南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

ツワブキ

2024-12-05 14:53:11 | 日記

もう先日のことになりますが、11月30日、1日に久しぶりに湧水町に行ってきました。宮崎市から小林市まで宮崎交通バス、小林市から京町温泉駅までJR吉都線。途中、バス路線は山間地が多く、列車は加久藤カルデラの田んぼを中心にした盆地の中を通ります。JRの車窓から見るえびの米の田んぼは稲刈りがすっかり終わり、その広さが目に入ってきます。

花はほとんど目立たずにいつの間にか冬景色ですが、所々にサザンカのピンクや赤、またツワブキの黄色が際立っています。湧水町のわが家の小さな庭にも10数本のツワブキがきれいに素朴に咲いていました。

 

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もうすぐ8月も終わり

2024-08-29 15:24:51 | 日記

暑い暑いと言っていたとたん台風10号の来襲。宮崎直撃でなく、中心からずれたのは幸運でしたが、それでも瓦が数枚めくれあがったり、駐車場の屋根のタキロンが何枚か飛ばされたり、台風の規模にしては被害は少なかったです。片付けや掃除、ゴミ出しはまだ残っていますが。

いつの間にか8月もあと僅かになりました。今年は東京に住む姪とその子どもたちと食事をしたのが大きな出来事でしたが、父の命日だった28日は台風のためお墓参りに行けませんでした。土曜か日曜には行きたいと思っています。週3回の透析は相変わらず。お盆休みも出勤していたスタッフの皆さん、ほんとうにお疲れ様です。

9月は東京の孫夫婦も宮崎まで来てくれるらしいし、少し元気を出さねば、と思っています。

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1年が過ぎた透析生活

2024-05-18 16:49:26 | 日記

血液透析が始まっていつの間にか1年が過ぎました。
週3回、午前7時過ぎに透析病院に着き、パジャマに着替えた後、体重測定して透析のベッドへ。血圧測定、穿刺(せんし)があり、正午前まで4時間の透析がスタートします。これまで、途中で血圧が急に下がり、汗をかいたり、足がつったりしたことが何度もありましたが、この何か月はそんなこともなく順調に推移しています。食事や水分摂取、体重コントロールに注意しながらこのまま過ごせればいいかな、と思っています。
透析後は病院で用意してくれているお弁当を食べ、着替えて帰ります。食事中、ふと外を見ると、珍しいジャカランダの紫の花が咲いていました。緊張感が取れてやっと余裕が出てきた証しなのかも。それにしても看護師さんらスタッフの名前がなかなか覚えられません。まして患者の方たちも。このほど全腎会に入らせてもらったので、おいおい交流をはかっていきたいと思っています。

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染井吉野の咲く前に

2024-03-15 17:15:19 | 日記

冬の終わりに仲良しだった横浜の親類のMさんが内臓疾患のため亡くなりました。あんなに吉野桜が咲くのを待ちわびていたのに。白やピンクの蘭たちが主を待っているというのに。
手元に1枚の写真があります。戦争中の昭和18年か19年、ふたりの赤ちゃんが並んで座っています。Mさんの実家の東京で撮ったものと思われます。大人になってからは東京、横浜と、宮崎と離れて住んだ関係で一時は交流も途絶えていましたが、この2、30年は何回か会ったりラインで交信したりしていました。四か月違いの兄妹のようでした。ふたりとも植物が好きで、Mさんは殊に桜が好きでした。ラインでは文章のほか、いろいろな花の写真を送ってくれました。
透析などの都合で葬儀に参列できませんでした。あと少しで花の季節です。今年はしっかり花を見て仏壇に報告します。

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「We wish you a merry christmas‥」

2023-12-23 20:59:06 | 日記

今年は3月に宮崎県立病院でほぼ一か月の入院のあと人工透析の導入、4月から透析施設のある地域の医院で継続的に透析生活を送っていて、人生でも大きな転換点になったと言える年でした。
当初は精神的に落ち込んだり、何もかも初めてでまごついたりでなかなかなじめないでいましたが、先生はじめスタッフの方々の手助けでなんとかペースがつかめてきたようです。それでも週3回4時間の透析は相当に長く、途中血圧が急に下がって気分が悪くなったり、足がつったりして看護師さんに迷惑をかける日がたびたびあります。終了後のだるさなど予想以上にきつい感じですが、これからも何とかスムースに治療が受けられたらと思っています。
この4時間をベッドの上でどう過ごすか、が問題ですが、私は約2時間をNHKラジオFMの「クラシックカフェ」、後半をアマゾンの朗読アプリ・オーディブルで文学作品の朗読を利用、いま夏目漱石をあらためて聴いています。
ところで、ベッドの脇にはダイアライザーという透析の装置などの機械がありますが、透析終了と同時にメロディーが流れます。ひとつはだれでも口ずさむことができそうなクリスマスソング。「夏なのになぜクリスマス?」と思ったのですが、クリスマスの定番曲なのに、なじみのある曲なのに、題名がどうしても思い出せないのです。そしてもう1曲はアメリカの有名な曲なのにこれもなかなか分からずにいたところ、最近になって相次いで曲名が判明して胸のつかえが降りました。私にとってはささやかな喜びのひとつでした。
一つはイギリス発祥のクリスマスソングで「We wish you a merry christmas and happy new year」。もう1曲はフォスター作曲「夢みる人」。クリスマスソングの方はYouTubeで、フォスターは偶然TVのCMで知りました。テンポがだいぶ違うので気づかずにいたのでした。スタッフの反応がほぼなかったのはちょっぴり残念だったものの、皆さんにとっては、多くの患者一人ひとりの命を預かる真剣勝負の場、チャイムどころではないのでしょう。
今年は何とか無事に過ごせそうです。今後はさらにスタッフの皆さんや患者間のコミュニケーションに恥ずかしがらずに努め、透析生活が無事にスムースにいくように、と願っています。来年以降もよろしくお願いします。

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