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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

映画「炎のランナー」を見返して

2025-01-12 20:41:36 | 日記

 よくコンバースのキャンバス・オールスターを雑誌は

 

 1960年代のNBA選手のほとんどが着用

 市場占有率は9割

 

 と語ります。

 

 僕はよく着用しますが、およそ80年前はこの靴で、プロ選手がコートを走っていた、という事実に驚かされませんか。

 

 僕は昨日、久々に映画「炎のランナー」を見返しましたが、まずその衣装が本当に素晴らしい出来栄えで、イングランド、スコットランドにおける伝統衣料品を堪能できます。

 

 イングランドならば、クリケットセーターやパイピングされたブレザー

 スコットランドならばツイードの上着

 

 がそうなのですが、1924年のパリ五輪が舞台ですから、アスレチックウエア、スパイクも確認できるのが特徴ですね。

 

 本革のみるからに重量のある黒いスパイク

 当時の選手たちには、この形が普通である

 

 ことを、否応なく知らされます。

 

 もし当時の陸上選手、サッカー選手、テニス選手たちが

 

 軽量で履き心地の良いニットスパイクならば、もっと良い記録が誕生しただろうか

 厚底の靴が支給されていたならば、どのような感覚を抱いただろうか

 サッカージャージに限らず、現在は吸汗速乾は当然だが、当時は天然素材が当然

 

 という、選手支給品の差はまさに劇的ですからね。

 

 炎のランナーは、人間模様も素晴らしく、とりわけ「ユダヤ」「信仰の自由」が、嫌味になることなく挿入されています。

 

 プロサッカーの世界でも宗教的価値観での対立は起こりえると思いますが、その際の解決案になるかもしれません。

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