ベトナムハノイの「環境問題の本気度」
昨日「ベトナムの2020年再生可能エネルギー投資額が8000億円を超えて
フランスやドイツを抜いて世界8位のレベルになった」とニュースでやっていた。
一瞬耳を疑った。個人GDP$3000以下の国で「再生可能エネルギー投資額が
先進国を上回ることなどあり得ないと思った」
しかしちゃんと読み返しても同じこと。地味なニュースだが、この事実は大きいと思う。
対象は「風力発電」「太陽光発電」「バイオマス」などであった。
社会主義国の良いところはこういう重要事項の「意思決定と動きが速い事である」
最近の中国を見ていて思った。「貧富の差なく、万人が平等に幸せになれる」というのが
社会主義(共産主義)のモットーだった。しかし現在の「社会主義国」を見ると
この理想を追っている国は「貧乏で経済がきつく」、あまりにも強い指導者がいて好き勝手やっている国
「中国」「北朝鮮」などは、どうやら「ゆがんだ政策」に走っているような印象だ。
では「資本主義、自由主義」に国はどうだろう。「貧富の差はますます大きく、人々に
不満がたまっている」コロナもうまくコントロールできず、難しい状況が続いている。
そんな中で私は「集団性社会主義」体制を敷いているベトナムは「よくやっていると思う」
・社会主義国だが「突出した指導者は無く、4名の指導者がうまくやっている」
・経済体制等はほぼ資本主義に近い
・情報統制が緩い。もちろん「多少の情報統制はあるにしろ」、例えば「google」などの
情報統制はされておらず、国民すべてが自由に閲覧できる。
(つまり自国の状況が客観的に判断できるということである)
・政治活動など行わない「普通の市民」にとっては「ほとんど制約や制限のない社会体制」が
維持できている。
ざっと記してもこれだけのメリットがある。
そして環境問題で痛い目(公害:喘息、イタイイタイ病など)遭った「日本」などの経験はもちろんベトナムも知っている。
「経済優先にしたがために環境問題を悪化させた悪しき見本である」
遅れてスタートしたがゆえにこれらの過去の事例をゆっくり検証できる時間があったのがベトナムである。
その未だ貧しい国が今このタイミングで「再生可能エネルギーに対し世界8位の投資を行った」
というのは特筆すべき内容だと感じる。ベトナムは「この問題に本気で取り組もうとしているのだろうか?」
だとしたら「ベトナムもなかなかやる国だと思う」