,3月でデブリがあまり出ていない時ならもう少しイージーであろうか。
駐車地には他に2台あったが、地元のナンバーの方であった。
大汗かいたので、今回は朝日町の方へ少し行ったヒスイ温泉に行った。
オーシャンビューでよかったが、シャワーの水圧弱かった。
この辺り良さそうな温泉がまだありそうだ。また来てみたい。
来シーズン是非行きたいと思っていますが、3月くらいが適期でしょうかね。
そうです。林道が核心です。3月くらいがよろしいかと。
→フジタさん
お疲れ様でした。基本何処でもスキーでして。。。(笑)
山頂でお会い出来るかと思いましたが、そういうことでしたか。
またお会いしたらよろしくお願いいたします。