★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「休日事情」

2024-12-19 15:59:25 | ベトナム・ハノイ

 社会主義のベトナム、きっと「休日は少なくみんなたくさん働いているのでは?」と言うイメージかもしれない。

昨日「来年の自社のカレンダーをを作ってください」と管理者から依頼があった。

起業14年目、今後は「管理者」に「まずは作ってみてください。」と依頼した。

 彼が作ったカレンダー「年間休日が126日になった」・・・「日本の大企業と変わらない日数である」

しかし改めて自分がチェックしても「このようになりそうになので、このまま承認した」

 現状のベトナムの現状は

*祭日は非常に少ない(年4日くらい?)

*しかしほとんどの企業は土日が休み(公務員の休日は以上に多い)

*時間外の割増率に至っては以上に多い:残業は150%、普通の休日(土日など)200%、テトなどの国の休日は300%

*しかし「田舎や中小企業の実態は日本よりも悪い、第一次産業が多く(≒70%)彼らに休日などはない。

都市部の特に大企業の待遇はすでに日本よりも手厚くなっている。しかし人口比率の多い貧しい人たちの状況は

大変厳しく「ますます貧富の差が大きくなっている」未だバイクや自転車も買えない人が田舎には多いのに

ハノイやホーチミンでは関税率200%なのに「ベンツやポルシェ、ロースロイス、レクサスなど」が普通に走っている。

こういう輩の休日は「ほぼ毎日が休日」のような印象である。休日返上で働き続けても「貧乏な境遇」からは

なかなか抜け出せない、しかし「政府などとのコネのある輩たちは」働かなくても、優雅な生活をしている。・・・

ベトナムとはそんな「ひずみのある社会主義の国なのである」(社会主義とはみんなが平等な国であるとの理想のはずなのだが?)

我々も「働けど働けど楽にならず、じっと手を見る」そんな状況が続いている。

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ベトナムハノイの「社会主義でもうまく行っている理由???」

2024-12-17 10:08:37 | ベトナム・ハノイ

 ご存じのように「ベトナムは社会主義の国である」つまり「中国や北朝鮮」と同じ政治形態なのだ。

しかし以前もブログに記したように「経済はドイモイ政策」によって市場開放されている。

この結果、世界でも有数のGDP成長率の高い国になっている。それでは政治は同なのかと言うと?

 社会主義の威厳は守りつつも「中国や北朝鮮などと全く異なるのが」集団性の社会主義と言うことなのだろうと思う

ご存じのように「中国や北朝鮮」は政治形態を悪用?した「独裁者」が「社会主義と言う隠れ蓑を使い結局は独裁国家を作っている」

日本では「社会主義=中国や北朝鮮」ととらえがちだが? ベトナムの政治形態は全く異なる。もちろん社会主義だが

「集団性の社会主義」と言われるように「突出した独裁者が出ないように国のTOPを複数(4名)にして、それぞれが

監視しあっているのである」 本日「ベトナムのニュースで衝撃的な事があった」 日本でも知られている「元フック首相」や

「4月には訪日したマイ女史」そして「ビン元副首相」の3人が平たく言うと「役職にある立場なのに汚職や人事権を悪用した」

と「認定した」処分はこれからだが、明らかに「政治の中枢からは外されたのだ」それぞれは「すでに辞任等しているが?」

国としては「どんなに立場の高いものでもダメなものはダメ」と「判断したということだ」・・・

 先日も「銀行を悪用した投資詐欺事件で首謀者の女性に死刑判決が下された」・・・

つまり「中国や北朝鮮のように権力を持った独裁者が司法まで勝手に変えてしまう国とは大きく異なる」と言うことなのだ!

「偉くても悪いものは悪い」という「自浄作用がちゃんと機能している」

そしてもう一つの「特徴」は「ベトナムの外交はしなやか」であるという事?

しなやかと言うと「聞こえはいいが?」つまり「どこの国とも仲良くし、敵を作らない」と言うことだ!

資本主義のアメリカや日本からはODAなど多くの支援を受けつつ「ロシアや中国」とも仲良くし、問題を起こさない。

ウクライナ問題などは「どっちにもつかない」「北朝鮮の大使館もハノイにあり、北朝鮮レストランなるものも存在し

外貨を稼がせている」空港などは日本がODAで作り、方や「鉄道などは問題はあるが中国から支援を受けている」

「元支配国のフランスとも仲は良く毎日パリ直行便が飛んでいる」・・・・要するに「外交的に八方美人」なのだ。

「貧しい国と言う事を武器に損をしない外交関係を資本主義社会主義を問わず展開し、知らず知らずのうちに

発展をしている。」国なのである、だからこそ「先進国の多くは中国からのシフト先をベトナムにしているのであろう」

自分も「14年前、ベトナムに会社を作ると言ったとき、社会主義なんだろう?・・・と心配してくれた人たちがたくさんいた」

自分は「社会主義の国のリスクは大きく政治体制であり独裁的故に危うい」と思ったが?ベトナムに関しては「たくさん読んだ書籍」

から得た情報に「この集団性の社会主義」があり「起業する場所を最終的にはベトナム」にしたのであった。

はたしてこれが正しかったのかどうかは「これからであるが?」

いずれにしても「社会主義であるベトナム」とこれからも付き合うには「法規、法律に厳しく」「したたかさのある国」

であることを肝に銘じて「まじめに法律を守り業務を続けようと思う」 「法律の厳格さをすべての人に公平に適用する」態度は

是非「日本でも見習ってほしいものである」・・・

 

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ベトナムハノイの「迅速救助」

2024-12-12 19:12:36 | ベトナム・ハノイ

数日前の事「会社からアパートに帰る大きな交差点での事」普通に信号待ちをしていたところ

後ろから停止線に止まろうとしていた「女性ドライバー」がなんでかわからないが「派手に横倒しになってしまった」

「通常転ぶような状況ではないのだが?」・・・そう思った途端、近くに居た「若者3名が」すごい速さで

「一人は女性を助け起こし」「一人はバイクを起こし」「一人は後ろから来るバイクに異常を知らせていた」

私も双方の立場になったことがあり「あら、助けよう」と自分も思ったが「そんな迷いも無く素早い、迅速な行動だった」

(これは事故った人が若い女性だったからではない)

 このことは「ここだけの話ではない」・・例外なく「街で転んだり、事故が起きた時」ベトナム人の「迅速な

事故処理、救助行動」は「日本人に勝ると思う」・・・交通ルールは守らないが「こういう人を助ける行動」は

驚くほど「率先し、迅速なのだ」そして「役割分担が打ち合わせ無でも整然と行われる」

「ベトナムの素晴らしいところである」そして処理が終わると「何もなかったのかのようにいなくなるのである」

とても素晴らしく「何度も感動した経験がある」

「救助に出遅れた申し訳ない気持ちを感じながら」そんなことを考えた。

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ベトナムハノイの「ベトナムビルの危うさ」

2024-12-12 18:32:33 | ベトナム・ハノイ

 最近「会社の近くのオフィスビル」で「けたたましく音をたてながら工事を行っている」

どうやら「ビルの外側に非常階段を作っているらしい」 少し前もそのはす向かいの「1階がカフェ、上部がアパート」の

建物に「同じく外付けの非常階段を作っていた」・・・最近はこの手の工事が非常に多い。

 さかのぼること3年ほど前、ハノイの「カラオケ店」(地位様ビル1棟がカラオケ店だった)で火事があり、確か20人以上が

犠牲になった、その他やはり商業施設やアパートでも同じような事故があり、多数の人が無くなっている。さすがに

腰の重い「ベトナム政府」も「動き出し」、この手の「非常階段の無い施設に対する罰則や、改修命令がたくさん出ている」

 思い出せば「カラオケ店」確かにメインの階段以外の「逃げ場所は無い」もし下の階で「火事が起きたら?」

窓も無く逃げ場所は「唯一の階段しかない」もうアウトである。思い起こせば「現在のオフィス」も同様である。

エレベータの他は「その近くの1つだけの階段」しかないのだ、まあ現在のオフィスは2回なので窓から飛び降りても

けがで済むようだが? ・・・つまりこれは「ベトナムと言う国、最近までこのような非常階段などの設備の制限が無かったということなのだ?

多くの犠牲者が出て「初めてまずい事に気づくのだが?」 もうその時は「取り返しのつかない建物がたくさんできてしまっていた」

「いくら経済成長率が高くても」やはり「たくさんの経験」をしないとこのような「危うい状況が起きてくる」

現在でもこのような建物の方が「圧倒的に多い」最近ようやく「建築認可にこの種の制限が出てきたのだが?」

まだまだ「危うい物件は多い」 少なからず「安いホテルもこのような物件になっている」

皆さんも「節約旅行で安ホテルに泊まったときには、最低限火災の時に逃げられるルートがあるのか?」確認してほしい。

「無いと気づいてももう遅いのだが?」・・先進国では絶対に許されないこういうことが「未だに行われてしまっている」

それもまた「ベトナムである」 工事の溶接火花が容赦なく振ってくる歩道を「相棒ミッと逃げながら」

そんなことを考えた。

少しわかりにくいが? ビルの側面から「歩道にもうすれすれに飛び出した」

非常階段を後付けで作っている。ここのビルは未だ「おそらくビル敷地内に収まっているが?」

はす向かいのビルの「外付け非常階段は全く歩道上にオーバーハングしており」

最後の地上に降りる階段は「当たり前だが歩道をふさいでしまうため」

最後の階段は「可動式になっており、下りるときに電動で可動式の階段が下りるようになっている?」

しかし火事でこのモータに電気が来なかったらどうするのか?

「誤作動したら?歩道をあるっている人の頭上に重量物の1階分の鉄の階段が降ってくることになる」

日本では絶対に許可にならない構造である。そもそも「パブリックスペースの歩道上にまるまる非常階段が

作れること自体が信じられない国である」

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ベトナムハノイの「ベトナム人の職業意識?」

2024-12-11 10:22:04 | ベトナム・ハノイ

 「本日いつもより15分ほど遅く会社に到着した」ところが「入り口のシャッターが開いていない?」

今までも何度か有った。「セキュリティ(住み込み管理人)のおじさんが未だ寝ているのである」今日は「霧雨が降っており」

このままでは「相棒ミッ共々ずぶぬれになってしまう」・・・そんなわけで「いつもの通り、シャッター横の管理人が寝ているスペース

の窓を何度かたたいた! しかし反応がない、仕方なく少しおいてから「何度かたたき」ようやくシャッターが開いた。

 日本であればここで「お詫びの言葉」が必ずある。しかしベトナムでは「ほぼそんなことはない」

「何が悪いんだ?とばかりの表情なのだ?」これでは「同情する気にはならない」

前回のブログでも「日本人の良いところ」として記したが、これに反して「ベトナム人の職業意識の低さにはあきれるものがある」

 町中の店では「店の外に椅子を置き」店の「セキュリティなる人材」が必ずいる。主な仕事は「お客さんのバイクが盗まれない」

ように「監視している」本来は「おいてあるバイクを整理したり」もするのだが、「多くの彼らは、何もしない」ただ「椅子に座って

終日スマホで、しかも時々は大音量」でいろんなコンテンツを楽しんでいる。そしてベトナム将棋に興じるものも居れば

近くの同業者とお茶を飲んでしゃべっている。その他にも・・・・

*プールの監視員「誰もいない事が多い」(日本ではありえない事だが?)居たとしても「監視などしていない」スマホでずっと

遊んでいるだけ!、これでは何かあったときには「絶対に手遅れになってしまう」

*お店の店員:自店で作った物(食品などを含め)が不良品であっても「補償などはしてくれない」日本では普通の補償なども

無いと思って間違いない。

*技術者:できない事の「言い訳が多い」自分の能力の問題で「納期や品質」が伴わないときに「自分のスキルを見直すのではなく」

ほとんどが「こんな要求をする方が悪い」と言う思考になるのである。ベトナムで「技術者を育成するには、こういうことを考慮する

必要もある」

*各種公務員:これが一番ひどいかもしれない? 警察官(良い人もいるのだろうが?)日々「賄賂を徴収している印象」

過去4回つかまったが「一度も正規の書類を作成されたことはなく」「人から見られないようにお金を要求する」

*一般庶民:慣例的に「交通ルールを含め、悪しき習慣が山ほどある。(いちいち汁性ないほど多い?これを文化だというのは

お翁間違いだと思う)それを親が普通にやるのであれば子供はそれに従う・・・どこかで断ち切らないと!<学校教育で教育するべきだと思う!

つまり今のベトナムには「公務員をはじめ、たくさんの職業があるのだが、仕事に対するプライドや責任感、何が善悪なのか?」

などの「意識を持たない人が多い」事は確かなのだ。日本も世界に出て「叩かれたたたかれて」現在のような「職業意識を持った」

(最近は薄れているのかもしれないが?)しかし今のベトナムはドイモイ政策を取ってから「遅いスタートだったのでそのメリット」もあり

「経済成長率の伸びが世界から見ても好調な国」になっている。生活は豊かになり、富裕者も増えた、しかし「それに伴った

職業意識の向上」や「モラルの向上」はこれに追い付いていない気がする。おそらく日本の「成長期にも同じようなことが有ったのだろうが?」

ベトナムは「国民を上げてこのことに気づかないと、いくら経済は成長しても先進国にはなり得ない」と思う。

長くベトナムが好きでベトナムに住む日本人としては「早くこのことに気付いてほしいものである」・・・

 ベトナムの名誉のために付け加えるが、全てが全て

「このような状況ではないのだが?残念なことにこれらが多数派であることは間違いない」

今朝、「セキュリティの職業意識の低さを垣間見て」そんなことを考えた。

 

 

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