塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長期政権を築いた代表監督たち

2021-06-30 11:15:35 | 日記
 1982年から90年までの8年間、イングランド代表を指揮したボビー・ロブソン。

 クラブでもPSVやバルセロナ、ニューキャッスルを率いましたが、一番のハイライトはポール・ガスコインの名前が世界中に伝播した、90年ワールドカップでしょうか。

 僕の目には8強のカメルーン戦で与えられた2つのPKが、主審の「カメルーンでは」という思惑が反映されていたとすれば、案外ここで敗れていたかもしれません。

 勿論与えられたPKを外さなかったリネカーが素晴らしいわけですし、だからこそ4強でドイツに敗れた際、今もって語られる

 「ポール・ガスコインの涙」

 が誕生したわけですしね。

 ですからレーブとデシャンが率いた在籍期間、デシャンは2012年からの9年、レーブに至っては2006年からの15年という年月は本当にすごいという言葉が陳腐に感じれれる長さと言えます。

 特にレーブは2004年のクリンスマン政権発足時からかかわっていますから、その時代を含めると17年になりますからね。

 その間、デシャンもレーブもワールドカップ優勝を果たしていますから、ファンの間では

 引っ張りすぎたのではなかろうか
 代表監督を残すなら、コーチ陣を刷新すべっきだったのか

 という気持ちが強いのでしょうか。

 デシャンが優勝を果たしてから3年ですから、まだ「マンネリ」というわけではなかったとも言えますが。

 ドイツ代表はレーブの参謀役であったハンジ・フリックが既に代表監督に決定しており、チェルシーのカイ・ハベルツ、ティモ・ベルナーが主軸となるのでしょう。

 興味ぶかいのはGKの人選で、レーブはマヌエル・ノイアーを自身が監督を始めた当時から信頼し、招集対象としてきましたが、今後はベルント・レノやテア・シュティーゲンなど、顔ぶれに変化はあるのか。

 フランスはまだデシャン政権が維持されるのか、解体されるかはわかりませんが、デシャン自身は休養に入っても、指揮官としてすぐに復職するようにも思います・

 
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